「China!」

<注>タイトルは国名ではなく、日本人女性の名前です。

カーリング女子、予選最終戦。日本はスイスに敗れた。
藤沢さんが複雑な表情でインタビューに応えているその横で、吉田知那美さんは目と鼻を真っ赤にして泣いている。

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「吉田さん、涙のわけは?」

インタビュアーの言葉に、吉田知那美さんが応える。

「自分がふがいなかった。」
「もっとちゃんと出来ていれば・・」
「最後の相手のスイスの選手たちと、スウェーデンの選手たちとは本当に仲がよくて。一緒に準決勝に行こうねって誓い合っていたのに、それが実現できなくて・・。」

その時、彼女らの後ろをスウェーデンの選手たちが通っていった。

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一旦通り過ぎたそのあと、吉田選手の涙に気づいたか、先頭を歩いていた選手が引き返してきて吉田選手の名前を呼ぶ。

「China!」

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あとからやってきた3人の選手たちも、Chinaと藤沢選手とに次々にハグ。言葉のやりとりはよく聞こえなかった。ただ、スウェーデンの選手たちがChinaの涙を拭き取るような仕草をしたり、その涙を本当に心配している様子は、画面を通してはっきり伝わってきた。

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いいものを見せてもらった。

政治的思惑としか思えない合同チームの結成とか、自分たちの国の選手の失格により、繰り上げでメダルをとったカナダ選手のツイッターに、誹謗中傷のコメントを送りつけるとか、団体競技でありながら、個人の記録の善し悪しを語るとか。そういうのには、本当に、うんざりしていたんだ。


インタビューが終わる頃、Chinaは笑っていた。
その笑顔を見て、クーベルタン男爵も、きっと微笑んでおられることだろう。

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準決勝でもその笑顔が見られますように。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515




# by starforestspring | 2018-02-22 12:17 | 雑感 | Comments(0)

スマイルJapanかく戦えり

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スイスに0-1で敗れて6位決定。
残念でした。でも、よくやったと、拍手を送ってもいいんじゃないかと思います。

Koreaに勝ったのはもちろん、オーバータイムでスウェーデンを破ったことは、これからの彼女たちの大きな財産になることでしょう。

パワープレーで点がとれない。ゴール前に出ても、壁を突き破ることが出来ない。かつての日本サッカーと同様、得点力不足が彼女たちが解決すべき問題点のように思えます。

しかしまだまだこれから。

今後の彼女たちの活躍を、興味をもって見守りたいと思う。

なにより私は、彼女たちが白と赤のユニフォームで氷上を躍動する姿に、懐かしく心沸き立つ思いだった。

やはり日の丸の色は、日本によく似合う。


・・・・And that's the way it is

gonbe5515




# by starforestspring | 2018-02-20 20:14 | 雑感 | Comments(0)

カズマさんの暮らし、私の暮らし。

ここしばらく、平坦な毎日が続いている。
仕事や私生活において、特段変わったことはなく、淡々と同じことの繰り返し。

図書館で読んだことのない本を借りたり、DISCASで面白そうな映画のDVDを借りたり、同じことの繰り返し。これくらいのトシになると、そういうもんなんですかね?

買ったあと読めずに置いてある本。買ったあと、開かずに置いてあるDVDボックス。もう一度見たいと思っている多部未華子さんの作品。書棚に並んでいるもう一度読み直したい本。

毎日の暮らしの中に、これらをひとつひとつはめこんでいけば、図書館で新しい本を借りることもなく、DISCASでDVDを借りることもなく、本屋さんで発売されたばかりの雑誌を買うこともせずにすむはず。

それがわかっていて、新しいものに目移りしてしまうのはなぜなのか。

昨日見た『激レア』に、「あんころ餅をつまみ食いをして説教された」ことがきっかけで13才のときに家出をし、以来43年間、洞窟で暮らしてきたカズマさんが連れてこられていた。

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カズマさんは、カタツムリやネズミ、ヘビ、カエル、イノシシなど、空腹の足しになるものならなんでも食べたらしい。

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テレビはもちろん、本もなく、話し相手もおらず(愛犬が一緒だったらしいが)、その状況で日々を送っていける支えはなんだったのだろう。

