高石ともやとザナターシャセブン

私の人生の師と言えば、
小学校6年生の時の担任、川崎京子先生と、
高校の時の古典の教師、木村英男先生、
そして高石ともやさんを挙げることが出来る。

今となっては、どういう理由でそこにいたのか定かではないのだが、
京都円山音楽堂の“昼下がりコンサート”で彼らのステージを初めて見た。

以来、“宵々山コンサート”の常連となり、
長い年月を経て、岐阜県坂下町の“椛の湖コンサート”で再会を果たした時の感動は
言葉では言い表せない。
※あの日、特別に許しをいただいて撮影したコンサートのビデオは私の宝物。

彼らの音楽と出会い、彼らの音楽に共感し、彼らの音楽を口ずさみつづけた私は、
今、彼らのことを何も知らない人々と一緒に仕事をしている。

高石ともやさん、城田じゅんじさん、坂庭省悟さん、木田たかすけさん。
たかすけさんが不慮の事故で、亡くなり、
省吾さんがガンで亡くなり、
じゅんじさんが哀しい事件で刑を受け、
今、ともやさんだけがこの世に“生き続けて”おられる。

椛の湖コンサート開演前に、お店の中で
じゅんじさんとしょうごさんのリハーサルを見てたこと。
ともやさんと一緒に写真をとったこと。

今となっては遠い夢の中での出来事のようだ。

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-15 22:51 | 音楽 | Comments(2)

街の灯

チャップリンの「街の灯」
この映画のラストシーンについて、多くの評論を読んだ。

「一見ハッピーエンドのように見えるが、
その後の二人のことを予想すると、実はアンハッピーエンド」

「再会することが二人にとって本当によかったのだろうか?」

「少女は、浮浪者のような男を恩人と思いたくなかったはず」

「映画史上ふたつとない、感動のラスト」 等々。

少年たちにからかわれているチャーリーが、
ウインドウ越しに、かつて盲目だった少女を見つける。

そこから先のチャーリーの視線の行方。
やさしく、喜びに満ちたその視線の行方。
そこにはぼろぼろに疲れ切ってしまった、今の自分のことなど忘れ、
死に物狂いで彼女の目に光を届けようとした昔の自分の行動の
「結果」を心から喜んでいるのがわかる。

「You?」

「You can see now?」

「Yes,I can see now.」

簡潔でいて、想いのたけを込めたセリフのやりとり。
チャーリーの笑顔、そしてエンドクレジット。

少女から視線をはずさないチャーリーをじっと見つめていると、
「二人のその後」に、危惧を感じる人々の気持ちがわからない。

映画の中の物話は、スクリ−ンの中で完結すべきもの。
チャップリンの作った、
哀しく、やさしく、愛と涙に満ちたこのラストシーンの美しさを
その胸の中で感じ、余韻にひたることが出来れば、
それこそが、しあわせというもの・・・では?

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-14 21:50 | 映画・ドラマ | Comments(0)

愛しのジン

ジン。

独特の香りがあるので、苦手な方が多いようです。

カクテルのベースに用いられることが多く、

なんだか、それ自体を味わってもらえることの少ない可哀想な酒。


私のお気に入りは、

ボンペイサファイア と タンカレー

買ってきたボトルを、冷凍庫へ。

クリスタルのロックグラスも一緒に放り込んで。

キンキンに冷えたジンを、キンキンに冷えたグラスに注いで、

飲む。


お試しあれ。

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-14 00:26 | 雑感 | Comments(0)

「映画になる」ということ

黒澤監督について書かれた本の中で、
よく出てくる監督の言葉のひとつに、
「映画になる」というのがある。

私なんかはこの短い言葉の向うに、深い深い“映画の世界”を感じてしまう。

「映画になる」
その“映画になったシ−ン”の数々が、
私の映画の見方、映画の好き嫌い、映画を観ている時間の濃度
・・・などを変えてくれたと思っている。

「羅生門」できこりが森の奥深くに分け入っていく姿を追うカメラワ−ク、
「天国と地獄」で、山崎努が三船敏郎にタバコの火をもらう時の緊張感、
「夢」で桃の精たちが、少年のために舞うシ−ンの美しさ、
「赤ひげ」でおくにが父を語る場面では、
自分も新出去定と同じ床の上で彼女の話を聞いている気分になった。

・・枚挙にいとまがないほど、息を飲む“画面”がたくさんある。

私が感じたシ−ンと監督の「映画になった」シ−ンと違っていたとしても、
これらは私に“映画を感じる”ことが出来た喜びを教えてくれた。

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-13 16:08 | 映画・ドラマ | Comments(0)

映画

初めて見た映画がなんだったのかは覚えていない。

初めて泣いた映画は「死刑台のメロディ」

初めて憤りを感じたのは「東京裁判」

初めて感動したのはチャップリンの「街の灯」

初めて「す、すごい!」と思ったのは、黒澤明の「赤ひげ」

以来、観た映画の数は覚えていないけど、確信していることがひとつ。

「チャップリンと、黒澤明を観ずして、映画を語ることなかれ」

   gonbe

他にもたくさんいますけど>好きな監督

レオスカラックス 岩井俊二 スタンリーキューブリック 
# by starforestspring | 2008-04-12 22:37 | 映画・ドラマ | Comments(0)

好き嫌い

私が好きなもの。

映画

図書館
お酒

苦手なもの。


女の涙
沈黙
エビ

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-11 19:46 | 雑感 | Comments(0)

昨夜、植物園に夜桜を見に行った。

桜は、(いろいろ意見があると思うけど)
数ではなく、大きさだと思う。

小さな桜の木が、たくさん並んでいるより、
大きな大きな桜の木が、
でん!と立ってるほうが、好き。

大勢の人が、無料開放の植物園に来ていた。
でん!と立ってる桜の木の下を、
それぞれ思い思いに歩いていた。

みんな、同じDNAをもっているんだね。

しき島のやまとごころを人とはば朝日ににほふ山ざくら花
             本居宣長

   gonbe
# by starforestspring | 2008-04-10 19:48 | 雑感 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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