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『人生の約束』

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『人生の約束』という映画を見ました。

富山に観光客を誘致する目的で作られた映画にしては、想像以上の豪華なキャストでしたね。これもやはり新幹線効果を狙ってのことでしょうか。室井滋さんご出演は納得でしたが、柴田理恵さんはなぜ出演なさらなかったのでしょう?志の輔師匠が登場したときには笑わせてもらいました。>いい意味で。師匠、さすがの存在感でいらっしゃいます。


その土地土地で、生まれて育って死んでいく。
土地とともに生き、土地とともに枯れて、土地に帰っていく。
そういう生き方をしている人にとって祭りはなにより大切な・・・いや、大切という言葉では軽すぎる、生きることそのものなのでしょうきっと。(例外はあるにしても)

いいじゃないですか、よかったじゃないですか、そんなに思いを込められるものがあって。
そういうものと、日々を過ごして行けて。
うらやましいです。

祭りっていうのは、いいもんです。
その土地に暮らすものににとって。その土地で死のうというものにとって。
その土地で生きることが、人生の喜びであるものにとって。

364日を、その1日のために頑張れる。
そういう1日を持ってる人は、本当に幸せだと、心からそう思います。


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『人生の約束』
富山県新湊のみなさんにとって、もしかしたら素晴らしくいい映画だったかもしれない。


でも富山県以外の人にはどうでしょう?
新湊以外の人にはどうでしょう?

少なくとも、あなたがたから“旅の人”と呼ばれる私には、曳山にかける愛情と誇りと熱さの、根っこの部分に触れることができませんでした。

わからないからこその“旅の人”
“旅の人”にわかってたまるかという、そういう部分もきっとありますよね。
それで当然です。
また、そうでなければ・・とも思います。


私はずっと“旅の人”で結構。


誰かがひとり、「イヤサーイヤサー」と声を出す。
すると周りにいる人たちがそれに呼応して「イヤサーイヤサー」と応じる。
新湊の、曳山まつりの当事者であるみなさまにはあたりまえの流れ。


それを遠くから見ていて、そして静かにその場を離れる。
私はそういう立場にいると思いますし、それに不満はありません。



gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-31 21:39 | 映画・ドラマ | Comments(0)

みたらし祭り2016

昨日、京都に帰ってきました。
目的はもちろんみたらし祭り。
京都は、足をつけるにふさわしい“酷暑”でした。
いいタイミングででかけたと思います。


下鴨神社のちょっと手前、賀茂川と高野川の合流地点にあるアベック広場(NHKで鴨川デルタと紹介されていたところ)にも寄ってきました。私が子どものころにはなかった両岸をつなぐ置き石、これもちゃんと渡ってきました。あれは、なかなかおもしろいもんですね。石をわたるより、いっそ川をジャブジャブ行ったほうが、楽しそうでしたけれど。

NHKで紹介されていたとおり、確かにあそこは、憩いの場です。
ちいさな子どもからお年寄りまで、それぞれが好き好きに時間を過ごしておられる。
ベンチで寝てる人、食事をしてる人、川面を見つめてる人、川に入って泳いでる子ども、フル装備でシュノーケルをしてる子ども。実に多彩です。


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アベック広場を堪能したあと、下鴨神社に入り、足つけに。
大勢の人が集まっていましたが、様変わりがひと目でわかります。
外国人の方が多い。
その外国人の方の子どもが浅瀬をプールと勘違いして、水のかけっこなどして遊んでまして。


みたらし祭りの行く末に一抹の不安を感じつつの帰路でした。


gonbe5515


それにしても、あそこの水はどうしてあんなに冷たいのでしょう?
本当に、足を入れた瞬間、心臓が縮み上がるほど、冷たい水なのです。
by starforestspring | 2016-07-30 16:28 | 京都 | Comments(0)

スターシステム

三船敏郎、石原裕次郎、加山雄三、高倉健、鶴田浩二、
原節子、吉永小百合、倍賞千恵子、京マチ子、岩下志麻・・・

一人のスターを主役に据え、それを基に脚本、脇役、演出などが決めていく・・そういうのを『スターシステム』ということを、映画に親しむうちに知るようになった。

中心のスターをいかに輝かせるか。
スターをどう見せれば、客が呼べるか。
それを作品づくりの入口にしたシステムだと思う。

最近はそういうことがあんまりなくて。
いつ頃からだろう、“セット販売” されるようになったのは。

特にテレビドラマでそういうのが顕著のように思える。
“主役級”の俳優女優、アイドルを大勢集め、視聴者がそのうちの誰かを見るためにチャンネルを合わせるように仕向ける。スターが一人だけだったらその人を好きな人以外は見向きもしないけど、たくさん集めておけばどれかが“目的対象”になる。

