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エルトン・ジョンについて語ろうじゃないか『Your song』

私が通っていた山科中学校。この夏帰省したときに久しぶりに行ってみた。
正門
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門柱の黒ずみに歴史を感じるというか・・・。
でもこの正門を通ったことはほとんどない。
この正門前広場に立ったこともあまりない。
記憶にあるのは、生徒会選挙でこの門の前でたすき掛けで立ったことと、卒業写真を撮影するときに、同級生のみんなが広場のあちこちで写真を撮ってもらっていたことくらい。

私がいつもくぐっていたのは裏門だった。>今思えば、なかなかに暗示的。
自宅の団地から、直近距離を通れば自然に学校の南側にある裏門を通ることになる。
裏門はグラウンドの端にあって、このグラウンドを横切っていかないと校舎には入れない。

私は、このグラウンドを横切るのがとっても好きで。
周りに何もない広い(当時はそう思ってた)グラウンドの土を踏みながら校舎に向かう。
自分と同じように校舎に向かう同級生や上級生の姿が遠くに近くに見える。
校舎に向かうみんなの横顔、後ろ姿。その風景に溶け込んでいる自分。
そんな時間がとてもとても好きだった。


学校はおもしろかった。
気の合う友人は少ないながらも存在したし、コイツと組んだら誰にも負けないっていうサッカー仲間もいた。
家にいるより、学校にいるほうが、断然おもしろかった。
勉強やクラブ活動、女の子。
毎日毎日、なにかが起こっていた。
退屈っていう言葉とは無縁のお気楽な中学生生活。

そんな楽しい中学生活をさらに楽しくしてくれたのが、SSさん。

長いマフラーがとてもよく似合う、明るく元気な下級生だった。
今思えば私は本当にSSさんが好きだった。

細かいところを書いても読む方々には退屈なだけだろうし、“意味わかんねえ”だと思うのでバッサリ割愛するけれど、私たちがお互いをステディと認めるようになった頃、彼女は引っ越すことになってしまう。

「転校することになったんです」
「え!ど、どこに?」
「松江市って知ったはりますか?」
「うん、島根県やろ」
「はい、宍道湖のそばなんです」

中学生のガキにはどうすることもできない。現実を受け入れる以外ほかにない。
いなくなる、そう思えばさらにSSさんへの思いは募っていくし。

あっという間にSSさんは松江市に引っ越していった。

昼休み、ふたりでだべっていた生徒会室。
クラブが終わってまちあわせ、二人で裏門に向かって歩いたグラウンド。
SSさんがいなくなったあとは、おもしろくもなんともない場所になってしまった。

そして少年はヤケになった。
ヤケになった少年がしたこと、それは自分のカバン(肩掛け式)のベルトに黒マジックでYour songの一節を書き込むことだった。

How wonderful life is while you're in the world

“君がいるだけで、この世はなんて素敵なんだろう!”
君がいなくなってしまっただけで、この世はなんてつまらないんだろう!


My gift is my song and this one's for you
And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
How wonderful life is while you're in the world

本当に、今思えば恥ずかしくってしょうがないんだけど、あの時私は本当にSSさんのことだけを思ってこの言葉をマジックで書いたんだ。

あとになって、私のカバンを持ちたがる女の子や、「センパーイ」とあとを追いかけてくる下級生たちが、ベルトに書かれた一節を指さして「これ、どういう意味ですか?」と見上げてくることがあった。私は聞こえないフリをしてなにも答えず、その子をほっぱらかしにして、ただまっすぐに裏門に向かって歩いた。グラウンドの土を踏みしめながら。



gonbe5515

このトシになってこんな昔のことを書くのもどうかとおもうのだけど、
昔語りは年寄りの特権ですので、ご寛容の程を。


もひとつついでに言えば、
この時の傷が癒えたころ、私は再び“引っ越し”で彼女を失うことになる。
by starforestspring | 2016-08-30 21:28 | 音楽 | Comments(0)

エルトン・ジョンについて語ろうじゃないか

私が“音楽”を意識するようになったのは・・・さて、いつだったろうか?
町内の空き地に簡易スクリーンを張り、『若大将』のなんとかという映画が上映されたときに聞いたエレキギターの音?>これだけ読むとどんなド田舎に住んでたんだ!というツッコミが来そうですが、昭和30年代の京都市内ではこんなことが行われていたのです。

