『深夜食堂』第4部

『深夜食堂』の第4部をレンタルした。
その1枚目は第一話から第四話まで。

【タンメン】
【アメリカンドッグ】
【トンテキ】
【オムライス】

B作さん演ずる落ち目の芸人と、最近売れ始めたその弟子を演じた新井浩文さんの【アメリカンドッグ】もよかったけれど、一番は【オムライス】でしょう。

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岡田義徳くんの物理学者が妙にはまり役で、楽しませてもらいました。ユナ役のコ・アソンさんもよかった。このドラマには珍しい昼間のロケもよかったです。

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オムライス。子供のころには憧れの食べ物でした。デパート最上階の食堂では、こいつに旗を立てたものが出されてました。今でもあるんでしょうか、旗つきのオムライス。

先日観た『タンポポ』で、のっぽさんがオムライスを作るシーンがありました。その作り方と深夜食堂での作り方が違うのです。できあがったものの見た目はほぼ同じなのに。なるほど、同じメニューでも、いろんなアレンジがあるんだなあと、妙に得心した次第。

ときどき、食べたくなりませんか?オムライス。
いつも人に作ってもらうばっかりで、自分は食べるだけなんですが、いやまて、もしかしたらやればできるんじゃないか・・と。

その場合、のっぽさんの作り方か、マスターの作り方か、どっちを選ぶかが問題なのですが。


『深夜食堂』やっぱりこのドラマ、私には合ってるようです。


・・・・And that's the way it is

gonbe5515

# by starforestspring | 2018-02-06 17:55 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『いまる』に思う

「名前は、子供への最初のプレゼント」
初めて聞いたときに、この言葉ほど強く頷けた言葉はそれほど多くない。

ちまたにあふれる親から子へのプレゼントを目にするたび、そこに込められた親の気持ち、子への思いについて考える。読めない名前、外国人の名前、昔学内の立て看板で見たような漢字。それが親が選んだプレゼントなら、とやかく言うことはもうすまい。自分で選べなかった子供は、将来なにか言いたくなるかもしれないが。

私の娘たちが生まれた時、こうあってほしい、こんなふうに成長してほしいという願いがあり、それを名前にどう反映させようかと悩みに悩んだ。来年成人式を迎える娘たちが、その名前をどう思っているのか直接聞いたことはないけれど、少なくとも困ったりいやがったりしている様子はなく、一心同体のものとして、持ち運んでくれてるようなのでホッとしている。

ただ最近思うのだ。

親から子への最初のプレゼントということで、過大な期待、願望が込められすぎて、その名前を贈られた子供たちには、背負うには重すぎる名前になっている場合があるのではなかろうか。自分がこうありたい、長じての特徴が、その名前とは裏腹なものになっていて、はにかんでしまう場合もあるのではなかろうか。

親の願望と、子供の実際は、時として悲劇、喜劇を生むような気がしてならない。


そこで思い出すのが明石家さんま師匠の名付けなのだ。「生きてるだけで丸儲け」「いきてるだけでまるもうけ」から三文字をとってつけた娘さんの名前が『いまる』

不思議な音だし、これまでどこでも見たことのないひらがなの組み合わせ。


結局・・親が子供に願うことは、生きていてくれること。与えられた生を、大切に保ち続けてくれること。勉強が出来るとか、スポーツで金メダルレベルだとか、大金持ちになるとか。明るく元気にほがらかに。たくましく強くおおらかに。美しく育ち大勢に愛されるとか。そんなことはすべて“生きていてこそ”

希望とか、願望とか、親の欲目だとか、将来の期待だとか、それら全部を“余計なもの”としてそぎ落とし、「これだけは」と最後に残るもの。それが“生きている”ことだったのだ。


いまるさんは、自分の名前の由来を教えてもらったときに、きっと笑ったに違いない。ポカンとしたかもしれない。でもだからこそ、親が真実自分に求めているものがなにかを知ることが出来た。親が思う子供の理想像とは関係なく、自分の肩に載せるものは、自分が決めればいいのだと知ったのではなかろうか。責任感と安心感と期待と、目の前に広がる大きな世界を感じながら。

私がどれだけ考えても頭をもんでもひねっても、この名前は出てこない。絶対に。

本当に素晴らしい名前だと思う。


「師匠、おみごとです。」


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515



# by starforestspring | 2018-02-04 19:35 | 雑感 | Comments(0)

空のむこう

ひさしぶりに『あやしい彼女』を観た。
多部未華子さんの歌声は実にいい。私の好きな女性の歌声というのは、本田路津子さん、ダニエルビダルさん、藤原秀子さん、木村弓さんなどであるが、これらの人たちと同様、多部未華子さんの歌声は、聴く者に声だけではない、別のなにかを届けてくれるような気がしてならない。叶うことならカラオケにご一緒して、その“なにか”をとことん突き詰めてみたいものだが・・・。


