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お酒の話 スピリッツ Mさんがオーダーしたジンバック

京阪三条駅から歩いてすぐ、三条小橋のたもとに喫茶ハセガワがあった。
高校時代、アルバイトとしてその店にお世話になった私は、不思議なママさん、胃弱の雇われバーテンさん、カタブツの見本のような男子大学生のEさんと楽しいバイト生活を過ごしていた。
そこにもう一人新しいアルバイトが。女子大生でMさんと言った。美人というわけではないけれど、明るくて、話し好きな人だった。Mさんはすぐに店になじみ、いつの間にか私はもちろん、Eさんまでをも指揮下におさめ、フロアの仕事を仕切るようになっていた。
楽しかったハセガワでのバイトは、ますます楽しい時間となっていった。

Mさんが加わってふた月ほどしたある日
「なあKちゃん、今日仕事終わったらなんか予定ある?」
と聞いてきた。

「いえ、別にありません。家に帰るだけです。」
「そう・・・ほしたら今日おごったげるさかいご飯食べにいこか?」
「え?ほんまですか?どこでもおともします!」

閉店時刻が来て、高瀬川に面した従業員専用出入り口(=勝手口)を二人で抜け、Mさんについて行った先は、なんと川を挟んだ向こう側に立ってるビルに入っていたパブ“ジロー”
「え?Mさん、お酒ですか?」
「あたりまえやん、なんやて思てたん?」
「そやけどボク高校生ですよ」
「あんた・・・そんなこと気にするマジメタイプなんか?」
「ちがいますけど・・・」

店に入り、席を決め、ハセガワのユニフォームとは全然露出度の違うタイプのユニフォームを来たウエイトレスさんがオーダーを取りに来た。
「ミックスピザと、スパと、それから私はコークハイ、この子には・・・そやなジンバック」
メニューを見ながらオーダーを告げるMさんは、店にいるときのMさんと別人だった。
そういえば、髪も下ろしてて、なんだか雰囲気が変わっていいカンジ。

「ジンバックでよかったよね?」
「すんません、ジンバックってなんか知らんのですけど」
「あ、そうなんか!・・そうやな、高校生やもんな」
「そやからさっきから言うてるのに」
「大丈夫大丈夫。飲みやすいお酒やから」

ジンというお酒を飲んだのはその時が初めてだった。
 #これまでにもこのブログで何度も言ってますが、高校生はお酒を・・・・やめとこ。
ついでにピザを食べたのも初めてだった。
Mさんが親指と中指を使ってピザの一片を器用に持ち上げ、人さし指で中ほどを押さえて二つ折りにしたピザを口に運ぶ。流れるようなその動作がなんとも大人っぽくって。。

「Kくんも食べたら?」
「え?」
「かまへんかまへん、食べ食べ!」

ピザを食べたことのなかった私は、おそるおそる手を伸ばした。
Mさんの真似をして、つまみあげようとするのだけれど、チーズが伸びてうまくちぎれない。
それを見たMさんがフォークを使ってくっついてきたチーズを丸めてちぎってくれた。

「ピザってこうやって食べるんだ・・」
それは不思議な味がした。チーズとマッシュルームとサラミ。これまで知らなかった味覚。
またひとつ、新しい世界を知った私は、夢中でピザに手を伸ばしていた。

「あんな・・」
「はい?」
「ウチ、来週で店やめるさかい」
「え〜〜〜!!」

周りのテーブルに座っていた人たちが一斉に私たちのテーブルのほうを見た(と思う)。

「な、なんで?」
「う〜ん・・・まあな、いろいろあってな。」
「いろいろって・・・なに?」
「まあな、いろいろやねん」


高校生にはわからない、“大人の事情”ってものがあったらしい。
Mさんがやめることは、翌週に入ってママさんから発表された。
胃弱のバーテンさんも、カタブツのEさんも、黙ってそれを聞いていた。
私だけが、なにがなんだか・・な気分だった。

Mさんがいなくなったハセガワからは、笑い声が消えた。
みんななんだか急に生真面目に仕事に励むようになった。
胃弱のバーテンさんは、昼食としておかゆみたいにやわらかに炊いたごはんで作ったおにぎりを二つ食べると、
「30分は動くなって医者に言われてんねん」
と、小さなイスに腰を下ろし、その間入ってくるオーダーを全部私に作らせるようになった。
「ママの許可はもろてるさかい」
そう言ってバーテンさんは毎日昼食後の30分、私をカウンターの中に立たせて自分はその後ろの簡易イスに座っていた。オーダーが入ってくると、それに合わせて
「冷蔵庫!上から二番目の瓶!氷!シロップ1/4!タンサン3/4!」
ホット、レイコー(アイスコーヒー)、紅茶、カルピス、クリームソーダにレスカ(レモンスカッシュ)いつのまにか私は店にあるドリンクメニューはひととおり作れるようになっていた。

