カテゴリ:京都橘 オレンジの悪魔たち( 28 )

橘祭 水上ステージ

問>見始めると思わず知らず最後まで見てしまうもの。

答>京都橘高校吹奏楽部の動画

最近仕事が忙しく、なかなかYoutubeを開く機会がなかったのだが、一昨日の休みの日、久々に「オレンジの悪魔」たちの動画を見た。私はステージでの演奏はもちろん好きだが、パレードのほうはそれよりさらに好きなので、ついそっちを選んでしまう。短いものでも20分前後、長いものだと1時間くらいあるのだけど、これがなかなかやめられない。早く寝なければいけないのに、途中で止めることが出来ない。

私の橘中毒は、急性の時期を過ぎて、慢性化してしまったようだ。

b0137175_16520121.jpg

Youtubeには「橘祭 水上ステージ」の動画がいくつかアップされている。2010年、14年、15年、17年。これらの動画は、先に挙げたステージやパレードでの演奏とは違う悪魔たちの姿を見ることが出来る。

「ただの高校生の」青春の一コマである。観客の多くはクラスメイトやもしくは同じ高校に通う生徒たち。飛び交う応援の声。名前を呼ばれる悪魔たち。アメちゃんを投げたり、マイクで叫んだり。オレンジのユニフォームを着ているときとは違う、素の笑顔がはじけている。

b0137175_16523671.jpg

寺町京極でのパレードや、大阪城ホールでの演奏の時は、ただもううっとりとそのエンターテイナーぶりに見ほれてしまい、それはもう別世界での演奏なのだけど、橘祭でのそれは、とても身近で、自然に観客の一人になることができ、のみならず掛け声のひとつもかけたくなるような、おっさんにもあった青い春を思ってつい遠い目をしてしまいそうな、そんな姿である。

この動画に映っている生徒たち、今は大学生や社会人として活躍しているのだろう。結婚している人もいるかもしれない。子供を抱っこしている人だっているかもしれない。

そういう彼女らが今この動画を見たら、少し照れながらも微笑んで「そういうたらこんな時もあったなあ」と、手を休めてしばし見つめるのだろうか。

b0137175_16515727.jpg
みんなが幸せであってほしい。この動画を見て、思いついて楽器を取り出したり、立ち上がってステップを踏んでみたり。


そうであってほしい。


その演奏やパレードで、私を幸せな気持ちにしてくれた彼女らに、私以上の幸せが降り注いでいることを願っている。


gonbe5515





by starforestspring | 2019-01-20 16:57 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

音は聴くもののみにあらず

年が明けての初出勤を終え、今日が3日目。新年を迎えたとはいえ、世間はいつも騒々しい。とはいえ、私の中で最も重要なこととして受け止めている最近の韓国の所業さえ、BBCやCNNには一行も出ていない。ソマリアやトルコ、フランスやアイスランドでの出来事が、朝日や読売、産経に出てこないのと同じことと思われる。

だからと言って、手を緩めていいということではない。見る人は見ている。やるべきことはしっかりやらねば。

さて、国内に目を向ける。今年のGWは、新元号発令もあり、10連休になると新聞で発表されていた。10連休どころか、就職して以降、一度たりともGWを経験したことのない身にはどこの世界の話なのだと。10日も続けて休んで、業務に支障は出ないのか?お客様に迷惑はかからないのか?

支障も迷惑も関わりのないところが休むんだろうなあ。「あ、すみませんね。明日から休みなんです。ええ、10連休。ご迷惑をおかけするかもしれませんが、まそういうことで、ひとつヨロシク。じゃ、私はこれで。失礼!」って?

正直に言おう。うらやましいぞ!