で、この映画の中で多部未華子さんは『見上げてごらん夜の星を』『真っ赤な太陽』『悲しくてやりきれない』『帰り道』の4曲を歌う。この4曲を聞いていてつらつら思うのは、『見上げてごらん夜の星を』が、一番“昭和っぽい”歌のように思えるということだ

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『見上げてごらん夜の星を』
  作詞永六輔、作曲いずみたく。

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる


この曲について書いたwikiを読んでみると、「地方から東京へ集団就職し定時制高校に通っていた生徒たちは、この名曲に励まされた」らしい。たしかにこの歌詞の中にある“小さな星” “小さな光” “ささやかな幸せ” “名もない星”などは、大都会東京にのみこまれそうになる若者たちが、我が身を投影しやすい言葉だったろう。

平成生まれの人にとって昭和というのは、昭和生まれの私たちにとっての大正と同じように、セピア色の時代なのかもしれない。昭和のまんなかあたり、昭和38年に生まれたこの曲も、かつて昭和に生きた私には、古いアルバムを開いたときのような、かび臭いけれど懐かしいにおいがする曲なのだ。

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この曲を小さく口ずさんでみて気づく。最近空を見上げることが少なくなったということに。若かりし頃、見上げた空の向こうに見えていたものが、もう見えなくなってしまった。理由はたぶん、これなのだけど。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515



# by starforestspring | 2018-02-03 15:38 | 音楽 | Comments(0)

灰色の空に、光ひとすじ

昨日本屋に入ると、入口ドア脇の平積み書棚に朝乃山関がいた。

いや、もちろん実物ではなく、顔写真。朝乃山関、ついに雑誌の表紙を飾るほどに認知されたか!と、勇んで手にとってみた。そしたら知らないうちに地元新聞社が創刊してた、富山のスポーツに特化した雑誌だった。

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この雑誌、一昨年の年末に創刊され隔月で発行されているらしい。富山に住んでいながら知らなくてゴメンナサイ。でもねえ、ここ富山で、こんな雑誌が創刊されるなんて思いもしなかったですよ。画期的と言っても言い過ぎじゃない。

出る杭は打たれる。出る杭にはならぬよう。目立たず目立たず、ひたすら目立たず。前に出るな、後ろへ下がれ・・。そんな土地柄からこんな雑誌がねえ。見直しました。よくぞやったよ、北日本新聞社。

とはいえ、

サッカーはカターレ、野球はサンダーバーズ、バスケットはグラウジーズ、バレーボールはアクアフェアリーズ、相撲に朝乃山関、あとレスリングで登坂さんやスケートの田畑さん、スノーボードの大江さん。氷見のハンドボール、小矢部のホッケー・・ここまでは私もスラスラッと出てくるのだけど、さてそこから先は?

いやいや、ここは前向きに考えよう。この雑誌が起爆剤になって、カターレやサンダーバーズの試合を見に行く人が増える。観客が増えることで、選手も勢いづき連戦連勝。勝つことでまたファンがファンを呼び、いつかアルビレックスのビッグスワンスタジアムのような盛り上がりを見せるようになる・・・といいなあ。

でも、カターレがJ2に上がってきたら、私はサンガに肩入れするんで、ゴメン。

「T'SCENE」さん、これからもがんばっていただきたいものです。

いや、ほんとに。



・・・・And that's the way it is.

gonbe5515


# by starforestspring | 2018-02-02 16:23 | | Comments(0)

『続・深夜食堂』

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「焼肉定食」

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「焼きうどん」

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「豚汁定食」

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以上、3話オムニバス。


なんと言えばいいのか、花形満と左門豊作、あるいは田原俊彦とあがた森魚、感情移入できるならどちらですか?というのに似てる。この作品の空気感を心地よく感じるのは、左門豊作とあがた森魚に心寄せる方ではなかろうか。

多部未華子さんは、第三話「豚汁定食」にご登場。とろろご飯をすするシーンは、『つばさ』での朝食シーンで納豆を食べるところとなにも変わってはいない。その変わらないところが多部未華子さんのいいところに違いない。

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夜中の12時から、朝の7時までが営業時間という、わけのわからん食堂をやってる店主、そこに集まる常連。行き来する視線、遠慮のない会話。辛辣な言葉のやりとりの中に感じているであろう心地よさ。