長じて中学生。
サイモンとガーファンクルにハマりました。
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最初に買ったアルバムが『Simon and Garfunkel's Greatest Hits』これはすりきれるほど聴きました。そのあと続けて何枚か買いそろえていくのですが、なぜだか不思議に一番感動したのが『Parsley Sage Rosemary and Thym』に入っていた『7時のニュース』
『明日に架ける橋』『ボクサー』『ブックエンド』『スカボローフェア』『ニューヨークの少年』『冬の散歩道』等々、好きな曲は山ほどあるのですが、この『7時のニュース』を聴いたときの衝撃にはかなわない。

そんなふうにいっぱしのS&Gオタクになってたつもりの私に、新しい世界を見せてくれたのがエルトン・ジョン。
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スーパースターという言葉はこの人のためにあるんじゃないかと、私はホントにそう信じてます。
サイモンとガーファンクルは素晴らしい。クイーンの衝撃、レッドツェッペリンの深淵・・当時の音楽はどれもこれも魅力的でした。みんながひいきのアーティストを熱く語っていたものです。
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エルトン・ジョン
私が彼に心酔したのは『Your song』『Goodbye Yellow Brick Road』『Border Song』

こんなに綺麗なメロディ、こんなに綺麗な歌声。こんなにカッコイイ歌い方。
次回からちょっと趣を変えて、彼の曲と私の青かった時代について、語らせていただくつもり。

gonbe5515
by starforestspring | 2016-08-29 19:07 | 音楽 | Comments(0)

刑法改正の提案

私は以前から、電車の中や、病院の待合室で、携帯を拝むようにして見ている人たちの背中の丸さが嫌でしょうがない、窓の外とかも見ようよということを書いてきました。
でもね、考えるのですよ。
私みたいにそういう姿に嫌悪感を感じる者が少数派で、「スマホ?携帯?別にいいじゃん、誰に迷惑かけてるわけじゃなし」という意見が多数派になったとき、時代は後者を“常識”と判断するんだろうなと。


最近日本に上陸した“ポケモンGO”
先に配布が行われていたヨーロッパなどの様子がニュースとして新聞やテレビで伝えられていました。歩きスマホをする人が増えた。立ち入り禁止のところに“気づかずに”入っていく人がいた。なんてことない町の交差点に、大勢の人たちが集まってきて、歩道に人があふれた等々。
日本に上陸したら、きっと同じことが起こるでしょう・・というニュースキャスターの予想どおり、今の日本にも同様の現象が起こっています。・・・ちょっとはひねれよ!

“誰に迷惑をかけてるわけじゃなし”であれば、私も「好きにやってろ」と、スルーするくらいの心の広さは持っているつもりです。
が、車を運転中ゲームに夢中になってたので、前をよく見ていませんでした。気がついたら、人をはねてました・・・って、おい!


かつて、インベーダーゲームというのが日本を席巻した時期がありました。
卓上に、100円玉を積み上げ、ミサイルの発射数を数え、押し寄せてくるインベーダーを片っ端から撃ちまくり。あの頃の雰囲気を私はリアルに覚えてますが(私も100円玉積み上げ派だったので)だからと言って、人は死にませんでしたね。少なくともわたしが知る限りでは。
ゲームの取り合いでケンカとか、ゲームのやり過ぎで家計が破綻して夫婦仲にひびがはいったとか、そういう話はあったでしょうけど、誰も死ななかったと思います。

「ポケモンをゲットするのに夢中になって、人をはねてしまいました。」
この原因を、ポケモンGOに持っていく人もいるようですが、それは違います。
ポケモンに罪はない。あくまでゲームをする人の人間性の問題です。
だってみんながみんな、車や自転車を運転してる時にゲームをしてるわけではない。
やっていい時と、やってはいけない時とを、自分で区別できる人は確実にいるのです。
区別出来ない人、ゲームをやりたくてやりたくてやりたくて!自転車だろうが車だろうがダンプカーだろうが飛行機だろうが、スマホをのぞき込んでしまう人は、要するにアホなのです。自制という言葉を知らないのです。かつては知ってたけど、どこかに捨ててきたんでしょうね、きっと。

電車の中や病院の待合室で携帯を拝むことが“常識”と判断されるのはかまわない。
しかし、自転車や車やダンプに乗ってるときのポケモンGOが“常識”となってしまったら・・・。
※ここで言う“常識”とは、自転車や車でポケモンGOを操作してても、危険が迫るとなんらかの装置が作動して、車が止まる・・とかいうような、運転中のポケモンGOの操作はやむをえない、その上で危険を防止する方法をかんがえましょうということから対策が講じられるという状態。