そういう心が毛羽だったときに効くのが京都橘高校吹奏楽部の動画を見ること。先日Youtubeで「京都橘高校吹奏楽部 パーカッション」で検索した。新しい動画をあとからあとからアップしてくださる方がおられるので、同じ語句で検索しても、ヒットする動画が変わるのだ。今回も新作発見。こんなのだ。


b0137175_11551674.jpg
後ろから撮影した動画に不思議な魅力があることを最近知ったのだが、この動画は秀逸である。パーカス隊の魅力が凝縮されている気さえする。特に2曲目のsing sing singの時に、サスペンドシンバルを叩いている生徒さんの動きには圧倒される。なるほど、こんなふうにたたいたりミュートしたりしていたのかと、感心することしきり。

吹奏楽に属するたくさんの楽器にはそれぞれ担当する音がある。その音の全てが楽譜どおりに揃っている場合と、どれかが欠けている場合とでは、聴いた時の印象は変わるはず。その中でもパーカッションは、そのあるなしの影響の大なること顕著なのではあるまいか(少なくともパーカッションのないsingsingsingは考えられまい)。

こういう映像を見ると、私が知らないだけで、それぞれの楽器が持つ魅力、演奏方法はたくさんあるに違いない。

音は聴くものだけれど、また見るものでもあるなあと、意を強くしている。京都橘高校吹奏楽部の動画を繰り返し見ているうちに、いつの間にか浮世の憂さなど雲散霧消してしまうからありがたい。


え?10連休?・・・それがなにか?


gonbe5515





by starforestspring | 2019-01-06 11:59 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

『立華高校マーチングバンドへようこそ(前・後)』

b0137175_13025162.jpg

京都橘がらみでなければ、絶対手に取ることもなかった小説だろう。Youtubeで見る動画の、むこうにあるものを知りたかった。この小説は京都橘高校吹奏楽部への取材を経て執筆されたらしいので、少しは垣間見えるのではないかと思ったのだ。


花冷えのころ、多くの人がセーターやジャンパーなどを着ている時期に、半そでTシャツ一枚でパレードをする理由、コンテストの時に金賞のことを「ゴールド金賞」と言い換える理由。小さなことだけれど、これがわかっただけでも、彼女らの部活動について、一昨日よりもほんの数cmは近づけたようでうれしい。

b0137175_13104672.jpg
ドラムによって告げられる次の演奏曲。曲によって変わるステップ。パレードとステージによって変わるフォーメーション。それらを彼女等は笑顔とともに、一糸乱れぬ動きでやってのける。それはやはり圧倒的な練習量に裏打ちされたものなのだ。本番直前の緊張はあるけれど不安にはならないのは、頭で考えなくても体が勝手に動くようになるまで、何百回何千回と同じことを繰り返してきたからだ。

後編の途中「卒業したあとも、楽器を続けるのは半分くらい。ここで燃え尽きてしまうから」というセリフが出てくるが、なるほどこれだけの体験をしたら、もうやりきった!となるのも不自然なことではないのかもしれない。

京都橘高校吹奏楽部には、大勢の部員がいる。しかしその大勢の中でも、ドラムメジャーなのかカラーガードなのかバンドなのか、バンドならどのパートを担当しているのか、ソロを吹くのか吹かないのか。そういう違いによって観客に対するメンバーの露出度は違う。

b0137175_13013856.jpg
しかし、彼女らは京都橘高校という学校の、吹奏楽部に所属する、ただの高校生なのだ。早朝から夜遅くまで。日曜日や祝日も。夏休み冬休み。高校生活の多くの時間を、部活に打ち込んできた彼女らにとって、部員かそうでないかの違いはあっても、部員同士での違いなどきっとない。

部員たちをつなぐ絆は、私たちの想像をはるかに超えているに違いない。同期はもとより、同じ部活の同じユニフォームを着て演奏したという共通項は、5年や10年の年の差など、簡単に飛び越えてしまうのではなかろうか。うらやましいことである。

彼女等は私が見たこともない景色を見てきている。その景色を見ていない私は、見てきた彼女らに心からの敬意を払うのみだ。

私はこれからも、京都橘高校吹奏楽部を応援していこうと思う。


gonbe5515



by starforestspring | 2018-12-27 13:08 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

おっさんの気持ち

京都橘高校吹奏楽部の動画を相変わらず見ている。近いところでは長岡京のパレード、古いところでは2011年にされた「笑ってコラえて!マーチングの旅」が再アップされたりしているのだ。

それらを見ていて思うのは、彼女らが見せる演奏の向こうに、どれほどの練習が積み重ねられているかということだ。橘に限らない。ほかの高校でも同様なのだろう。へらへら気楽にやっていて出来ることではないのだ。私たちは、おいしいところだけを見させてもらっている。おいしいところだけを見て、それが全部と勘違いしている。

