カテゴリ:音楽( 209 )

「Puff」

これまでどれほどの音楽を聴いてきたのか数える術もないけれど、特別な思いで聞く音楽というものがいくつもある。毎日夕方5時、小学校の校庭に響いた、ドヴォルザークの「新世界より」。馬車の屋根の上のスピーカーから流れてくる「パン売りのロバさん」。この歌に潜むいろんな不思議について考えてしまう「やぎさんゆうびん」。

どれもが大切なものとして、心のヒダに残っている。


「Puff」

Puff, the magic dragon lived by the sea
and frolicked in the autumn mist in a land called Honah Lee.
Little Jackie paper loved that rascal puff
and brought him strings and sealing wax and other fancy stuff.

Together they would travel on a boat with billowed sail
Jackie kept a lookout perched on puffs gigantic tail.
Noble kings and princes would bow whenever they came.
Pirate ships would lower their flag when puff roared out his name. oh!

A dragon lives forever but not so little boys.
Painted wings and giant rings make way for other toys.
One grey night it happened, Jackie paper came no more
and puff that mighty dragon, he ceased his fearless roar.

His head was bent in sorrow, green scales fell like rain.
Puff no longer went to play along the cherry lane.
Without his life-long friend, puff could not be brave.
So puff that mighty dragon sadly slipped into his cave. Oh!

Puff, the magic dragon lived by the sea
and frolicked in the autumn mist in a land called Honah Lee.

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ホナリー島に住む魔法のドラゴンとジャッキーペーパーという名前の男の子の物語。

ドラゴンの命は永遠だけど、ジャッキーペーパーはそうではない。

ある灰色の夜、ジャッキーペーパーは遊びにこなくなった。

ドラゴンはひとりぼっちになってしまい、自分のすみかに帰ってしまった。


二人がどんな風に遊んでいたか、なぜジャッキーペーパーは来なくなり、ドラゴンはひとりぼっちになってしまったのか。いつもその理由を考える。

成長して大人になったので、ドラゴンと遊ぶ時間がなくなった。ドラゴンと遊ぶよりもっと面白いことを見つけた。二人はずっとなかよしだったけれど、永遠の命を持たないジャッキーペーパーは年老いて亡くなってしまった。

それとも?


PPMが歌う「Puff」を、今日久しぶりに聴いた。「Puff」のメロディーと3人のハーモニーは、私をいつでも別世界に連れて行ってくれる。

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gonbe5515





by starforestspring | 2018-07-10 14:16 | 音楽 | Comments(0)

『五番街のマリーへ』を聴いて考える。

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ペドロ&カプリシャスの『五番街のマリーへ』が突然ラジオから流れてきた。この曲、すっかり忘れていた。何年ぶりだろう。ボーカルは高橋真梨子さん。今のように歌い上げ感満載ではなく、素直に歌っておられる。声も若いし。


♪五番街へ行ったならば マリーの家へ行き
♪どんな暮ししているのか 見て来てほしい
♪五番街は古い街で 昔からの人が
♪きっと住んでいると思う たずねて欲しい
♪マリーという娘と 遠い昔に暮らし
♪悲しい思いをさせた それだけが気がかり
♪五番街でうわさを聞いて もしも嫁に行って
♪今がとても幸せなら 寄らずにほしい

1973年。10代半ばの少年にとって、この歌の彼氏とマリーは、手の届かない大人だった。優しい人だなあ。今でも昔の彼女のことを気にかけているんだ。女の人が幸せに暮らしていればいいなあ。そんなふうに聴いていた。

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でもね、今なら断言できる。
マリーは彼のこと、きれいさっぱり忘れてます。彼だけです、昔を思って感傷に浸っているのは。昔の彼女のことを思い出し、彼女の幸せを願い、彼女の幸せの邪魔にならないことを願う。どうぞご心配なく。あなたはすでに過去の人。

男は “名前をつけて保存”、女は “上書き保存”。昔の彼氏、彼女についての男と女の違いを、こんなふうに表現した文章を読んだことがあります。実に・・実にうまいこと言うもんだと、感心しきりでした。