一般人と呼ばれる人たちが、白河夜船に揺られている時間を生きている人がいる。陰と陽。表と裏。どちらが陰でどちらが裏なのか、誰がそれを決められるのか。

夜中の3時、紅天や焼きそばを食べながらお酒を飲んでいる暮らし。あのとき違う選択をしていれば、私はそっちで暮らしていたかもしれない。たいしたことでもない理由で決めた右と左が逆になるだけで。

憧れなのか、ないものねだりなのか、そこのところがよくわからない。にしても、私はこの映画が好きだと、大きな声で言える。

そして、この映画におけるオダギリジョーは、実に味わい深いとも。
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・・・・And that's the way it is

gonbe5515





# by starforestspring | 2018-02-01 20:47 | 映画・ドラマ | Comments(0)

美食

子供の頃父は、「男は食うものについて、とやかく言うものじゃない」と私に教えた。
戦時中、兵隊として外地に赴き、昆虫や草まで食べた経験がそう言わせた、私はずっとそう信じていた。しかし結婚し、ニョーボにごく一般的な家庭料理を食わせてもらえるようになってふと思ったのだ。父のあの言葉は、男手ひとつで3人の幼子を育てることになってしまった、料理がそれほど上手ではないおっさんの、照れ隠しと言い訳の言葉だったのではないかと。

「みつごの魂百までとはよくいったもので、私はいまだに出された料理に「美味い」「不味い」が上手に言えない。少々口に合わなくても、それが吐き出したくなるほどのものでない限り全部食べきるし、「イベリコ豚を焼いたもの」「なかなか手に入らない鮭」という言葉を添えた料理を食べても、スーパーで売ってる豚肉や、パック詰めの鮭の切り身との違いがわからない。

私がこの世で一番美味いと思っている食べ物は、父が作っていた塩のかたまりのような梅干し、それから樽にいっぱい漬けた白菜の漬け物である。梅干しは塩の衣をかぶったひからびた梅の実だったし、白菜の漬け物は、漬かりすぎて黄色く変色したものだったが、そのどちらもが、「これさえあればご飯何杯でも食べられる」とてつもなくおいしい食べ物であった。

当然のことながら、父亡きあと、梅干しも白菜の漬け物も口にすることが出来ない。高血圧を患う今の私にとって、それが幸せなことなのか、不幸せなことなのかの判断はつきかねるところだけれども、時折思い出しては無性に食べたくなることがあるということは、父の名誉のためにも告白しておかなければならない。

かかりつけのドクターやニョーボには黙っていてほしいのだが、私はときどき、チキンラーメンの袋をあけ、かたまりをほぐしながらボリボリかじって食べる。こうすると不思議に、塩の衣をかぶった梅干しや漬かりすぎた白菜の漬け物を食べてたころを思い出せるからだ。

台所に立つ、父の後ろ姿も。


・・・・And that's the way it is

gonbe5515



# by starforestspring | 2018-01-31 16:47 | 思い出 | Comments(0)

2018年冬季オリンピック

相撲の15日間が終わって、さて・・と見渡せば、次は平壌冬季オリンピック。
あ、ちがった、平昌冬季オリンピック。いかんいかん、誰かさんの最近の振る舞いを見てると、勘違いしてしまって。


冬季オリンピックにおける私の興味の対象は、スキーの各種競技。特にアルペンがお気に入りだ。ノルディックもなかなかにおもしろいものだが、滑降や大回転のスピード感や選手のテクニック、コンマ何秒を争う緊張感に勝るものではない。

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アイスホッケーもいいですな。今回はスマイルジャパン(アイスホッケー女子)の戦いぶりに注目したい。昨日までの強化試合、3試合で1失点での3連勝。(サッカーでよくやる“かませ犬”的な相手ではなく、いずれも世界ランキングが日本と差のないチェコ、ドイツとやってのそれは、本番を楽しみにさせてくれる。

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あれは1972年、札幌オリンピックでのことだった。義兄にアイスホッケーのルールを教わったり、ジャネットリンの転倒のあとのスマイルにハートをわしづかみにされたり、日の丸飛行隊(笠谷・金野・青地)の活躍に大喜びしたり。バイアスロンという競技を見て驚いたり。
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オリンピックに出場される日本の選手たち、そして世界の選手たち。多くの汗と涙を流して培ってきた、ご自身の技術体力を、本番にてあますところなく発揮されんことを切に願っている。メダルどうこうは言わない。入賞するとかしないとかも言わない。

競技を終えたあと、やさしく微笑むことが出来ますように。
世界中のアスリートが集うオリンピックに国家を代表して出場すること。それじたいが胸を張っていいことなのだから。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515





# by starforestspring | 2018-01-30 18:25 | 雑感 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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