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U-23 オリンピック予選  決勝

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みなさん、ご覧になりました?
決勝です、相手は韓国です。
この試合を見ずに寝るなんてできないでしょ?

ところがなんたることか、2点先にとられてしまいました。
その瞬間、テレビを消して寝てしまおうかと思ったのは私です。>なにしろ深夜ですし、明日も早朝から仕事だし。
だけど出来ませんでした。
ここで私が見放したら、いったいだれが彼らを応援するんだと。>自意識過剰

そしたらなんと、立て続けに2発。
そして終盤に1発。
2点とられたあとに3点取る。
なかなかできることじゃないです。
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6戦全部勝っての優勝。最後はアジアの虎を倒しました。
見事!

勝ったことはもちろんですが、接触プレーのあとむやみに倒れたり痛がったりあからさまな時間稼ぎをしない、このことにも私は賞賛を送りたいと思います。

さて、アジアの虎。今頃は負けたことを正当化する理由を考察中のことでしょう。
今度はどんな理由を言い募るのか。
「スタンドに旭日旗があったので悲しくなった」をもう一回使うつもりじゃなかろうね?


gonbe5515

白のユニフォームが似合ってた。
やっぱりサッカーのユニフォームは白が一番ではないかい?
ホームのユニフォームを青から白に変更するに一票。
by starforestspring | 2016-01-31 22:13 | 雑感 | Comments(2)

クールジャパン

いつごろからだったかはっきりとは覚えてないのだけど、 最近書店で『外国人が驚く日本の素晴らしいところ』という類の本が増えたような気がする。

パラパラっと読んでみる。悪い気はしません。いい気分です。

電車の座席に膝立ちをして窓の外を眺めてる小さな子供の靴を揃えてる親。
駅のホームで整然と並んでる人々。
美しいトイレ。
時刻表どおりに来る電車。
無人の野菜売り場。

私たちにとっては当たり前すぎて話題にもしないことが、外国の人からすれば信じられないほどすばらしいんです!そういうことが日本には多いんです!

まあ、そういう趣旨。

棚に戻して、他の本を物色してる私の胸に、なんかすっきりしないものが残ってましてね。
なんでかなと、立ち止まって理由を考えてみました。
そしてもう一度、さっきの棚に戻り本をパラパラと。

わかったんですよ。
これらの本を書いてらっしゃるのが、日本人である。
私のすっきりしない理由はそこだったんです。


日本を旅行した外国の方々が、お国に帰ったあと「ボクが旅行した日本という国はこんなところだった。たとえばトイレはこうで、電車はこうで・・」と紹介してくださる。そうであれば私は、本を読んだあとニコッと笑って鼻の下をこすったりするのでしょうですが、外国の人がおっしゃってる日本に対する感想を、そのまま日本人が本にしてる。
こういうのって、こういうのってさ・・・

『自画自賛』

って言うんだって習いませんでした?


「いやあ、実に美しいお嬢さんですな!」
「いやいや、おてんばで手を焼いております」

「突然お邪魔して申しわけございません。これ、お口にあうかどうかわかりませんけど・・」

「お寒いなか、わざわざおいでいただいて申し訳ない。寒かったでしょう?」
「いえいえ、ふところは年がら年中寒いもんで、これくらいの寒さどうってことありません。」


こういう“謙虚”とか“謙遜”とかが、日本人の美徳ではなかったか?
  ※みっつめのは用法的にまちがってるかもしれないけどさ・・・

自己主張は大切だけど、やりすぎると鼻につくようになります。。

と、言いつつ、実は私子供の頃
「お前は自分の手柄をひけらかし過ぎる。無言実行。自分で言わんでも、見る人はちゃんと見ていてくれるんや」と、父に度々叱られました。ですから「こんなにスゴイの!」「どう?日本だけでしょ?こういうの」って言い連ねる気持ちはわからないでもない・・というか、よくわかる。

父は、私に寡黙を求めておりました。
健さんみたいな、「男は黙って・・」を求めておりました。
気持ちはわかるのですが、それを実行できるかどうかはまた別の問題で。


でもね、思うのですよ。
謙遜も謙虚も、いき過ぎるとうっとおしくありませんか?
うっとおしいですよね?ええやん、ほめてるんやから素直に受け止めえや。

「お美しいですね」
「いえいえ、おたわむれを。私なんか・・・」より

「お美しいですね」
「ありがとうございます」
のほうが、気持ち良くありませんか?