そう、男は “名前をつけて保存” なのですよ。いつまでも忘れない。別の引き出しに入れている。今の彼女と一緒に食事をしていても、なにかの拍子に昔の彼女を思い出すことができる。しかもその場合、自分と彼女は必ず相思相愛なのです。

女は違うそうです。もちろん “思い出” の部分は残りますが、今の彼氏を超える存在ではない。

男は今の彼女の昔の男について、いろいろ思うところがあり、比べられてるんじゃないか、値踏みされてるんじゃないかと気をもむものですが(個人の経験による憶測)実はそんなこと、全然ないみたいです。

女のほうこそ、彼の昔の彼女と、いつまでも競い合ってる感覚から抜けられないそうな。

ああ、たしかにそうだった。。。

ふさわしい時に、ふさわしいことを知る。それが人生というものだ。そういうことではないでしょうか。

知らないからこそ、よかったのだと。だからこそ、青春だったのだと。



gonbe5515




by starforestspring | 2018-06-04 20:07 | 音楽 | Comments(0)

もの思う四月のおわり

中山ラビさんのアルバム『ひらひら』。ひいきめ、それはもちろんある、と自覚した上で、言わずにはいられない。『川にそって』で始まり、『祈り』で終わる曲順の妙を。『たいへんだぁ!』の次は『ドアをあけて』でなければいけないし、『夢のドライブ』の次は『いいくらし』のイントロが流れてくるからすばらしい。そしてこのアルバムは、必ず『祈り』でしめくくられなければならない。

アルバムの最初から最後まで一気に聴けば、個々の曲が共鳴し合って、さながら組曲のような、壮大な世界が広がる。これはね、もう絶対ですよ。


定年後の身の振り方について、話が少しずつ動き始めている。私は今の仕事をはなれるつもりだし、はなれたい。そうは思っていても、これがなかなかすんなりいかない。進むもならず、退くもならず。さりとて立ち止まっているわけにもいかず。


こんなとき、私にピアノが弾けたら、『おやすみ』の弾き語りをしてみたい。きっと心が落ち着くにちがいないのだ。

♪あやとり糸はむかし
♪切れたままなのに
♪想いつづけていれば
♪こころが休まる
♪もうすべておわったのに
♪みんなみんなおわったのに


そんなことをぼんやり考えながら、カレンダーを一枚めくる四月のおわり。


gonbe5515



by starforestspring | 2018-04-30 17:16 | 音楽 | Comments(0)

言葉つかい

相変わらず「ひらひら」を聴いている。

このアルバム「ひらひら」に収録されている歌の歌詞は、ラビさんのほかのアルバムを見渡しても、ちょっと変わっている。そのかわっているところが不思議に魅力的なのだ。私は文章は書くが、歌詞は書けない。だからこういう言葉のつなげかたが出来る人をうらやましく思う。

加川良さんの、支離滅裂さの中に真理がひそんでいる(ような気がする)歌詞とも少し違う。

♪窓からほうりだせるものは
♪すべて昨日捨てました
♪移り変わってゆくものは
♪好きに流れてゆけばいい

♪ああきっときっと
♪風向き変わるさ
♪事情なんてなにもない
♪ほら揺れている見えてくる
♪私は私の気に入るように

「つれづれなるままに」 作詞加川良

西岡たかしさんの手紙のような、文章として成立する歌詞とももちろん違う。

♪今も昔もかわらないはずなのに
♪なぜこんなに遠い
♪本当のことを言ってください
♪これが僕らの道なのか

「これが僕らの道なのか」 作詞西岡たかし

ふだん使いの言葉を組み合わせることで、思いもよらない世界が見えてくる。そんな歌詞がこのアルバムの中にはある。

♪道ばたに水が湧き 岩を回って流れ
♪よどみはあわだち 日照りの川原
♪そしてあなたの心も変わったね
♪涙もかれてしまったのです

「人は少しずつ変わる」 作詞中山ラビ


言葉として読んだらよくわからない。けれど音楽として聴いたら心の深いところに突き刺さり、響いてくる。そんな歌詞を書く人たちは本当にすごいと思う。




gonbe5515




by starforestspring | 2018-04-28 22:27 | 音楽 | Comments(0)