私には無理。絶対無理。生存競争になったら、早いうちに脱落すること間違いなし。

カズマさん、とあることで警察に捕まったことで、人間と一緒に暮らす生活に戻られたらしい。彼の43年間についてお知りになりたい方には、この本をお読みになるいことをお勧めする


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この本を買うか借りるかする前に、まだ読んでない本を手にとらなければ、さっきまで書いたことがなんだったのか・・ということになるのだけど。。でもなあ、本はすぐに廃刊になってしまって、欲しいときに手に入らなくなるんだよなあ。


物欲にまみれまくっている我が身に、小一時間説教してみたくなる今日この頃。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515





# by starforestspring | 2018-02-19 17:48 | 雑感 | Comments(2)

「編集手帳」の文章術(文春新書)

人に話すと笑われることもあるのだけれど、私は明石家さんまさんを、話術の師匠として、ご尊敬申し上げている。頭の回転、広範な知識、口調の使い分け、間の取り方、たたみかけ方。話術の天才と世に認められているのは、明石家さんまさんだけではないだろうけれど、私は一人、明石家さんまさんこそ、最高の存在だと思っている。


芥川龍之介、太宰治、夏目漱石、吉行淳之介、寺山修司(以上敬称略)
ほれぼれとする文章を後世に残してくださった方は多い。そこにもう一人、竹内政明さんを加えていただきたいものだ。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、読売新聞の「編集手帳」を長く書いていらっしゃった方である。毎朝コーヒーを飲みながら、私はこの「編集手帳」を読んでいた。第一面の左下、枠に囲まれた狭い範囲に埋め込まれた文字の集まりに、何度励まされたり、考えさせられたりしたかしれない。

中でも忘れられないのが、付属池田小学校事件の後に書かれたもの。この一文は、私にコーヒーを飲むのを忘れさせ、朝から私を大泣きさせた。文章というものは、書く人によってここまで人の心をゆさぶるものになりえるのかと、ただただ感動し、繰り返し繰り返し呼んだ。そして泣いた。

二日ほど前から、その竹内さんの著作、「編集手帳」の文章術(文春新書) を読んでいる。と言っても、この本を読んで、自分の文章に生かそうなどと、さもしいことを考えているわけではない。めっそうもないことである。そんなこと、私にできるわけがない。

竹内さんの文章を読む。名人の心がけ、技に触れることが出来る。そのことがただただ嬉しく、幸せなのだ。

文章の師匠、実はかなり前から、ひそかにそう呼ばせていただいている。



・・・・And that's the way it is.

gonbe5515


# by starforestspring | 2018-02-18 17:37 | | Comments(0)

羽生くんより若林さん

昨日の夜から今朝にかけて、テレビをつければ羽生くんばかり。
羽生くんは素晴らしい演技をしたらしい。
“らしい” と書くのは、私は彼の演技を見ていないから。
いや、見ようとしてはいたのだけど、結局見ないままテレビを切ったのだ。

正直に言います。
私は、フィギュアが苦手なのです。
嫌いなのじゃない、苦手。

ジャンプしようとする前の滑走の数秒のドキドキ感、ジャンプを失敗したあとの「ああ・・こけちゃった」感に耐えられない。

誰に言ってもこの感覚をわかってもらえません。

もうそろそろ、羽生くんが滑る頃でしょうか。
テレビの前でドキドキしてらっしゃることでしょう。
落胆のため息が聞こえないことを祈ります。


そんな心配をせずに済む「激レアさんを連れてきた」を連日楽しんでおります。昨日はサッカーの岡野選手の高校時代の話と、おなじく高校時代に山で8日間遭難してしまった人の話の回を見ました。

この番組、弘中さんのしゃべり、かわいらしさはもちろんですが、弘中さんのプレゼンに対する若林さんの反応が、実はキモのような気がしてきました。若林さんがとにかくいい。

ほかの芸人さんでは、あからさまにウケ狙いに走ったり、過度なリアクションで笑いをとったりして、主役である激レアさんご本人が目立たなくなってしまうような気がします。>であればこその“芸人” なのでしょうが。あくまで視聴者目線なんだけど、話にうまくスパイスを効かせ、進行をリードし、激レアさんやゲスト、弘中さんの味をひっぱり出す。