「ソーダ水に入れるシロップを、緑にするか赤にするかは、客の顔を見てから決めんねやで」
胃弱のバーテンさんはそんなことも教えてくれた。
「目の前に客がいて、作るところを見られてる時はな、缶詰めチェリーを手でつまんだらあかんで。右手伸ばしてバースプーンでチェリーを持ち上げるやろ、ほいでそれをな、自分の頭の上を飛び越えるように放り投げて、左手に持ってるグラスでポチャン!って受けんねん」

そんなことも教わって、実際お客さんから大喝采をもらうようにもなっていた。

ハセガワを辞めて高校を卒業し、大阪で一人暮らしをしているうちに、私はハタチになった。
誰に遠慮することなくタバコを吸い、お酒を飲めるようになった。
コンパだ忘年会だ歓迎会だ・・なにかと理由をつけては飲んでいたけれど、仲間たちが
「ミックスピザ!」
「ジンバック!」
「コークハイ!」
こんなオーダーをするとなぜだかいつも、“ジロー”でのMさんのことが思い出されて。

Mさんが辞めた理由はなんだったんだろう?
ママのあの能面のような表情の向こうにあったのはなんだったんだろう?
バーテンさん、そういえば知らんふりしてママの話を聞いていたよな。
Eさん、下を向いてなんだか落ち着かない風だったっけ。

親指と中指でピザをつまみあげ、人さし指でまん中へんを押さえて折り曲げてから口に運ぶ。
ピザのそんな食べ方を、何人の後輩に教えてきたことだろう。
「ジンバックでええな?ええやろ?・・大丈夫大丈夫、飲みやすい酒や」
メニューをたたみながらそう言って、向かいに座ってる後輩の飲み物を勝手に決めたことだろう。


これまで飲んできたお酒には、いろんな思い出がセットになっている。
が、ことジンに限ってはほかのお酒にはないものが今もついてきている。

“霧の向こうの大人の世界”

ジンは私が一番が好きな酒。
そして数あるジンの中で、一番と思うのがこれ。ボンペイサファイヤ。

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Mさんの思い出と、謎と、不思議とが入り混じったような味がするのです。

冷凍庫(冷蔵庫ではなく)にこのボトルを放り込んでおきます。
同じくロックグラスも一緒に入れておきます。
キンキンに冷えたグラスにこいつを注ぎ、グラスに霜がついてるうちにストレートでどうぞ。

gonbe5515
by starforestspring | 2012-02-29 13:06 | お酒の話 | Comments(3)

とりいそぎ・・・

どうもこんばんは。

今日はちょっと体調がすぐれませんので、短くなりますが思いつくままに。。。

WOWOWプライムで、『シルクドゥソレイユ』を見ました。
結構昔(7年前?)の映像だったのですが、いやあ驚きました。
ディズニーに言ったときにホテル送迎のバスについてるテレビでプロモーションビデオを見てましたが、そのまんまの凄さでした。人間・・・ですよね?彼ら。
舞浜のはもう撤収したはずです。結局見に行くことは出来ませんでしたが、メンバーのみなさんに遅ればせながらのスタンディングオベーションを送りたいと思います。

『お酒の話』を、先日書きました。
まだビール、スピリッツの項を書いておりません。
で、日本酒の記事のときに書きわすれたのですが、私の敬愛する須賀原洋行先生のお勧めのお酒に『而今』っていうのがあるんです。今日お世話になってるデザイナーさんと会ってるときに、そのお酒の話になりまして、彼が「で、それ、どこのお酒?」って聞いてきたんです。
そういえば、どこのお酒か調べてなかったな・・と、すぐ手元のiPhoneで調べましたら、
「木屋正酒造」ってところで造られていることがわかりました。そのお店の住所が

三重県名張市本町

にあるそうなんですね。
・・・どっかで聞いた住所ですねえええ。。。

それなりのお値段のするものから、そこそこのお値段のするものまであるみたいです。
調べてみて気になったのは“甘口”ってことですね。
私はあまり甘口を好まないので、須賀原先生のお勧めとはいえ、これはどうなんだろう?と不安になってます。
このお酒、飲んでみたことのある方に、是非感想をお聞きしたいものです。