自画自賛もダメ、謙虚もダメ。
じゃあどうすればいいんだ?と。


「日本のここがスゴイ!実に立派!」
こんなふうに褒められたら、「イヤイヤ・・」と照れながら頭をかき、右手に持ったグラスのウイスキーを一口二口飲んで、ちょっと遠くを見つめて黙ってしまう。

そんな日本人に私はなりたい。


ムリかな?



gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-30 22:34 | 雑感 | Comments(0)

船の旅、電車の旅。

旅。

どこに行くかではなく、どうやって行くかで考える。
一番最初に脱落するのが徒歩。次に飛行機。その次が車。さすがに自転車も難しかろう。
となると、残るのは船と電車。

大阪に住んでたころ、四国にはよく遊びにいった。
弁天埠頭から関西汽船に乗り、愛媛松山まで。
空も海も真っ暗。三等室で横になり、眠って目が覚めたら松山着。旅とはとても言えない。だけど エンジンの音、振動、白い波しぶきと後ろに広がっていく航跡。それら非日常的な事々は、固くて冷たい三頭客室の床で寝ていても、心が浮き立つものだった。

だけど、船は単調だ。
見渡す限り海と空。
朝の景色と昼の景色は変わらない。
海の色や波の高さ、雲の形は変わるだろうけど、“あるもの”は同じ。

そういう意味でいえば、電車の旅は楽しそう。
景色は刻々と変わり、街を歩く人の姿も見える。
山があり、海があり、湖があり、人々の暮らしを一瞬ごとに見ることが出来る。
ただ・・・電車は狭い。船に比べると狭すぎる。
長時間乗ってると、その狭さにおしつぶされるかもしれない。


去年の3月『キレイ』を見に行ったとき、たまたまホームに停車していたトワイライトエクスプレスを撮影。
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船にするか電車にするか。
私がおまけの人生をもらうことが出来たとき、じっくり考えることにする。



gonbe5515


♪はるかなはるかな見知らぬ国へ一人で行くときは船の旅がいい
陽水さんはこう歌ったけれど、船だ行ける国って韓国・中国・ロシアくらいのようだ。
by starforestspring | 2016-01-29 18:54 | 雑感 | Comments(2)

さようなら

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小津安二郎監督作品『秋日和』を見た。

そこで原節子さんと司葉子さんが「さようなら」という言葉を使ってた。
夫(司葉子さんにとっては父)の七回忌が終わり、参列してくれた父の友人たちと雑談。
時間も遅くなったので、彼らより先に席を立つ。
そこで二人が友人たちに「さようなら」と挨拶をし、部屋を出ていく。
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「 さようなら」
この言葉、一番最近使ったのはいつだったか・・。