世界のあちこちでポケモンGOに起因する事故が多発している現状を踏まえて、制作サイドもそれなりにプレイヤーに注意を喚起しているそうですが、先ほども書いたとおり、結局は使う者の人間性の問題。酒を飲んだら車を運転するなともう何十年も言われてきてるにも関わらず、飲酒運転による悲劇は一向になくならない。車を運転するときにポケモンGOはやめましょうと言い続けても、浜の真砂とアホなやつはこの世からいなくならないだろうから、事故もまたなくならない。

ではそういうアホなやつらから、どうやって身を守るか。
車の挙動だけではなく、運転手がどこを見てるかまで目を光らせる・・そんなことしか思い浮かばない。


どなたか、いいアイデアをお持ちじゃないですか?



gonbe5515

それにしても・・・・
自分をちゃんと制御できない、ゲームで遊ぶという欲求を自制心で押さえ込めない、そういうアホなやつのせいで命を奪われてしまった人とそのご家族の気持ちを思うと、

裁判スルー、即刻死刑!

っていうのもあっていいんじゃないかと思う。
by starforestspring | 2016-08-28 17:59 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

白雲に 羽うちかはし 飛ぶ雁の かずさへ見ゆる 秋の夜の月

いつかちゃんと自分の考えを書きたいと思っているのですが、まだまだ私の中でまとまっていない問題。

小学生への英語教育。

日本語もまだ充分に理解できていない子どもに英語を教える。その目的はなに?

英語さえ喋れればなんとかなると思ってる?

話す人の数だけで言えば、中国語が一番多いのでしょうね。公用語として使ってる国は少ないですけど。(中国、台湾、シンガポール)

その他、多くの国で使われている言葉と言えば、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語・・でしょうか。フランス語だって、あちこちで通用しそうです。

日本語を使ってる日本人が、他の国の人たちと意思疎通を図ろうとするとき、どの言語を使うべきなのでしょう?

私は日本語だと思います。
日本語を使って、相手に意志を伝えるべきだと思います。
相手が日本語を知らない?いいですよ、知らなくったって。

今私たちは計算をするとき、電卓を使っています。
私が子どものころ、電卓はありませんでした。
だもんで、多くの友人が、そろばん塾に通っていました。
「ねがいましては・・・」の言葉とともに、パチパチとそろばんをはじいていました。
暗算が出来るヤツもたくさんいましたよ。

私は諸般の事情でそろばん塾に通えませんでしたが、電卓があるこの時代、通っていた友人たちと比べてハンデがあるとは思えません。
暗算は全然ダメですが、友人が頭の中で計算することを、電卓をたたけば私にだって答えを出すことができるのです。


電卓と同じ機能を提供する道具があれば事足りるのです。

英語を使う機会がそれほど多くないと思われるこの日本において、英語を義務教育で学ぶ必要があると私には思えません。それよりは母国語のもつ力、母国語の表現力を身につけることのほうが、はるかに大事ではないでしょうか。

たとえば俳句。例えば短歌。都々逸や落語や浪曲等々。
日本語であればこそ表現出来るものを知ること。まずそこからではないかと私は思うのです。

小学校での英語教育反対。まずは母国語を。

私のスタンスはそこです。


gonbe5515


自国の言語、文化、歴史。
そういうものをちゃんと身につけてこそ、他国の人と対等に話しが出来ると思うのです。
Jリーグのことをろくに知りもせず、ブンデスリーガのことには詳しい日本人って、ドイツの人は信頼しますかね?
by starforestspring | 2016-08-27 21:56 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

しつこく『半分の月がのぼる空』

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今日も観た。
山上祭。ああ、この雰囲気、見たことあるなあ・・と記憶を辿ったら、『花とアリス』『夜のピクニック』

病院でのシーン。里香のおかあさんを見てて思い出した。
『世界の中心で、愛を叫ぶ』三浦友和さんが演じた亜紀のお父さん。

今日、『半分の月がのぼる空』アスキー版を読み始めた。
知らなかったんだけど、この版は映画が公開されてから出版されたそうで、オリジナルとは違うみたいなのです。

いいのです。
小説版を読み初めて改めてわかったのです。
私の『半分の月がのぼる空』は、映画のことなのだと。

この映画は、17歳という設定だからこそ成り立つもの。
『花とアリス』『夜のピクニック』も同じ。
17歳。高校生。
人生においてほんの短い期間、その時であればこそ得られるもの。
20代、30代では望んでも手に入らないそのまっすぐさが、高校時代にはある。