ということで、すみません、今日はこれにて。

gonbe5515

雪がだいぶ溶けてきました。
この冬の雪は、観測以来4番目の積雪を記録したそうです>今日の新聞より
件のデザイナーさん曰く、「俺の子供の頃の豪雪はこんなもんじゃない」とのことです。
都市機能がマヒしたそうですよ。
大人たちは家にじっとしてるか、屋根と家のまわりの雪かきの繰り返しだったとか。
融雪装置とか除雪車とかのない時代でしたからね、大変だったろうなあと思います。

昔話を聞くのもなかなか楽しいもんです、ハイ。
by starforestspring | 2012-02-28 21:59 | 雑感 | Comments(0)

ケータイ小説家の愛はどこに?

昨日はいろいろ書いてしまいました。
映画を観た後の感情をそのまま文章にしてしまったため、言葉を重ねてしまい、意図がわかりにくくなったような気がします。私自身、読み返してみて、

>役者はもちろんです。そんな役者の演技をヨシとしてしまった監督ももちろんです。
>ですが一番問題なのは、それらを統括したプロデューサーだと思います。

なんだ、この二行だけでよかったんじゃない。。。と思いました。

文中にも書いていますが、私は役者さんの演技のあまりのひどさに、途中何度もリモコンを手に取りました。
結局ボタンを押すのは踏みとどまりましたが、もし途中でやめていたら、かわたさんが意図したこと、観る者に伝えたかったことも、受けとることができなかったでしょうし、この作品に対する感想を述べることもできなかったでしょう。せめてもう少し、感情の表現方法の引き出しを二つか三つではなく、七つとか八つとか持っておられる役者さんたちが演じておられたら・・と思います。そしてご本人も書いていらっしゃいますが、かわたさんご自身が監督されていたとしたら、一層違うものになっていたに間違いありません。
当時はそれが出来ない状況だったとのことですので、言ってもせん無いことではありますが。

映画というのは企画があって(プロデュースする人がいて)、脚本があって、それから監督を選び、スタッフを選び・・っていう流れで進んでいくものと私は思っています。(かわたさんそれで合ってます?)

ですから役者が演技が下手なのは役者はもちろんだけどそれを選んだ(ヨシとした)プロデューサーの責任は当然問われてしかるべきだろう・・と。私はそこを言いたいわけです。

>ろくに宣伝もされずに公開されて、そりゃヒットするワケが無い。
それまでの慣習をぶちこわして、派手な広告戦略で観客動員を図ったのは、確か角川映画さんだったように記憶しています。大手の会社で制作された映画が、役者を番宣にかりだして動員を図る手法も今では定着したみたいですね。
ではそういう手段がとれない作品たちはどうやっているんだろうっていうのが私の疑問でした。広告も打たず、番宣もせずであるとすれば、チラシ配りとか電柱の貼り紙とか、映画館のポスターとか、映画雑誌の囲み広告とかですか?そういう広告の打ち方しか出来ない作品の中で、奇跡的に見いだされた作品だけが、著名な雑誌やテレビ番組とかで取り上げられるってことなんでしょうか。

>マイナーな創り手は永遠にマイナー世界から上がって行けない
その世界を歩いてこられたかわたさんの言葉に、私はなんて応えていいのかわかりません。

今もその世界で、映画という芸術に取り組んでおられる多くの人々がおられるんですよね。。
夢を追いかける方たちに、もっと光があたる機会ってないものなのでしょうか。
都道府県ごとのコンテストとか、配給会社による賞だとか、自主製作映画だけの映画祭とか。。。

ほんとに、もっと光を。
そしてトマトを。

それらを浴びて力をつけて、観客を狂喜させるような作品を携えて、光の源に昇ってきてほしい。

gonbe5515

映画業界のことについて、かわたさんが大変興味深い記事を書いておられます。
その業界に身を置いていた人にしか書けないものです。
興味のあるかたはご一読をお勧め致します。


『業界人のこと(前編)』

『業界人のこと(後編)』
『業界人のこと(追記)』
『日本映画の哀しい現実』
by starforestspring | 2012-02-27 20:53 | 映画・ドラマ | Comments(4)

『ケータイ小説家の愛』

『脚本がしっかりしてれば映画もそれなりのものが出来る』
そんな意味のことをおっしゃっていた黒澤明監督の言葉を信じていた私。
が、
『雨上がる』『海は見ていた』の二作を見て、必ずしもそうとは言えないってことも知りました。