中山ラビさんに感謝のひとことを

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人はいろんな刺激を受けて成長し、トシをとる。
出会えたことに感謝することってたくさんある。
どこで誰に会い、どんな小説を読み、どんな音楽を聴くか。
どんな会話をし、どんなところへ行き、どんな別れをするか。

人はそんなことを繰り返して生きていく。

たくさんありすぎて書ききれないけれど、その中の“特に感謝する”もののひとつに、中山ラビさんの音楽がある。


♪吹き抜けた風に飛び乗って
♪歌のない林にわかれを告げる
♪こたつに火を入れ忘れ
♪凍ってしまったふたりの親に
♪握られた手をふりきって
♪どこにでもいいからいこう

♪吹き抜けた風に飛び乗って
♪歌のない林にわかれを告げる

♪舞い上がった枯れ葉にまたがって
♪乾いた道路にわかれを告げる
♪へばりつく足跡をさぐる
♪近眼の友だちの列に
♪加われなかった思い出から
♪さっぱりと離れて行こう

♪舞い上がった枯れ葉にまたがって
♪乾いた道路にわかれを告げる

♪よどんだため池を飛び越えて
♪魚も住まぬ岩陰にわかれを告げる
♪色あせた恋人の骨ひらい
♪押し切れない方舟で
♪やっさもっさと焦りながらでも
♪もどかしく渡っていこう

♪よどんだため池を飛び越えて
♪魚も住まぬ岩陰にわかれを告げる

♪はぎとった昨日の自分をきざみ
♪血したたる生きものにわかれをつげる
♪時に流れる心臓残し
♪糸くくるあやとりの毎日
♪こんがらがった二十四時間
♪影を重ねながら行こう

♪はぎとった昨日の自分をきざみ
♪血したたる生きものにわかれをつげる

「わかれ」 作詞作曲 中山ラビ


アルバム『ひらひら』 1974年

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全曲を聴き終わったときの衝撃は忘れられるものではない。
40年以上経ってなお、このアルバムは私にとっての名盤のひとつである。

高校生の時に出会えたことに、感謝している。
ラビさん、このアルバムを作ってくれて、本当にありがとう。


gonbe5515



by starforestspring | 2018-04-26 21:42 | 音楽 | Comments(0)

ティンホイッスル

前からほしかったティンホイッスルを買った。
甲高い音がするティンホイッスル。私がこれまで聞いて来た音楽のあちこちに顔を出してたこの笛を、前から吹いてみたかった。

手に入れたものの、練習時間をどうひねり出すかが問題。本を減らすか、映画を減らすか、ブログを減らすか、睡眠を減らすか、仕事を・・あ、これは減らせない。

アイリッシュミュージック。
タイタニック号の船底で、ジャックとローズが踊っていたときに演奏されていたもの・・と言ったらつかんでもらえるだろうか。私はああいう音色がたまらなく好きなのだ。

今日届いた一本を最初の一歩として、いつか聞いてくれてる人たちが自然に踊り出したくなるような、そんなメロディーを奏でられたらと思う。



・・・・And that's the way it is

gonbe5515




by starforestspring | 2018-03-01 21:00 | 音楽 | Comments(0)

『ともだち』について考える。

春一番が昨日富山で吹いたそうだ。
私は昨日、屋根の雪下ろしをしていた。
ニュースを聞いたときの違和感っていったらなかった。
どうした地球。


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アルバム『よしだたくろう・オン・ステージ!!』の最後に収録されている曲。この曲で歌われるともだちと私に、いったいなにがあったのだろう。ともだちはあきらめて去っていき、ふりかえることも忘れて私は駅を出て行く。

ともだちは行き、私は残る。

数多いたくろうさんの歌の中で、この曲はなんだかポツンと違うところに置かれているような気がしてならない。世の中が反戦フォーク、四畳半フォークであふれかえっている頃、『結婚しようよ』を楽しげに歌って風穴を開けたたくろうさんが、ともだちとのわかれをこんな風に歌う。

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この曲について、たくろうさんが語ったことはあるのだろうか。ともだちがどういう人だったのか。二人はどういうつながりだったのか。なにが理由で二人は別の道をいくことになったのか。

私とともだちとのわかれは、いつも一方的なものだった。
「ほな、行くわ」
電車に乗るとき。車のエンジンをかけるとき。フェリーのタラップを昇っていくとき。私はいつもこう言ってその場を去った。