「なにしとんじゃ?」
「さむいよ~」
「あたりまえや!」

「裕一」
「なにしにきたんや」

「私、手術することに決めたよ」
「え?」
「でも、もう、一人はイヤなの。裕一も一緒に戦ってくれるよね?裕一も私と一緒に生きていたいもんね。生きるために手術してほしいって、死ぬことなんか考えちゃダメだって、言ってくれるよね。だから私、一瞬でも長く生きるチャンスがあるんなら、命かけて頑張るね。裕一と会って変わったんだよ、私。見ててねずーっと。そしたら、頑張れるから。」

ここまで、たびたび手ぶれを起こすカメラにイライラしていた私ですが、このシーンを見て、そんなことはどうでもよくなりました。ここでのカメラは、すごくいい!

同じ17歳なのに、女の子のほうが大人びてみえるのはなぜでしょう。
裕一、泣いてんじゃねえよ!


「私がいなくなって、さみしくなったら読んで。元気になるおまじないかけといたから」

『銀河鉄道の夜』
私の枕元に一冊。
里香のおまじないがかかったやつじゃないけれど、これまでとは違う本に見えてしまっていけない。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-08-26 19:51 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『半分の月がのぼる空』もういっちょ。

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映画に限らず、小説もそうですし、写真もそうですが、
さほど難しいことをせずとも、第三者をコロッとだますことが出来るっていうのがすごい。
この映画で使われる手法の、そのシンプルさゆえに私は感動致しました。


院長室。それから玄関ロビー。このふたつのシーンで私の頭は急に混乱するのです。
え?・・・今のなんで?

ここから!
ここからラストまでの展開がお見事。
なんてことのない青少年たちの恋愛ドラマだと思っていたのが、ここからガラッと変わるのです。

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この映画にご出演の濱田マリさんと大泉洋さん。
実にいい仕事をしていらっしゃいます。
濱田さんなんか、けっこう重要な役回りなんですよ。
でもあの関西弁でサラッとそれをこなしていらっしゃるところが実にたのもしい。

関西弁といえば、この映画の舞台は三重県伊勢市。
伊勢市って、こういう言葉を使うんだと、感じ入ったしだい。言葉って本当におもしろいですね。


池松くん、『夜のピクニック』『魔法のボタン』で多部未華子さんと共演しておられます。
その発音の曖昧さに、腹立ちすら覚えていたのは私だけではないと思いますが、この映画においてはちゃんと聞き取ることができました。やればできるじゃないか。・・・っていうか、ふつうにできるはずなのに、あの発声はワザとだったのか?

難聴の私にとって、出演者の声を聞き取り聞き分けるのは、かなり気合いのいることなのであります。でもどれだけ気合いを入れても聞こえにくいときはどうしたってきこえません。残念ながらこの映画に字幕設定はありません。池松君のセリフがちゃんと聞こえたのは本当に助かりました。最初のほうで、彼のセリフが聞こえなかったら、私は途中で観るのをやめていたでしょうから。

DVDブルーレイを制作発売される皆々様には、我々難聴者のために、ひいては日本語を学ぼうとする海外の人々たちのために、全ての映画に字幕設定を切にお願いしたいものです。

今日、図書館にいって『半分の月がのぼる空』上下巻を借りてきました。置いてある分館までわざわざ車を飛ばしていった自分をほめてやりたい。
ネットで調べたところによると、原作と映画とはいろんなところで違ってるらしい。それについての賛否もいろいろだとか。映画は映画、原作は原作と分けて考えたほうがよさそうです。


『半分の月がのぼる空』
私がこの映画を見ようと思ったきっかけはこのタイトルでした。

ひとつひとつはなんてことのない言葉。
でもそれをこの順番でならべると、なんていい響きになるんだろう。

映画も、なんてことのないシーンが積み重なっていくだけ。でもその順番を変えることで、変わった順番の意味がわかった瞬間、なんてことないシーンがとても意味深なものになる。。。



・・・ちょっとほめすぎですか?



gonbe5515

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上の画像は、ブレイクする前の芦田愛菜ちゃんが登場したシーンです。
by starforestspring | 2016-08-25 18:04 | 映画・ドラマ | Comments(4)

『半分の月がのぼる空』

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2010年公開の作品。

これはもしかしたら・・・という期待と確信とをもってDISCASのトップに予約。先日届いたのを今日観た。昼過ぎから見始めて、終わったのが先ほど。2回観て、また何度も見直して。
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これは・・お勧めしていい映画だと、言い切ることが出来ます。