もちろんこれは「黒澤監督が書かれた脚本に、悪いものがあるはずがない!」っていう心酔者の思い込みによるものかもしれません。
この二作が“それなりのものになっていない”のは、小泉監督や熊井監督の責任ではなく、脚本そのものにあった・・・のかもしれません。
そのどちらであるのかは、観る人によって意見が分かれると思いますが、少なくとも私はこの二作が“それなりのものになっていない”のは、脚本ではなく監督の責任だと思っています。もっと言えば、この脚本を映画化しようとしたプロデューサーの責任だと思います。


映画は総合芸術。

脚本、監督、美術、衣裳、音響、編集、役者・・・それぞれに関わる人たちの力が相互に影響しあって一つの作品となる。それぞれのスタッフの力は、作品の中に、目に見えないような深いところに埋め込まれている。ある映画がもてはやされると、多くの場合、そして多くの人が監督・役者の功績を讃えるけれど、それだけじゃないんですよね。監督と役者だけで作品が出来るわけじゃない。作品に関わり、支えてくれる多くの表舞台に出てこない人がいる。

それを知っている監督や役者は、スタッフへの尊敬を忘れないし気配りを忘れない。自分の領分は自分が守り、最大限の力を注ぎ込む。だから相手の領分に対する敬意を忘れないけれど、同時に自分と同じように最大限の力を注いでくれることを相手に期待する。そうした責任感、信頼関係の強さ、つながりが作品に結実する。
なかよしこよしをヨシとする、まあまあって気持ちで妥協する、相手に強く言わないかわりに自分にも強くいってくれるな・・そんな現場ではいい作品って生まれない。

どんな現場になるのか。
それはプロデューサーが描く夢次第。プロデューサーの腕次第。
企画の実現の為にふさわしいと思えるスタッフを見つけてくる。集めてくる。
出来た現場が作る作品は、プロデューサーの作品。
作品の良し悪しは、プロデューサー次第。


映画制作のことはなにひとつ知らない私ですが、仕事の上でさまざまなプロジェクトに関わってきた経験から、きっとそうなんじゃないかなあって思います。
それともこれは“夢見るよい子ちゃん”の思い込みでしょうか?


前置きが長くなりましたが、『ケータイ小説家の愛』です。

>商品にするからには、数々の注文や制約をクリアしなくちゃいけない
かわたさんはご自身のブログの中で、こんなことを書いておられます。



ビジネスですからね。
霞を食って生きてはいけないのですからね。
投資した以上は、投資分の回収はもちろん、利益を出さなきゃいけない。

ではどうすれば利益が出るか。
簡単なことです。売れればいい。
じゃ、売るためにどうする?


・・・・ここから先なんじゃないでしょうか、問題は。


でっかい花火をうちあげるように、どどーんと売れて、あとにはなにも残らない売れ方。
小さい炎なんだけど消えない。どころかその炎を消すまいと、手をかざしてくれる人もいて、いつまでも燃え続ける。そんな売れ方。

商品が売れに売れてるところ、そこそこ売れてるところ、倒産しない程度に売れてるところ・・いろいろあると思うんです。ただ、売る側がどこを狙うのかによって、その商品の作り方、広告の仕方、販売の仕方って変わってくると思います。
ヒットを狙ったのか、利益が少なくても時代を先取りするような作品を作りたかったのか、前衛的な作品を目指したのか、少数でも熱心なファンに受け入れてもらえる作品を作ろうとしたのか、それとも・・・年度末の公共工事のように、予算を使い切るために「何でもいいからとにかくあと一本!」って作ったのか。。


この作品をプロデュースした方は、なにを目指していたのでしょう?
どのターゲットを狙い、どんな風に売ろうとしていたんでしょう?
それ以前に、どれくらい売るつもりだったのでしょう?
見終わったあと私は、この作品がどういう意図で作られたのかを知りたくなりました。


そのプロデューサーさんから予算がなくて・・って答えられちゃうと、ここから先の話は書く前から終わってしまうですが、一応書きます。


役者。
ひどい、ひどすぎる
出演している方々の演技がもう・・・目も当てられない。
かわたさんの脚本だから、そのあとの展開が気になって見続けましたけど、それがなければ、田村くんの登場の時点で私はスイッチを切ってたと思います。

>ケータイ小説を徹底的に茶化したパロディーから、毒を抜いたら一体どうなるか? それは、普通のありきたりなケータイ小説になっちゃう!