「アホやな、おまえ」って言ってくれるともだちはひとりもいなかったけれど、彼らは心のなかで、そうつぶやいていたにちがいない。私自身が自分にそう言っていたように。

今みんなはどうしているのか。

「よしだたくろうオンステージ」の中で一番好きな曲。何度も何度も聴いてしまう曲だ。



  作詞作曲 よしだたくろう

♪やるせない 思いを胸に
♪友だちは 去りました
♪今日という 日のくることは
♪さけられぬ ことだったのでしょう

♪友だちは 遥かな旅路に
♪今いちど たたないかと
♪手をとって ふるえる声で
♪言ったけど あきらめたのでしょう

♪果てしなく 広がる夢と
♪自由とが ほしかった
♪あてのない 長い道でも
♪何かしら 信じてたのでしょう

♪今日の日は 私にとっては
♪届かない 彼でした
♪ふりかえる ことすら忘れて
♪友だちが こわかったのでしょう

♪汽車に乗る 後姿が
♪友だちを 語ってた
♪いくたびか こみあげてくる
♪悲しみも こらえてたのでしょう

♪傷つける ことはしたくない
♪優しさがわかりすぎて
♪バカヤロウ って言ってほしかった
♪それだけを 言い忘れたのでしょう


・・・・gonbe is here


gonbe5515




by starforestspring | 2018-02-15 17:32 | 音楽 | Comments(0)

空のむこう

ひさしぶりに『あやしい彼女』を観た。
多部未華子さんの歌声は実にいい。私の好きな女性の歌声というのは、本田路津子さん、ダニエルビダルさん、藤原秀子さん、木村弓さんなどであるが、これらの人たちと同様、多部未華子さんの歌声は、聴く者に声だけではない、別のなにかを届けてくれるような気がしてならない。叶うことならカラオケにご一緒して、その“なにか”をとことん突き詰めてみたいものだが・・・。


で、この映画の中で多部未華子さんは『見上げてごらん夜の星を』『真っ赤な太陽』『悲しくてやりきれない』『帰り道』の4曲を歌う。この4曲を聞いていてつらつら思うのは、『見上げてごらん夜の星を』が、一番“昭和っぽい”歌のように思えるということだ

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『見上げてごらん夜の星を』
  作詞永六輔、作曲いずみたく。

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる


この曲について書いたwikiを読んでみると、「地方から東京へ集団就職し定時制高校に通っていた生徒たちは、この名曲に励まされた」らしい。たしかにこの歌詞の中にある“小さな星” “小さな光” “ささやかな幸せ” “名もない星”などは、大都会東京にのみこまれそうになる若者たちが、我が身を投影しやすい言葉だったろう。

平成生まれの人にとって昭和というのは、昭和生まれの私たちにとっての大正と同じように、セピア色の時代なのかもしれない。昭和のまんなかあたり、昭和38年に生まれたこの曲も、かつて昭和に生きた私には、古いアルバムを開いたときのような、かび臭いけれど懐かしいにおいがする曲なのだ。

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この曲を小さく口ずさんでみて気づく。最近空を見上げることが少なくなったということに。若かりし頃、見上げた空の向こうに見えていたものが、もう見えなくなってしまった。理由はたぶん、これなのだけど。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515



by starforestspring | 2018-02-03 15:38 | 音楽 | Comments(0)

『Christmas Time In Blue』


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昨日の森高千里さんのディスクと一緒に見つけたのが佐野元春さんの日本武道館での1994年のライブ『Motoharu Sano with THE HEARTLAND』。ザ.ハートランドとの最後のツアーです。

私はそれほど初期の頃からの熱心なファンというわけではなく、「サムディ」 や「ヤングブラッズ」から彼の音楽に親しみ始めた一人。アルバムを聴くようになったのはずっとあとで30過ぎてから。「約束の橋」がドラマの主題歌になったあたりでまた聴くようになって、それからのめりこむようになったのだと記憶している。

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このライブを見て、つくづく思うのは、佐野さんほどステージ映えするミュージシャンは少ないのじゃないかということ。身長はそれほど高くないはずでいらっしゃるのですが、とにかく大きく見える。ステージでの振る舞いも、見栄えを計算してのわざとらしさや嫌みがなく、感情の発露が自然に表出してるように思える。そしてその音楽が多様でどれもが素晴らしい。