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夏目先生とそのお嬢さんは、きっと仲良く幸せに暮らしていくだろう。
いや、そうであってほしい。切にそれを願う。
#お嬢さんの名前“ミク”は、きっと“未来”っていう字なんだろうと、勝手に想像。

シイタケが、あんなふうにつかわれるなんて。。。ズルイよ。

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これまでこの映画を知らなかったことを恥じる私です。
まったく、いい映画っていうのはどこにころがっているのかわかったもんじゃない。


喪失と再生。
ありきたりかもしれませんが、そんな言葉を思い出す映画です。

gonbe5515
by starforestspring | 2016-08-24 18:04 | 映画・ドラマ | Comments(2)

憧れと必然の阪急沿線

30年ほど前、富山に引っ越してきてからこっち、すっかりご無沙汰になったのが電車。
電車、乗らなくなりました。
富山の電車、使えないんですもの。


自宅の近く、徒歩圏内にJRの駅はなし。私鉄の駅もなし。(私、富山市内在住者)
一番近い駅(JR高山線)まで約4kmです。歩いて1時間くらい。
ためしに1時間歩いてその駅まで行ったとしましょう。
私の勤める会社の近くに電車は停まってくれません。会社に一番近い駅で降りたとして、そこから会社まで約6kmあります。

ちなみに自宅から会社まで、直線距離で9kmくらい。
JRを使うと会社まで10km歩かなければいけませんが、使わないと9km歩くだけですみます。
富山では自家用車が一家に2台から3台あるのが普通というのは、これが理由です。
ハッキリ申し上げて、車がないと、住めません。


先日、京都に帰り、大阪に遊びに行ったとき、久々に阪急電車にのりました。
長岡天神駅から梅田まで30分、370円で行けました。
JR富山駅から私の家まで、バスに乗ると40分かかり、料金は600円です。。。

こんなの比較してもしょうがないんですが、富山市にいて車を運転できなくなったら、阪急、京阪沿線に引っ越すことを真剣に検討する必要があると私は思っています。




それにしてもです。
いいですね。電車は。
私、好きです。
みんながみんなスマホを拝んでることを除けば、同乗者を観察することも興味深いですし、車窓に切り取られる風景、人物にも心惹かれますし。

毎日毎日、電車に揺られてる方々には、鼻で笑われるかもしれません。
でも、日常の生活に使える公共交通機関を持たない町に住んでる者にすれば、ホームから見上げる時刻表に記載されてる列車の種類、発車時刻を表す数字の多さは、うらやましい限りです。


いつか、駅の券売機の使い方がわからなくなって、駅員さんを困らせてしまうんじゃないか、そんな気がしてコワイ。



gonbe5515
by starforestspring | 2016-08-23 20:36 | 雑感 | Comments(0)

オリンピック閉幕。

オリンピックに沸いた17日間が終わりました。
非日常の毎日でした。
高校野球と重なったことと、日本選手の活躍が目立ったこととで、新聞のスポーツ面が毎日普段の3倍くらいありましたもの。

いつも見ていた番組が、オリンピックに食われて放送されないというのもありました。
“ワールドスポーツMLB”を見ないと一日が終わった気にならない私には、不思議な感覚の毎日でした。そういえば“ブラタモリ”も見ていない。関係ないですけど、近江さんがニュース番組に出てるのを京都で初めてみました。こっちも不思議な感覚でしたね。


毎日が慌ただしく過ぎていきます。
忙しいわけじゃない、かといってヒマなわけでもない。
毎日の繰り返しと、突然の出来事と。それらが時間をずらしてやってきて、限られた24時間を食いつぶしていく。
『つばさ』をもういちど最初からじっくり見てみたい。
『夜のピクニック』『それでも生きていく』『世界の中心で、愛をさけぶ』『大奥』・・・その他あの感動をもう一度なDVDをじっくり観たい。読みたくて買った本で、まだ読み始めていないのも何冊かあるので、それらもちゃんと読み切りたい。

それがなかなかままならない。


『真田丸』を見始めた頃気づいたのだけど、本多忠勝役でご出演の藤岡弘さんの名前の後ろに“、”がついてる。恥ずかしいけど、それまで知らなくて。「困ったときのwiki頼み」、調べてみた。

「昔の武将は一度"、"を打って決意した。周囲に流されることなく立ち止まり自分を見つめる」という覚悟と、「『我未だ完成せず』との意味を込めて」芸名の最後に“読点”を付けることにした。」
>wikiより