数打ちゃ当たるシステム・・・と申しましょうか。

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そこに珍しく風穴を開けそうな、そんな気にさせるのが、金曜夜11:15からの『グ・ラ・メ』。主役の剛力彩芽をいかにカッコヨク見せるか、いかに凛々しくみせるか、いかに愛らしく見せるか。脚本も、カメラも、カット割りも、すべてその目的のために考えられているように見えます。
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私自身は、こういう作り方のほうが好きです。
わかりやすい。いさぎよい。感情移入しやすい。


もうね、大勢の出演者たちがね、入れ替わり立ち替わり画面にアップで現れて、百面相を見せていくってドラマは疲れてしまうのです。オレが!ワタシが!って感じで次から次にカメラの前で演技していくっていうのはカンベンしてほしいのです。


そういうわけで、『グ・ラ・メ』
毎週録画に決定です。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-28 19:52 | 映画・ドラマ | Comments(0)

something good

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♪So somewhere in my youth or childhood
♪I must have done something good
 
  映画『サウンド・オブ・ミュージック』より  “何かいいこと”




恥の多い人生でした。
思い出すだけで「キャッ」と叫んで穴にもぐり込みたくなる。そんな人生でした。
辛いこともありました。哀しいこともありました。泣いた夜の数は両手両足では足りません。



それでも
私はきっと、なにかいいことをしてきたのでしょう。
自分ではきづかないうちに、誰かの役に立ったり、誰かの力になれたり、そんなことをどこかで、ほんの一回くらいでもしたことがあるのでしょう。


45年ぶりの再会は、そのご褒美なのだと。
そうなのかもしれない・・・いや、きっとそうなのでしょう。


今日は別の意味でアップさせていただく。

♪苦しいことや 楽しいことがあったでしょう
♪生きててよかったと ひとことだけ 聞かせてね

『再会』高石ともやとザ・ナターシャーセブン




gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-27 11:26 | 思い出 | Comments(0)

再会

二日間更新を休ませていただきました。
昨日、大切な用事があり、京都に帰っていたのです。
その前日と当日は、心がざわついて、記事を書こうという気持ちにとてもなれませんで。

昨夜遅く、とんぼ返りで家に着いてから飲んだビール(もちろんサントリーモルツ)はおいしかったです。


再会・・・という言葉があります。
ある一定の期間、会うことがなかった人と会う。

ナターシャーセブンの歌『再会』では10年でした。
私の再会は、45年でした。相手は小学校の時の先生。

45年ぶりに会う。その瞬間まで私がどれほど緊張していたか!
45年ぶりに会った。その瞬間から私の心がどれほど凪いでいたか!

声をかけられ、お姿を確認し、近づいて言葉を交わして握手をする。
その時から私は、なんの心配もすることなく、ただ先生の教え子としてそこに存在していればよかったのですから。


思いは時を超える。
そう実感した一日でした。


心の奥のほうに長くくすぶっていたものが、昨日やっと消えました。
これでもういつでも逝ける・・などとは言いませんが(実際のところ、もうひとつくすぶってるのがあるし)宿題のひとつをやりおえた気分です。


あの日、床屋さんで髪を切ってもらいながらふと思いついて始めたブログ。
その“ふと”が、45年間という月日の流れを引き戻してくれました。
このブログに集ってくださった方々のおかげです。
本当に、ありがとうございました。



gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-26 12:50 | 思い出 | Comments(2)

『文部省唱歌について』

「なぜ?って思ったこと、納得のいかないことには、ハッキリと手を挙げる」
これは、永さんから学んだたくさんのことの中のひとつ。



宵々山コンサートで行われた永六輔さんの講演を説明するため、いろいろ文章を書いて、ああでもないこうでもないと書き直したんだけど、しっくりこないので、全部捨てた。
で、この一言に置き換えることにした。

「永六輔さんはこういう人でした。。。」


文部省唱歌について(宵々山コンサート)




永六輔さんについての記事連投は、ひとまず今日でおしまい。
これらの記事が、永六輔さんのことを知っていただく一助になったとしたら重畳。




gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-23 17:58 | 永六輔さん | Comments(0)