さくらパレードやガラシャ祭りでの彼女らを見て、すごいね、さすがだね、やっぱり違うねと私たちはつぶやく。しかしそれだけで言い表せるものではないのだ。私たちにはわからない世界を彼女らはくぐり抜けてきているのだ。メロディに合わせて右足を振り出す。足を交差させて一瞬停止する。それを部員全員で揃える。そのことがどれだけ難しいことか、そうなるために、どれほどの汗が流されているか、私たちは知ってはいない。

平々凡々な私たちが知らない時間を彼女らは過ごしてそこにいるのだ。私たちが知らない世界を知っている。知らないものを見てきている。


心からすごいと思う。


gonbe5515




by starforestspring | 2018-12-20 12:46 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

大手町商店街パレード

JR山科駅から南にまっすぐ伸びる道路は外環状線(地元民はソトカンと呼ぶ)。宇治市六地蔵(我が母校東宇治高校に最も近い京阪の駅)で突き当り、桃山方面に右折、先は長岡京市まで続く。六地蔵を右折したすぐ先に京阪宇治線桃山南口駅がある。ここは近くに桃山陵、乃木神社、ブラタモリでも取り上げられた伏見桃山城などがあるところ。京都橘高校は、その乃木神社の隣にある。

京都橘高校の周囲には京阪宇治線桃山南口駅、JR桃山駅、近鉄桃山御陵前駅、そして京阪本線桃山駅がある。桃山御陵前駅、桃山駅の向こうにあるのが大手筋商店街で、ここは橘高校生徒にとっての通学路であり、下校時の息抜きの場所と思われる。

そんな大手町商店街をパレードしたときの動画がある。私はこれまでたくさんの動画を見たけれど、なんというかこの動画が一番“スッキリ”したパレードのように思われてならない。ひとつには一脚を掲げて撮影する人の少なさ。ふたつには生徒たちと観客たちとの近すぎず遠すぎない間隔。そして観客の中に、演奏に合わせて体を上下させているお兄さんや手拍子を打っているおばあさんなどの姿が見えることだ。

b0137175_18532067.jpg

商店街の人々、商店街に買い物に来る人々にとって、すぐそこにある橘高校の生徒は近しい存在のはずで、もしかしたら吹奏楽部の生徒がいつも買い食いをする店のおじさんおばさんたちが、いつもと違うユニフォームを着て演奏している姿を見つけて驚き、かつ微笑んでいるかもしれない。

寺町商店街、長岡京、ブルーメン、大江山など、橘がパレードをしに出掛ける場所はたくさんあるけれど、この大手筋は彼女らにとってホームグラウンドと言ってもいいのではあるまいか。いつも歩いているところ、学校のすぐそばの商店街。欲目かもしれないが、その気安さゆえに、いつもより以上に楽しく気楽に演奏が出来ているように見えるのだ。

なにより

商店街を折り返し、スタート地点に戻ってパレードを終えた時、後続の人たちから遠慮がちながらも暖かく送られた拍手が、このパレードの特徴を表していたように思う。

観客に楽しんでもらおうと精一杯演奏する生徒。その気持ちを受けて見守り、拍手を送る観客。パレードを見てすがすがしい気分でいられるのは、この二つがそろっていることが理由に違いない。
b0137175_18532065.jpg
彼女たちが演奏しながら通り過ぎていくその時に、彼女らに目もくれず、彼女らに背を向け買い物を続けるおばさま。なんとか彼女らの横をすり抜けようとするのだけれど、どうしても抜けずに立ち止まってしまうおばあさま。商店街に集う日常に、クスっと笑わせてももらえた動画であった。


アップしてくださった前田慶次郎さん、I LOVE BRASSさん、st.taketoさんに、心からの感謝を申し上げる。


gonbe5515




by starforestspring | 2018-12-19 18:47 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