なかなか、深いですね。藤岡弘、さん。


観たいものを全部観てしまい、読みたいものを全部読んでしまって。
そのあとまた観たいものや読みたいものが登場してくれればいいけど、登場してこなかったら。。。

『我未だ完成せず』

藤岡弘、さんのおっしゃりたいこととはちょっと違ってしまうかもしれないけれど、やりたいことを全部やりつくしてしまったら、生きていく甲斐がなくなってしまうかもしれない。

「見るべきほどのことは見つ」のちょっと手前、きっとそれがいいのでしょう。

そういえばこんな歌詞もあったな。。

♪のぼりつめたらあとは下るしかないと
♪くだるしかないと気づかなかった

のぼりつめた喜び楽しみももちろんありましょうが、
金・銀・銅、と予選落ちにも、それなりの楽しみがあると思うのです。



次は東京、2020年。
私は60の坂を越えて、その年を迎える予定です。



gonbe5515
by starforestspring | 2016-08-22 19:51 | 雑感 | Comments(0)

金・銀・銅と、予選落ち。

昨日の記事を書いたあと、つらつら考えた。

ドイツの選手のラケット、原辰徳選手のバット
私が「イヤな気持ち」になった理由はなんだろうと。

結局・・・それは失礼だろう!ということなのだ。
松井選手の言う、「相手に失礼だから」という言葉が私の気持ちをも表してくれてるのだ。


愛ちゃんの「サー!」とか、美誠ちゃんのグーには全然そういうのを感じなかったのに。ドイツ選手のラケットと、原辰徳選手のバットに「ざまあみやがれこのやろう!」という悪態を読み取った私は心が汚れているのでしょうか。



まあなんにせよ、
謝罪するのはもうやめませんか?金メダルを取れなかった選手のみなさん。
金メダルを取ることはそりゃあもちろんすばらしいことですけれど、金メダルを争う場に立っている、それだけでもあなたは胸を張っていいと思うのです。あなた自身が乗り越えてきた常人にはわからない苦しさと、絶え間ない努力と。その結果として、オリンピックという舞台に立っているのです。

銀だって銅だって、入賞だって予選落ちだって、堂々としてればいいと思うのです。 テレビの向こうのエアコンの効いた涼しい部屋でビールを飲みながらバカ面して観戦してる私なんか、あなたがやってきた練習の何万分の一もやっていないのです。あなたが練習で汗と涙を流しているとき、私は酒を飲み、キーをたたき、アホな文章をネットにばらまいていたのです。

そんな私に「すみません」「期待に応えることができなくて申し訳ない」と謝らないでください。
恥ずかしくなるのはむしろ私のほうです。


そんな私でも、女子レスリングの吉田選手の涙には複雑な思いがしました。
涙を止めることが出来なかったのでしょうから、それはどうしようもないけれど、せめて表彰台の上では泣きやんでほしかった。
吉田選手の圧倒的な強さ。それは彼女と彼女を取り巻く人たちとの想像を超えるような努力と涙の結果であることに疑いはありません。そしてその強さは大勢の敗者を生みました。敗者たちは吉田選手に敗れた悲しみ、悔しさ、無念さを抱えてマットを下りていったのです。敗者が下りたマットに屹立していたのは、吉田選手、あなたでしたよね?

敗戦と同時に襲ってきた悲しさ、悔しさ、無念さ。その象徴としての涙。それは、これまであなた自身が敗者に与えてきたものとなんら代わりはないと思うのですが、どうでしょう?

だからこそ、ついに自分が敗者の立場になったとき、敗戦を受け止め、勝者に対する敬意をしっかり表してほしかった。ついに自分を超える選手が出てきた。王者としての地位を明け渡す日が来た。その現実に正面から向き合い、受け止め、新しい王者にほほえみと賞賛を送る。そういう“前王者”でいてほしかった。


そんなふうに思うのは酷に過ぎるのでしょうか。

この敗戦で、「霊長類最強」と言われたあなたの伝説が色あせる事なんて絶対にない。
今後は栄さんのように、マット下から選手に声をかけてあげてください。
あなたの顔を見ることで、戦う選手たちに元気がわいてくる。そんな存在になってあげてください。


長い間おつかれさまでした。



gonbe5515



次の世界選手権、伊調選手と吉田選手の階級には、この二人以外で代表選手を決めることになっているらしい。
by starforestspring | 2016-08-21 16:58 | 雑感 | Comments(0)


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