私の中で、若林さん株が急上昇中。

今夜は、南沢さんとの交際を若林さんにツッコむ弘中さんが見られる1月22日放送分を見るつもり。


・・・・And that's the way it is.

gonbe5515




# by starforestspring | 2018-02-17 11:39 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『ともだち』について考える。

春一番が昨日富山で吹いたそうだ。
私は昨日、屋根の雪下ろしをしていた。
ニュースを聞いたときの違和感っていったらなかった。
どうした地球。


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アルバム『よしだたくろう・オン・ステージ!!』の最後に収録されている曲。この曲で歌われるともだちと私に、いったいなにがあったのだろう。ともだちはあきらめて去っていき、ふりかえることも忘れて私は駅を出て行く。

ともだちは行き、私は残る。

数多いたくろうさんの歌の中で、この曲はなんだかポツンと違うところに置かれているような気がしてならない。世の中が反戦フォーク、四畳半フォークであふれかえっている頃、『結婚しようよ』を楽しげに歌って風穴を開けたたくろうさんが、ともだちとのわかれをこんな風に歌う。

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この曲について、たくろうさんが語ったことはあるのだろうか。ともだちがどういう人だったのか。二人はどういうつながりだったのか。なにが理由で二人は別の道をいくことになったのか。

私とともだちとのわかれは、いつも一方的なものだった。
「ほな、行くわ」
電車に乗るとき。車のエンジンをかけるとき。フェリーのタラップを昇っていくとき。私はいつもこう言ってその場を去った。

「アホやな、おまえ」って言ってくれるともだちはひとりもいなかったけれど、彼らは心のなかで、そうつぶやいていたにちがいない。私自身が自分にそう言っていたように。

今みんなはどうしているのか。

「よしだたくろうオンステージ」の中で一番好きな曲。何度も何度も聴いてしまう曲だ。



  作詞作曲 よしだたくろう

♪やるせない 思いを胸に
♪友だちは 去りました
♪今日という 日のくることは
♪さけられぬ ことだったのでしょう

♪友だちは 遥かな旅路に
♪今いちど たたないかと
♪手をとって ふるえる声で
♪言ったけど あきらめたのでしょう

♪果てしなく 広がる夢と
♪自由とが ほしかった
♪あてのない 長い道でも
♪何かしら 信じてたのでしょう

♪今日の日は 私にとっては
♪届かない 彼でした
♪ふりかえる ことすら忘れて
♪友だちが こわかったのでしょう

♪汽車に乗る 後姿が
♪友だちを 語ってた
♪いくたびか こみあげてくる
♪悲しみも こらえてたのでしょう

♪傷つける ことはしたくない
♪優しさがわかりすぎて
♪バカヤロウ って言ってほしかった
♪それだけを 言い忘れたのでしょう


・・・・gonbe is here


gonbe5515




# by starforestspring | 2018-02-15 17:32 | 音楽 | Comments(0)

スマイルJAPAN初勝利を祝す

韓国北朝鮮合同チームに4-1で勝ちました。

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私としては、スイスやスウェーデンを相手に・・と願っていたのですが、残念ながらそれは叶わず。それでも長野、ソチ、そして平昌と13試合目にして初めての勝利。どうせ韓国は日本に負けたことにとやかく理屈をこねるのでしょうが、そんなのは聞き流せばいいのです。

この試合を見てて思いました。これは、サッカーのあの頃に似てる。
深夜、「これで勝った!アメリカだ!ワールドカップ初出場だ!」と確信したその直後、ゴールを決められてしまった。カズが、ラモスが、柱谷がピッチに突っ伏したあのドーハを知る人にはわかってもらえるはず。

オリンピックで始めて勝った。それが格下の合同チームであっても勝ちは勝ち。相手よりたくさん点を取って勝った事実はどんな負け惜しみにでも覆せない。

これからです。本当にこれからです。どうか頑張っていただきたい。この一勝を、のちの世代の一里塚とするために。

おつかれさん。よく頑張った。ともに祝杯をあげようじゃないか!

そして私は信じるのです。ジョホールバルの岡野のゴールがそうだったように、、スマイルJAPANのこの勝利が、のちのち語りつがれるに違いないと。


・・・・And that's the way it is

gonbe5515





# by starforestspring | 2018-02-14 19:16 | 時事 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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