パロディ『雪国』朗読

今回は宵々山コンサートで永六輔さんと中村八大さんが行ったユーモアあふれる“芸”をご紹介する。

2016年の現在において説明が必要になる部分があると思うけれど、そこを説明してしまうとこれもまた無粋な話なのでやめておく。

ここで朗読されるのは、川端康成氏の作品『雪国』の冒頭部分。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
「駅長さあん、駅長さあん。」
明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
もうそんな寒さかと島村は外を眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に呑まれていた』

この文章の朗読・・・お二人のエンターテイナーぶりをお楽しみください。


川端康成作 『雪国』永六輔朗読、中村八大演奏



gonbe5515

娘たちが幼い頃、『カラスのパンやさん』『おばけの冬ごもり』なんかを京都弁、大阪弁、愛媛弁、富山弁などで読み替えてみて、バカ受けしてたのを思い出す。
by starforestspring | 2016-07-22 22:10 | 永六輔さん | Comments(0)

一本指のピアニスト

昨日、宵々山コンサート第二回のCDを聴いててふと思った。
永さんは渥美清さんや野坂昭如さん、小沢昭一さんはもちろん、これまで全国のあちこちで声をかけ、かけられてきた職人さんや街角の人たちと、あちらの世界で再会を喜びあってる。。。

そう考えると、私もすこし嬉しくなってきた。
大橋巨泉さんも、もう着かれたころだろう。
永さん、よかったですね。


私は前に、永さんのことを「一本指のピアニスト」として認識してると書いたけれど、宵々山コンサートをご存知ない方には、それがどういうことだかおわかりにならなかったことと思う。

今日はそれをご紹介させていただく。
一本指のピアニストとは、つまり、これだ!

曲は『たづるさん』




gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-21 17:53 | 永六輔さん | Comments(0)

『生きているということは』

語り部、伝道師。
ああ、そうだった。そういう人だった。
黒柳徹子さん、五木寛之さん、いいことを言って下さいました。

7月19日に放送された『クローズアップ現代+ “ともだち あなた 戦う心” 永六輔最期の言葉』を見た。

本当に、この心の隙間をどうやって埋めていけばいいんだろう。
・・・埋まらないよ。。

ここしばらく、ずっと『宵々山コンサート』のCDを聴いている。
ともやさんの歌声、永さんの語り。
何遍も聴いている。

永さんがご存命だった頃と、逝ってしまわれたあとの今と。

省吾さんが亡くなったときもそうだったように、
今、永さんの声が、とても懐かしく、とても愛しく、とても強く聞こえてくる。


引き続き、違法を承知でYoutubeにアップする。
永さんの歌声。
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『生きているということは』


      作詞 永六輔 作曲 中村八大

生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう

生きていくということは
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを
忘れないでいること
めぐり逢い愛しあいやがて別れの日
その時に悔まないように
今日を明日を生きよう

人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない

生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう



永ロス 六ロス 輔ロス
そんな言葉で永さんが逝ってしまわれたことを言い表してほしくない。
言葉を大切に使っていた人なんだ。言葉に心を注いだ人なんだ。
ちゃんとした日本語で頼むよ。


あまロス五代ロスと一緒にすんなよ。

gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-20 19:12 | 永六輔さん | Comments(0)

ドラマ『仰げば尊し』

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神奈川県立野庭高校の吹奏楽部と、中澤忠雄先生とのお話を基にしたドラマだそうです。
第一回を見ました。
懸念していたとおり、出演してる青少年たちの覚悟のないワルぶりにウンザリしましたが、お話自体は、イマドキこんな話をみんなが受けいれるのか?と心配してしまうくらいの純粋まっすぐクンでありました。

“覚悟のないワルぶり”とはさっさと縁を切ってもらって『表参道高校合唱部』みたいに展開してくれるのであればいいなあ。

それにしてもです。
多部未華子さんの大人な演技はどうですか。セリフの聞きやすさ、動きの自然さ、表情のゆたかさ。もう、そこだけ別世界。
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このドラマでの出演シーンを見て思いました。
蒼井優さんや宮﨑あおいさん、満島ひかりさんや尾野真千子さん。
こういう女優さんたちとの共演を、見てみたいものです。できれば映画で。


とりあえず、第二回もみることにします。
さっさと入部してしまえ!それだけ申し上げておきます。>青少年たち。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-19 18:38 | 映画・ドラマ | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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