2018Rose Parade 橘高校吹奏楽部

今日から12月。今年も残りひと月。毎度のことながら、トシをとると月日の流れが速い。


b0137175_09411762.jpg
2018年のパレードをいつものとおり見ていたら、ホラっちゃ先輩の次のDMさん(まいやさん?)を発見。フルートの隊列の一人として参加しておられる。パレードの先頭を歩いているDMさんも多い中、メンバーの一人としてというのはご本人の希望なのだろうか。

パレードは9kmの道のり。私の家から会社までと同じ。車で11分、自転車で25分、歩いて・・・は行ったことがないからわからないが、2時間以上はかかるのだろう。その道のりを楽器を演奏し、ステップを踏んでだから、どれほど大変なことだろう。

最初のうちはきれいに揃ってる隊列も、後半には乱れてしまう。メンバーの顔も、後半になると日に焼けて赤くなっている。(それとも日差しの影響か?)

演奏する曲はどうやってメンバーに知らせてるのだろう。まさか最初から覚えてる?

パレードを進む彼女らを見てると、飽きることがない。

gonbe5515



by starforestspring | 2018-12-01 09:39 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

オレンジの悪魔たちの背中が語るもの

「外見より中身」小学校や中学校の先生たちがよく言っていたこの言葉に、うなづけるようになったのはいつ頃だったろうか。「ハンサムは3日で飽きるが、醜男は3日で慣れる」ホントかよとおもいつつ、確かにうちのニョーボは私の面相についてなにも言わない。

休みの日には、Youtubeなどで橘高校吹奏楽部の動画を見ている。ありがたいことに見ていて飽きることはない。新しい発見や驚きがいつもあるからだろう。その中のひとつ、先日紹介させてもらった2011年のディズニーでのパレードを見ていた時、去っていく彼女らの後ろ姿にとても強く心をひかれた。(6:58~)

b0137175_13024519.jpg
あの後ろ姿の美しさはどうだろう!まっすぐ伸びた背筋、力強い歩み。まっすぐ前を見て、後ろを振り返らないその姿。彼女らはまだ高校生でしかないのに!

大勢の部員の一人として厳しい練習に取り組むうちに、彼女らは自分でそうと気づかないうちに他者への思いやり、厳しさ、協調、責任というものを覚えていったのだろう。そしてその積み重ねが彼女らに自負と自信を植え付けたのではあるまいか。

私は最近、彼女らの演奏、姿、言葉、表情を見ていて、田中先生がおっしゃっていた「高校生の部活動。教育の一環」という言葉が、決して上っ面を装った言葉ではなかったのだということを強く感じる。それが具体的にわかる例をあげれば、徳島県海南市でのステージ(39:43)での部長と思われる部員のスピーチである。

メモを読むでもない、暗記したメッセージを思い出しながら口にするというのでもない。ひとことずつゆっくりしゃべる彼女のスピーチに込められた想いは、客席の人たちの心に静かに広くしみわたったに違いない。大人でも、なかなかああいうスピーチは出来るものではない。


オレンジの悪魔たちの演奏やステップ、マーチングコンテストでの演技というのは外見でしかない。その外見は、生まれた時から身に備わっていたものではなく、厳しい練習と、汗と涙と、目標を目指す強い意志とが、内面からにじみ出て形となったものなのだ。

b0137175_13110806.jpg

外見からはわからない、内なるものがあるからこそ、その演奏が素晴らしいものになる。見る人を感動させることが出来る。京都橘で過ごした日々があるからこそ、あれほど美しい笑顔で演奏が出来る。

彼女らの後ろ姿はさわやかで美しく、そして力強い。遠く去っていく彼女らの後ろ姿を見送る時、その背中に私は彼女らのメッセージを感じるのだ。

「あとに続け!」と。


gonbe5515


蛇足と重々承知の上で言うのですが、「あとに続け!」とのメッセージは、カメラを持って金魚のフンみたいについていくことを奨励、是認しているわけではないので、誤解のなきよう。もちろんオチとしての意図もございません。



by starforestspring | 2018-11-26 13:13 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

不思議にウルウルしてしまう京都橘高校吹奏楽部

昨日、「全日本マーチングコンテスト」が行われた。金賞を獲ったのは10校だそうだ。


ここではダイジェスト版で紹介されているけれど、近いうちに各団体の演奏演技がネットで見ることができるのではないだろうか。みなさん、おめでとう。立派だと思います。よく頑張った。