文章を読んだとき、その意味するところがよくわからなかったのですが、作品を見て納得できました。これはパロディになってない。ただの思い込みの強い女のコが一念発起したケータイ小説を書こう!という夢を実現するためにとった無謀な行動と、まわりの人々に与えた影響、そこからつながる事件、身に降りかかる不幸とそして・・・幸せ。

・・・・え?幸せ?

ラストシーン、フェラーリの助手席で、HIDEKIと愛ちゃんがにっこり見つめ合っている図を見たとき私は、田村くんがかわいそうでかわいそうで。。。

ハ、ハッピーエンドにしてしまうのか?って感じでした。
それじゃ、愛ちゃんのこやしになって散っていった田村くんや友樹くんはどうなる?

やっぱ愛ちゃんには、HIDEKIを劇的なシチュエーションで殺害してほしかったなあ。。
で、手錠を掛けられたところで夢から醒める・・・とか、血を見てにっこり笑ったあと、自分の体もナイフ(かなんか)で切りまくり、警察が来たあと泣き崩れて被害者のフリをして、見えないところでニタッって笑う悪女になってるとか、『あ、これもネタにつかえるかも・・』って嬉々としながらもケータイを打ち続けるとか。。

そんなラストのほうが、きっとおもしろいと思うのですが。
 #シロートがほざいてるだけですので、無視して下さい。

とにかくこれは、料理の仕方に問題があると思います。
役者はもちろんです。そんな役者の演技をヨシとしてしまった監督ももちろんです。
ですが一番問題なのは、それらを統括したプロデューサーだと思います。

そう、プロデューサーの責任です。

『ケータイ小説家の愛 ~再生~』が企画されるのを期待しましょう。もっとしっかりした役者さんで、もっとしっかりした監督さんで、もっとしっかりしたプロデューサーさんで。そうなったら私、絶対もう一度観ます。


>完全に私自身の投影であり、私にとって理想のクリエイター像でもあるんです。

>何かメッセージを感じてもらえるのか、その解釈がこちらの意図とリンクしてるのか、

かわたさんごめんなさい、私は役者さんたちの演技に耐え続けることと、お粗末な編集に目をつぶることのほうに疲れてしまって、かわたさんのメッセージを受け止めることが出来なかったみたいです。ましてかわたさんに脚本のオファーを出したプロデューサーさんが悪いと、大きな声で叫んでしまいました。


gonbe5515


いろいろと、勝手なことを書き散らしました。
お気に障ったら申し訳ありません。

それはそれとして、
かわた脚本に興味が出てきたので、今度は『亜弥のDNA』を観てみます。

それにしても プ...
by starforestspring | 2012-02-26 15:27 | 映画・ドラマ | Comments(5)

『カーネーション』ヒロイン交代

「イケズ、イコジ、・・・それからアホ」
これには笑いました。

「こさえ!」「こさえ!」「こさえ!」「こさえ!」
4人の女性に詰め寄られた北村さん、困った顔をしてましたが、嬉しそうでしたね。

「恥じらい? そんなもん、イヌも食わんわ!」
尾野さんの、ちょっとあごを突き上げていう時のセリフ、いいですよねえ。


でも最近のナンバーワンはなんといっても。。。

「ぬかにクギっちゅうか・・・」
糸子が聡子を諭してるとき、二人の後ろでぬか床をいじりながら腰を上げ下げしてる千代さん。

これですよ。
あれは笑った。麻生さんナイスです。


さて、来週の予告が今日の番組終わりに放送されましたが、いよいよ糸子役が夏木マリさんに交代するようです。


先日ドラマガイドを買ったときに、このことを知ったわけですが、今朝予告で夏木さんの姿を見たとき、やっぱり「なぜ?」という気持ちがわき上がりました。
11才の女の子の役を30才の女優さんが演じるのは違和感ありありですが、(某大河ドラマではぬけぬけとやっちゃいましたが)おばあさん役を30才の女優さんが演じるのは、なんの違和感もないと思います。ましてこれまでこの朝ドラを引っ張ってきた主演女優を、なぜここに来て替えるのかが私には理解出来ません。
「ライアーゲーム」の主演女優を戸田さんから多部さんに替えるのとはワケが違うのです。「ライアーゲーム」は一度“完結”してる映画です。今回どういうわけだか“再生”させるにあたって、戸田さんから多部さんに主演を替えた。スポンサーの意向とか、事務所の都合、本人の気持ち・・なにが合ったかは知りませんが、とにかく“別の映画”を作るにあたって主演が交代した。不思議ではあるけれど、筋は通ってます。