思い出せない。
手紙の中で書いたことは覚えている。
それでも10年以上前。
口から発する“言葉”として使ったのって…。


「じゃあまた」「バイバイ」「ほな!」「お先!」はいつも使ってる。
でも「さようなら」としっかり口にしたことは、最近全然ない。


「さようなら」、口にしてみる。
・・・・なんだこのこみあげてくるものは。


「さようなら」
この映画の頃、この言葉はふつうの挨拶。
“今はお別れしますけど、また今度、どこかで” という意味。


「さようなら」
言われたこともある。読んだこともある。
・・・みんなそこで、“終わった” 。


「さようなら」
フランス語の「Au revoir」の意味でも使っていたはずなのに、
いつのまにか「 Adieu 」の意味だけにしか使ってない言葉。



今日のブログ記事の最後に私が

「それではみなさん、さようなら」と書いたとき、

「次の記事はいつアップかな?」と思う人と、
「gonbeのやろう・・・死ぬつもりか?」と取っちゃう人と。


言葉は生き物。
時代が変われば言葉も変わる。
わかってはいる。
だけどこの映画でこの言葉を聞いた時の私の混乱、
押し寄せる不思議な感情を、いかにとやせん。。。

本当に、映画ってやつにはまいってしまう。




それではみなさん、さようなら。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-28 17:18 | 雑感 | Comments(0)

久保くん原川くん

昨日のイラク戦、ご覧になりました?

久保くんと原川くんがゴールを決めたとき、興奮のあまり思いっきり手をたたいてしまった。「骨はくっついてますが、固まってないので重いものを持ったり衝撃を与えたりしないように」とドクターから 注意されていたにもかかわらず。

今も少し、手が痛い。


まあ、それだけこの二人のゴールが見事だったということです。
鈴木くんの早いクロスに体勢をくずしながらもドンピシャで合わせた久保くん、遠いところから、ボールの芯をしっかり打ち抜き、低い弾道でゴールに突き刺した原川くん。

おふたりとも、お見事でした。

ボール支配率は間違いなくイラクのほうが上。
攻め込んでいたのもイラク。シュート、コーナーキックの数もイラク。
そこを勝った。
攻め込まれながらもそれをしのいでカウンターを決める、少ないチャンスをしっかりものにする。
これって大人のサッカー?
A代表の試合を見てるより楽しめたぞ。


身内や知人に有名人のいる人が時々、彼や彼女の知名度がどれほど高いか、どれほど金持ちか、どれほどすごいことをやってのけたのかを自慢する。そんなとき「なるほど・・・。で、あなたは?」と冷たく問い詰めてしまう私がこんなこと言っちゃあいけないけれど、

「二人ともサンガ出身でしてね」


リオデジャネイロオリンピックに、いまひとつ熱が入らなかった私ですが、彼らがどんな試合を見せてくれるかと、少し楽しみになってきた。



gonbe5515


決勝の相手は予想に反して韓国。
by starforestspring | 2016-01-27 17:52 | 雑感 | Comments(0)

サラバ! (上)

『サラバ!』を読み始めている。

意外にこの小説は強敵。
読み始めてみると延々と続く家族の話。延々というかダラダラというか。
ちょっとつかみどころのない展開です。これはいったいどういう話なんだろうと、ここまで読んでもなお見えてきません。どのへんからおもしろくなるのだろう、本当にこれからおもしろくなるのだろうかと、疑心暗鬼のど真ん中。

そういえば昔、横山秀夫さんの「64」を読んだときもこんな感じだったなあ。


『さんまのまんま』で西さんご登場の回を見た。この本を買ったきっかけはそれ。
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西さんのトークが爆竹みたいにおもしろくて!本当に愉快な方でした。
だもんで、この人が書く小説って、どんなのだろう?と興味を持ったわけです。
序盤を読んでて、この本を選んだのは失敗だったか?という思いが頭をよぎったのだけど、まあとにかく、最後まで読んでみようと思います。


今、主人公がエジプトに引っ越したところまで進んだ。
エジプトの話になってから、ちょっと動きが出てきた感じ。
『さんまのまんま』 でネタにされていた「アカシヤサンマ」も出てきた。ちょっとウケた。これが本当だとしたらおもしろいなあ。さんま師匠、地球の裏側にまでそのご高名をとどらかせていらっしゃるわけですな。
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私たちが知っていることを知らない人がいる。
私たちが知らないことを知っている人がいる。
私たちのあたりまえがあたりまえでない国がある。
私たちのあたりまえでないことがあたりまえの国がある。