最近、時間があれば、ネットで京都橘の動画を見ている。京都橘だけに偏ってしまわないよう、他のバンドのパレードも出来るだけ見るようにしている。見ていて思うのは、それぞれの高校によって違う特徴。出雲商業の切れの良さ、力強さは京都橘を凌駕すると思うし、箕面自由学園のドラムもすごい。滝川第二のダイナミックさも京都橘にはないものだ。

ただごめんなさい、すごいとは思うけれども、もう一度見たいとは思えないのだ。

なにが違うのかを考えてみた。それはもう、演奏中の表情、見ている人たちの表情。これに尽きる。そしてその違いこそが、マーチングに対する京都橘と他の高校とのアプローチの違いを表しているのではないか。

その違いを表す言葉をいろいろ考えた。考えて考えてようやく「これじゃないか?」と思い至ったのがこれ。

京都橘の演奏は“解放”なのだ。力によって抑圧されていた私たちが、ついに解放されたことを伝えにきたかのようなパレードなのだ。だから彼女らが近づいてくるのを大喜びで迎え、拍手をし、隣にいる知らない人とも笑顔で見かわせるのだ。


京都橘のパレードをいろいろ見てきたけれど、短い時間で彼女らの魅力を伝えるには一番ではないかと思うのがこれ。「Down by the Riverside」の旋律とともに遠ざかっていく彼女たち、軽やかなバンビステップ、はためくフラッグ。その背中を見ていると不思議に力づけられるのだ。

「これからは違う。きっとなにかいいことがあるに違いない。」と。

京都橘がもたらしてくれるもの、他とは決定的に違うもの、それは「未来への希望」を感じさせてくれること。そしてそのことが時を隔てても脈々と伝えられていること。そうでなければ、私が京都橘の演奏を見るたびに、ウルウルしてしまう説明がつかない。

世の中に出合いは数多くあるけれど、京都橘吹奏楽部との出会うきっかけを作ってくれた“今となってはよくわからない偶然”に感謝することしきりである。


gonbe5515




by starforestspring | 2018-11-19 12:52 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

京都橘高校吹奏楽部のパレードが見られなくなる日

京都に帰省したとき、四条通りを歩いていたら、C国の観光客とおぼしき人たちが歩道いっぱいに座りこんでいて、通行する人たちの邪魔になっているのに本人たちはおかまいなし。大きな声で言葉を交わしながら手にしたアイスクリームなどを食べていたのを目撃したことがある。京都橘高校吹奏楽部に群がるカメラマンさんたちの姿はそれに似ている。

ちゃんとマナーを守って撮影しているとわかる動画もあることから、そういう人たちばかりではないということは承知している。しかしそれにしても・・・・である。

さくらパレードで寺町をマーチングする他の団体の動画を見たけれど、橘に比べるとその数の差は歴然。橘にくっついて移動するカメラマン、通り過ぎたあとその場を去るカメラマン、そして観客たちが多いからだろう。

これからもたぶん、京都橘を追いかけ、撮影する人たちは増えていくに違いない。しかしその大勢の人たちがさして広くもない商店街を演奏して歩く彼女らに群がることで、起こりうる事態も当然予測できるわけで。

単なる高校生の部活動であるにせよ、彼女らの集客力はいまや並みのレベルを超えている。であれば、それに対する安全対策を講じることは、まわりの大人の仕事だろう。50人や60人の人を制御する方法と、200人や300人の人を制御する方法は、違ってあたりまえなのだ。

警備員を増やす。ロープで区切る。広い道路にコースを変える。何らかの対策を打たないと、「混乱を未然に防ぐため」「商店主や住民たちからの苦情が多いため」という理由で、京都橘高校吹奏楽部が、さくらパレード(やその他のパレード)の参加団体から外されてしまう日が来てしまうのではないか。

そんな心配をしている。


gonbe5515




by starforestspring | 2018-11-16 13:02 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)