が、「カーネーション」は違う。
パート2でも再生でもなく、まだドラマは進行中。なのに主演女優が替わる。
確かに夏木さんは御年59才であらせられ、おばあちゃん役を演じるにはそれほどムリをせずにすむのでしょう。でも、そうなると千代さんを演じた麻生祐未さんはどうなる?御年48才で、演じておられるおばあちゃんはたぶん、70才近いはずです。30才の尾野さんにおばあちゃん役が出来ないはずがない。おばあちゃん役をやったところで、それほど違和感はないでしょう。

思い返せば『おしん』(>古!)の時、それまで田中裕子さんがやってたおしんが乙羽信子さんに替わるということがありました。
でも、私のかすかな記憶では、初回は乙羽信子さんが演じてて、そっから回想に入り、小林綾子さん登場・・・ではなかったか?>あまり自信ない。


いずれにしてもです!
正司照枝さんが去り、尾野真千子さんが去り、そしてたぶん麻生祐未さんも夏木さん登場とともに去られるのでしょう(ばあちゃん二人はいらないだろうから)
これで、私がこのドラマを見続ける理由がなくなってしまいました。

残念です。


gonbe5515


「カーネーション」クランクアップ

by starforestspring | 2012-02-25 16:47 | 連続テレビ小説 カーネーション | Comments(2)

『しのぶセンセにさよなら』

これまで私が読んできた関西弁で書かれている本は、桂文珍師匠の『落語的学問のすすめ』とか、桂枝雀師匠の『桂枝雀の落語案内』とかはるき悦巳さんの『じゃりンこチエ』とかがあります。関西で生まれた私にとって、これらの本を関西弁のイントネーションで読むのは面白くてしょうがなかったのですが、関西に住んだことがない、関西弁のイントネーションを再現出来ない人にとっては、どうなんでしょう?今は大勢の芸人さんたちが堂々と関西弁を駆使してTVなどに出演しておられますので、それなりに聞きなれていらっしゃるとは思うんですが、実際のところ、関西以外の人たちは、これらの本をどんなふうに読んでいらっしゃるのでしょう?

私はこれまでに太宰治作品で津軽弁、宮沢賢治作品で岩手弁(南部弁?)を見かけたことがありますが、やはり地元の方がそれらを読むのに比べれば、理解出来ていない部分があるように思えてなりません。なんて言うんでしょう、言葉のまわりにくっついている微妙な感情とか、雰囲気とか、文字のむこうに隠れてる空気感とか・・・・。

『しのぶセンセにさよなら』はコテコテの大阪弁で書かれています。
書かれていますが、細かいことは抜きで全然かまいません。言葉の違い、イントネーションの違い・・そういう部分を吹き飛ばしてくれるしのぶセンセとその他の登場人物たちとの会話は、関西弁をご存知ないかたもきっと楽しめることでしょう。

とにかくサクサクッと読める本です。正直東野さんの作品とは思えない。
『変身』『手紙』『秘密』『容疑者Xの献身』等々、ヒット作を連発しておられる人気作家ですが、まさかこんな小説も書いておられたなんて驚きです。
この本の巻末、「つづきはもう書かない」っていう意味のことを書いておられました。
時代が変われば作者も変わる、作者が変われば作品も変わる。当然ですよね。過去の作品に縛られることはないと思うし、過去から抜け出さないと未来はないと思うし、未来はすぐに過去になってしまうわけだし。。
東野さんにとって、『しのぶセンセ』を褒められることはもちろん嬉しいことには違いないだろうけれど、最新作を褒められることよりは嬉しくないんじゃないでしょうか。

そう考えると、この作品のドラマ化がよく実現したものだと思います。

先日のかわたさんのレポートの中で、多部未華子さんが「家の前に犬のフン置いて〜」ってセリフを喋ってると紹介されてましたが、あれは『しのぶセンセは暴走族』の中のセリフですね。この章は面白かったし、今回読んだ二冊の中に収録されているお話の中では一番ドラマ向きのように思います。教習所の教官に啖呵を切るところとか、車を運転してぶっとばすところとか、きっと面白いと思います。#しのぶセンセが運転する車はもちろんマーチでお願いしたい。

また、『しのぶセンセの上京』という章の中で、
「大阪の人の流れは滝だ、ぶつかり合いながら強引に流れる。でも東京の人の流れは津波。大きな力が巨大なうねりを作っている。」って一節がありました。二日間お気楽に二冊の本を読み続けてましたが、これを読んだときは思わず座り直しましたね。
うん、素敵な表現だと思います。

「ホームで電車を待ってる時、東京は整然と並んでるけど、大阪は電車が入ってくるなり我先にドアに殺到する」・・ってのには笑いました。この感覚は、実際大阪の駅のホームに立ったことのある人でなければわからないかもしれません。私は阪急電車をよく利用していましたが、阪急梅田駅での “並んでいる人” と “割り込みを狙う人” との間に漂う無言のせめぎ合いはすさまじいものでした。(JR環状線でのそれと比べればかわいいものでしたが)
今では少しくらいおとなしくなっているのでしょうか?