世界は広く、私たちは悲しいくらい無知だ。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-26 18:48 | | Comments(0)

本の行く末

昔、広くはない家に置いておけなくなった本を処分しようと決めたことがある。
たくさんある本の中から「コイツはいいかな?」というのを抜き出したら30冊くらい。
どうせ処分するなら、毎月第三金曜日の古紙新聞紙の時に出すよりも、古本屋に持って行ったほうが、多少なりとも収入になるし、次の人に喜んでもらえるかもしれないし。
そう思って古本屋に持っていった。

そんな欲をだしたのが間違いだった。

レジのおねえさんから受け取ったお金が500円だったか600円だったか。
それがすごくショックで。
処分しようとを決めた本だけど、それは私が本屋で選んで買ってきたものであるわけで。
買ったことにそれなりの理由があり、読んでみてそれなりの面白さがあり、それなりの感想があり。

思い入れのある本に値段をつけられる。
めちゃくちゃ面白くなくても、一生手元に置いておこうとは思えなくても、この手にとりページをめくり、なにがしかの感動をもらった本にはちがいないわけで。

「これは20円です。」
「これは15円です。」

なんて決めていかれると、私の思い入れとか感動とかの評価額を言われてる気がして。

わかってます。
考えすぎです。
gonbeさん、なんでそういうふうにとっちゃうんですか?ってな声も聞こえてます。


・・・とっちゃうんだよねえ。


以来私、本を古本屋に持って行くことをやめた。
もちろん、毎月第三金曜日の古紙新聞紙の日に出すこともしていません。

買った本は、私が生きてる限り手元に置いておく。そう決めたのです。
娘たちがいつか読んでくれるかも。娘たちの子どもがいつか読んでくれるかも。
かすかではありますが、そこに期待して。


私が死んだあと、私の本たちがどうなっても、私にはわかりませんから。
ニョーボと娘たちにそこは丸投げしよう、そう思っています。


本はね、いいもんですよ。
背表紙を眺めても、ページをめくっても、手に取ったときの重みも。

実に、いいもんです。


gonbe5515


今日また、一冊買ってしまいました。
by starforestspring | 2016-01-25 20:52 | | Comments(4)

桑子さんから目が離せない

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それほど熱を上げていらっしゃらない方にとってはなんてことないことだろうけど、贔屓の身には残念無念な桑子さんの『ブラタモリ』降板。4月からNHK夜11時のニュースのキャスターになられるとか。

『ブラタモリ』、昨日は小田原でした。蒲鉾とか小田原評定とかがまっさきに思い浮かぶ方が多いのでしょうけど、私にとっての小田原は川原泉さんの作品『フロイト1/2』の舞台。
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「小田原城には象がよく似合う」

川原さんの絵とともに、この言葉を読んだときのおかしさといったら・・・。

『ブラタモリ』次回から松山だそうだ。
松山。一六タルトと道後温泉。カンチとリカの梅津寺駅。忘れちゃいけない宮内伊予かん。
もう二度と行く事はないだろうけど、いい思い出の多い土地。
水谷豊さんのロケを見学させてもらったのも道後温泉だった。
いいとこです。ひねもすのたりのたりかな・・で。私にはムリでしたけど。

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桑子さんにとっては11時のニュース担当は、ステップアップに違いない。
4月からは、キャスターとしての魅力を見せてくれることを期待している。

3月末までは『ブラタモリ』にご出演なのだろうか?
それまでは、キッチリ見させていただくつもり。

タモリさんも寂しいだろうね。

gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-24 23:00 | 雑感 | Comments(0)