このライブでの白眉は、なんと言っても『ロックンロールナイト』だろう。曲のすばらしさもさることながら、佐野さんのボーカル、ハートランドの音、照明、それらがそれぞれに絡み合い、すばらしいものになっている。見てて聴いてて体が震えるってのは、こういうものだと。

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日本人らしくないと言ったら失礼かもしれませんが、特徴的な話し方をされます。そこがまた面白く、魅力的なのですが。ともやさんからは二回り下、拓郎さん、陽水さんからは一回り下のおトシで、既に還暦を超えていらっしゃいます。年齢には関係なく、ますますお元気に曲を作り、歌って頂きたい、そういう方でいらっしゃいます。

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私は『Christmas Time In Blue』が好き。この曲に対しては思い入れも他の曲とはちょっと違う。最初の鐘の音がね、好きなんです。それ以外にもいろいろあるんです、この曲には・・・。



gonbe5515




by starforestspring | 2017-08-26 20:50 | 音楽 | Comments(0)

遅れてしまってすみません。

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たしか昔、録画したはずだけど。。。とある映画を探すのに、棚のディスクをひっくり返していると、WOWOWで以前(2015年?)放送していた二つの番組を録画した懐かしいディスクを見つけた。いずれも森高千里さんで、ひとつはPVを集めた番組『森高千里の日 Music Video Collection』もうひとつは復帰したあと、東京のブルーノートでのライブを収録した『森高千里Special Live in Blue Note TOKYO』。


私はどういうわけだか森高さんが売り出した頃(ザ・森高あたり?)
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彼女になんの興味も持たずに日々を送っていた。どこかで彼女の歌声を聞いていたはずだし、映像も見てたはずなのに、全くのスルー。興味を持ったのは「渡良瀬橋」を聞いてからだと思う。この曲の歌詞とメロディーと、思わず知らず脳裏に浮かぶ映像は、とことん私を惹きつけた。

でも、不思議とそれ以上にはならず、森高千里イコール渡良瀬橋の図式がずっとのちまで続くことになる。江口洋介さんと結婚したのも知らなかったし、復帰がニュースになっていたのも知らなかったし。私にとっての森高さんは、渡良瀬橋という名曲を作り、歌っている歌手、それだけの存在であったわけだ。


遅まきながら、ここ2,3年前から、ようやく彼女の他の曲を聞くようになったのだ。彼女の書く詞は、彼女にしか書けないもののように思う。ドラムをたたき、キーボードも弾き、ギターも出来る。コスプレをして歌う、ただのアイコンとしてだけではなく、業界の中での立ち位置をしっかり持っておられる一人のミュージシャンとして認知されてるのだろうと思う。

若い頃だけに放たれるフェロモンに頼ったあげく、トシをとるにつけだんだん相手にされなくなってしまうアイドルが多い中、アイドルのように見えて実はその実力と才能とを磨きに磨き、自分だけではなく他の人のためにも使うことの出来る人。

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私はまだ、アルバムとして聞いたことはないのだけれど、『非実力派宣言』というアルバムのタイトルは、今になってこそわかる大いなるシャレのように思える。

昨日、庭仕事をしながらiPhoneに入れた彼女の曲をずっと聞いていた。昔から追いかけていらっしゃった方には本当に申し訳ないのだけど、

「ザ・ミーハー」って、いい曲ですね。


先日『明石家紅白』にご出演だったけど、高校生のお子さんをお持ちのママとはとても見えなかったです。お嬢さんと息子さんから見た母上は、今でもあちこちで流れる若かりし頃の森高千里さんと、ちゃんとつながるのでしょうか。私はこれまで“誇らしいママ”として、山口百恵さんを第一に挙げていましたが、ここに来てその座は入れ替わっています。あんなママだったら、さぞかし・・・・。
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江口一家がカラオケに出かけたら・・そんなシーンを想像してしまう、めちゃくちゃ遅れてきたファンの私です。




gonbe5515





by starforestspring | 2017-08-25 21:06 | 音楽 | Comments(0)


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