まあそんなわけで、しのぶセンセの本は楽しめます。
病院での待ち時間とか、サッカー観戦中のハーフタイムなんかで読むのにいいと思います。

そうそう、この本、なぜだかタイトルに“新装版”ってのがついてるのとついてないのと、両方売られてました。同じ講談社文庫なのに。
なんで?と二冊を手にとって比べてみたら、行の間隔の広さとか、フォントとかが違ってるんですね。表紙も違います。私は新装版のほうを買いました。そうでないほうのフォントが苦手だったので。それぞれの好みはあるんでしょうけれど、おもしろいことやりますね、講談社。


昨日今日としのぶセンセの活躍を読んで、このドラマと、きっと耳に心地よいであろう多部未華子さんの関西弁がますます楽しみになりました。しのぶセンセはソフトボール部のエースで4番だったという設定なんですが、さすがにソフトボールの試合はやってくれないでしょうねえ。
狭いまがりくねった路地を、ひったくりの犯人(小学生)を追いかけて疾走するシーンがあるんですが、ここは大丈夫でしょう。なにしろ多部さんですから。素晴らしい走りを見せてくれるに違いありません。

ホント、7月が楽しみです。

gonbe5515
by starforestspring | 2012-02-24 16:10 | | Comments(0)

竹本チエちゃんと竹内しのぶさん

宮部みゆきさんの作品を初めて読んだのはたしか『レベル7』。
以降、彼女の作品をむさぼるように読みました。読むことに苦痛を感じない、楽しんで読める小説を書いてくださる方だと思っていました。

そんな宮部さんが、多部未華子さん次回出演ドラマの原作、東野圭吾さんの著作『浪花少年探偵団』の講談社文庫の巻末に解説を書いていらっしゃいます。
これがなんともすばらしい文章でしてね。
これまでにたくさんの“解説”を読んできたつもりですが、これは素晴らしい。
こんなにも対象作品の雰囲気・空気をわかりやすく伝えた“解説”は稀だと思います。

『竹本チエが成長して竹内しのぶセンセになった』

ええ、このひと言でしのぶセンセのイメージがはっきりつかめました。
口が早く、手も早く、足も速い。そうです、まぎれもなくそれはチエちゃんです。

昨日はかわたさんが生まれ故郷布施で行われたドラマ『浪花少年探偵団』のロケでリアル多部未華子さんと遭遇し、それだけではなく、多部未華子さんに声をかけ(!)、さらにさらに目礼を受け(!!)、目と目が合ったという。。。うらやましすぎる体験をしておられます。
そんなことになってるとはつゆ知らず、私は多部未華子さんの写真に囲まれた寝室で『浪花少年探偵団』を読みながらかわたさんのレポートを待っておりまして、そのうちに、全部読み切ってしまいました。

この小説は、ドラマにすればおもしろそうですよ。
どんなキャストが集まるのかは重要ですが、“口も早く、手も早く、足も速い”チエちゃんが大きくなったようなしのぶセンセを多部未華子さんが演じ、のみならず関西弁を喋るという!!

普通に作っても成功が約束されたようなもんだと思うんですが、それに甘んじることなく、さらなる誘爆を期待したいですね。>監督さん


で、昨日の布施ロケなんですが、あちこち検索してみると、そこそこの数のブログで紹介されてました。ブログで多部未華子さんを取り上げておられる方々が、お互いを知らずにそこに集まっていた・・・。想像すると楽しいですね。

#悔しさとうらやましさのほうが、それより少し上回るんですけど。。。


昨日読んだのは図書館で借りてきたものでした。(書庫に隠されてた)
今日、続編を探しにもう一度出かけましたら、在庫がありませんで、帰りに書店に寄って買ってきました。
『しのぶセンセにさよなら』
頭に多部未華子さんを思い浮かべながら読んでいこうと思います。


7月スタートだそうですが、こうなると始まるまでの待ち期間が長いですね。
首を長くして待ってるうちにちぎれてしまいそうです。


gonbe5515
by starforestspring | 2012-02-23 16:20 | 映画・ドラマ | Comments(0)