横内勝司さん

今朝の新聞に私は心から感謝したい。
これはもう・・・いろいろ書いてる時じゃない。

みなさんにも是非ご覧いただきたい。
こんな世界があるのです。

横内勝司作品集 時を超えて vol.1

横内勝司作品集 時を超えて vol.2


モノクロ写真の持つ力というものに、深く魅入られてる私ですが、
この写真の数々にはやられた。

明治生まれ。
欲も得もなく、ただ好きな写真を撮っただけ。

写真には力がある。
一瞬を切り取った一枚の写真から、どれだけの物語を読み取ることが出来るか。

このブログで、私のしょうもない文章を読むより、ここにある写真を一枚一枚眺めることのほうが、はるかに有意義なことと確信します。

横内勝司氏。ご自身の写真が時を経て新聞紙上にとりあげられるなんて期待も想像もしてらっしゃらなかったと思う。

この写真を撮って下さった横山氏に心からの感謝を申し上げる。
同様に、この写真を紹介して下さった方にも。

とにかく私は・・・やられました。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-23 22:53 | 雑感 | Comments(0)

小説『プリンセストヨトミ』もういっちょ

書き足りないことがあったので、昨日のつづき。

『プリンセストヨトミ』という小説、確かに荒唐無稽な設定なのですが、いつも申し上げておりますとうり「大阪やったらそれくらいのことやってもおかしない」という、大阪に対するある種の信頼感があればちゃんと受け入れられる設定なのです。ここがダメな方は小説読んでものめりこめないかもしれません。落語と一緒で、読みながら自分の頭の中で“絵を描く”ことが出来るかどうかが、この小説の評価を分けるのかもしれません。
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昨日私は、
>「さすがにそれはやりすぎとちゃいまっか?」という徳川家に対するブーイング。
>なんの得もなく、命さえ危うい。にもかかわらず一人の子どもを守る。そう決めた彼らの心意気に私は大げさではなく涙しました。

と、書きました。
自分のことを豊臣の末裔であることを知らない子どもの姿を、微笑みながら見ている大阪人の姿に心打たれたことを書きました。

でもここだけじゃないんです。
父と息子の姿を文章にした、そのことも私はおおいに評価したい。
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松平が真田に問います。
「なぜ信じる?なぜこんなお伽話のような世界を信じることができる?」

真田が答えます。
「それは父の言葉だからだ、松平さん」
「子は父に訊ねる。いつ自分は息子たちに、大阪国のことを告げたらよいのか、と。父からその答えを告げられたときはじめて、子は目の前に立つ父の覚悟を知る。父が残りの生を、未来とともに自分に託したことを知る。その重みは一生忘れられないものになる」

このあと、松平の様子を表す文章が続きます。その最後に
“誰もいない廊下で、松平はあと少しだけ泣いた”という一文が差し込まれます。


父は、私の父はほんとうにどうしようもない人でした。
どうしようもない人でしたが、同時に子どもたちのために自分が歩みたい人生をあきらめた人だったのかもしれない、長じて私はそう考えるようになりました。もちろんそれは私の買いかぶりに過ぎず、父は自分のやりたいことをやりたいだけやって、私たちを振り回しただけ・・なのかもしれません。

そういう部分を、
息子としてモヤモヤしている父の人生を、大阪国議事堂につながるあの廊下で聞きたかった。
息子として、父の本当の姿をちゃんと知っておきたかった。そう思うのです。
そんな父はある朝倒れ、再び言葉を発することなく二年半、ベッドの上で管につながれたままこの世を去った。

ニョーボの父、私にとっての義父は、妻と娘と息子(義弟)に、ひと言の言葉も残せずにこの世を去った。



父たちが、残したかったであろう伝えたかったであろう言葉がなんだったのか、それを私は知ることができなかった。松平もまた、父の言葉を聞くチャンスを自らが手放してしまったことを悔い、“もう少し泣いた”に違いない。

父と息子の絆の一つのかたち、こうありたいと思えるかたちを提示してみせた、その点においても私はこの小説を支持する。
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gonbe5515
by starforestspring | 2016-01-22 18:36 | | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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