昨日観たもの。

『長岡京ガラシャ祭りパレード(京都橘高校吹奏楽部)』
『大空港2013』
『shortcut』

『大空港2013』また観てしまった。最初のところだけもう一度・・と思ってAmazonPrimeを開いたらつい最後まで。

・・・やっぱり観てしまうわ。

b0137175_12354886.jpg
で、そのノリで、この映画の前に撮られたという『shortcut』を探したら、これもAmazonPrimeにあったのでそのままスタート。・・結果、エンドクレジットまで。終わって時計を見たら午前1時。いつも10時すぎには寝てるおっさんをこの時刻まで起こしておくなんて、三谷さん、やっぱりあなたはすごい。

中井貴一さん、鈴木京香さん、梶原善さん、いい仕事をなさいました。



『長岡京ガラシャ祭り』
去年よりさらにカメラの数が増えたような気がする。今回確信した。私が許せないのは、撮影という行為をテキトーに扱ってるとしか思えないおっさんたちの存在なのだと。

b0137175_12513909.jpg

プロではないけれど、私もカメラ、使います。ビデオも撮ります。少なくとも、撮影するにあたって最低限これだけは必要だろうというものは心得ているつもりです。曰く、対象に対する思い入れ、撮影にあたっての集中力、撮りたい画像、動画のイメージ。付け加えるなら周囲への配慮。

ところが、動画に映ってるおっさんたちには、それらが微塵も感じられない。自撮り棒に装着したカメラを後ろからくるパレードに向けて高くかざし、自分自身の目は進行方向に。おい!それでいまどんな映像がフレームに入ってるのかわかってるのか!わからんだろ!手振れとか、見切れとか、そういうのはおかまいなしか?

提案します。今後は許可証を持った人以外の撮影は禁止にしませんか(スマホは除く)


機材だけが立派で、ただ“撮っただけ”でしかない撮影をする連中(この言葉を使うのはずっと我慢してたがもう我慢できない)、誰を撮ろうとしたのか、なにを撮ろうとしたのか、観る人になにを伝えようとしたのか、そういうものが感じられない連中には、退場してもらいましょう。演奏してる部員たちと見に来てる人たちの邪魔をしてることに気づいてないのか、気づいていてもそれでいいと思ってるのか。

ある意味、ストーカーでしょう。部員の皆さんは、どういうふうに撮られてるのかわからないし、どういう場でその映像が公開されるのかわからないのだから。

いいトシしたおっさんが、カメラ抱えて場所取りしてんじゃねえよ!見ている人たちを押しのけてるんじゃねえよ!その人たちは祭りを楽しんでるんだ。京都橘を“撮影しに来ただけで他には興味なし”のアンタとは違うんだ。祭りはその土地の人のもんだろうが。その場にいるならちゃんとその目で見てやれよ。彼女らの演奏とステップの向こうには私らが想像も出来ない汗と涙とがあるんだよ。そこにちゃんと敬意を払えよ。


gonbe5515




by starforestspring | 2018-11-15 12:58 | 京都橘 オレンジの悪魔たち | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごと残日録


by starforestspring

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

検索

最新のコメント

大阪ひろきさん、おめでと..
by starforestspring at 08:47
ハリソン君、おめでとうご..
by starforestspring at 08:41
管理人様へ。 こん..
by 大阪ひろき at 21:10
明けましておめでとうござ..
by ハリソン君 at 20:22
>kazematic-n..
by starforestspring at 16:53
角だらけの文章を書いてお..
by kazematic-night at 22:11
山国釣師さん、おはようご..
by starforestspring at 10:29
私は全く逆の考えかも知れ..
by 山国釣師 at 09:32

カテゴリ

全体
雑感
それでいいのか日本人
京都
映画・ドラマ

京都橘 オレンジの悪魔たち
お酒の話
サッカー
思い出
多部未華子さん
サロメ計画『サロメ』
八尋計画『私を離さないで』
連続テレビ小説『つばさ』
映画『あやしい彼女』
 
太宰治さん
川原泉さん
永六輔さん
 
男と女その摩訶不思議な関係
世界の中心で、愛をさけぶ
白夜行
連続テレビ小説 マッサン
連続テレビ小説 カーネーション
連続テレビ小説 あまちゃん
  
ディズニーランド
音楽
僕のマンガカタログ
時事
食べものについて
美術
USJ

Link

記事ランキング

画像一覧

以前の記事

2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月

ブログパーツ