布施駅でのロケ

番組の途中ですが、ここで臨時ニュースです。

多部未華子さんの次回ドラマ『浪花少年探偵団』のロケが、今日東大阪市布施で行われる。
タベリストなみなさんはすでにこの情報をご存知のことと思いますが・・・。

なんとそのロケを見に、かわたさんが、現地に行ってるそうです。詳細はこちら。

布施って、かわたさんの生まれ故郷らしいんです。
で、現住所の三重県名張市から布施へ。。

すごいなあ。アクティブだなあ。うらやましいなあ。

検索してみたら、19:30から布施駅で・・との情報あり。
私がかつて下宿していた新世界でもロケが行われるらしい。。

続報は随時『blog@なんて世の中だ!』の中でアップされると思います。
#すみません、かわたさんがロケ中の多部未華子さんに会えると勝手に決めつけてます。

今日のかわたさんのブログは、全国からアクセス殺到でしょうね。
かくいう私も30分ほど前から6、7回アクセスしました。

おちつけ、かわたさん!
おちつけ、自分!

フォースがかわたさんとともにあらんことを!

gonbe5515

行ってみたら、撮影隊の中にかつてかわたさんと一緒に仕事をした人がいて、
「おお!」ってな感じで再会を喜び合ってるうちに、かわたさんがタベリストであることを告白、
じゃあってんで、その人がかわたさんを多部未華子さんの前に連れていってくれて、
ストレッチ中の多部さんにかわたさんがご対面、言葉を交わした上に握手まで・・・
その上・・・・

ああ!妄想がとまらない!
頑張れかわたさん!われらタベリストのためにも!

かわたさんに幸運、ふりそそげ!
by starforestspring | 2012-02-22 18:05 | 多部未華子さん | Comments(1)

『切腹』と『一命』

『切腹』小林正樹監督作品。

ようやく二回目を見ること出来ました。>DISCASで予約してから3ヶ月!
在庫が少ないのか、リクエストが多いせいか、それは分かりませんけれど。

黒澤明監督こそが一番、そう信じきっていた私に「いやいや・・」と教えてくれたのがこの映画。
小林正樹監督作品に初めて触れました。
以来『雨月物語』の溝口健二監督、『人情紙風船』の山中貞雄監督などを知るきっかけをも作ってくれたのもこの作品でした。

三池監督が“再映画化”された『一命』についても、何度か書いてますが、それにしてもオリジナルのすごさよ。

モノクロとカラーの違いについては触れません。
これはもうどうしようもないですから。
それぞれの時代にある技術を使ったにすぎませんからね。
フレームの取りかた、役者の演技、セリフ、画面の切り替え。
そういう部分の比較は是非していただきたい。それがこそをお願いしたい。

『切腹』には『切腹』の、『一命』には『一命』の、それぞれの主張があります。

私は『一命』での求女が“戻って”きたあとの美保のシーンにうなりました。
『切腹』で、ほとんど喋らない美保の表情に、見とれました。
津雲半四郎という存在の重み。家老斎藤勘解由との息詰まるセリフの応酬。。。


この両作品を見て思うのは、やはりこの二つは別だということです。
脚本が同じでも、監督が違えば作品は変る。

そういうことです。

『切腹』は、観ておいて損のない作品、観ておくべき作品、観ておいてほしい作品。

です。

gonbe5515
by starforestspring | 2012-02-21 18:43 | 映画・ドラマ | Comments(0)

お酒の話 ウイスキー

昨日は日曜日というのにお休みをとって、家族みんなで妙高杉の原までスキーに行って来ました。
娘たちもコブがひどいところとか傾斜が急なところ以外はそれなりに(=こけずに)滑れるようになったので、緩斜面が延々と続く杉の原なんかピッタリだろうと思いまして。
まあね、親としてはもう少し上昇志向というか、「もっと上手くなりたい!」オーラをこれでもかってくらい出してもらいたいものなんですが、そこそこ滑れれば(=下りて来られれば)それでよしとするあたりが今どきの子供なのか、はがゆくてなりません。
私はいつものとおり、最後の一本を“てっぺんからふもとまでノンストップで一気だぜい!”滑りを無事完遂しまして、満足です。とりあえずこれが出来てるうちはまだイケル。
ちなみに杉の原、てっぺんは1,800mちょい、麓が700mくらいで標高差1,100m程度。コース距離は8km前後じゃないでしょうか。途中途中に寝そべってるボーダー諸君の隙間をぬって一気に下りていくのは本当にキモチイイです。

さて、本題に入りましょう。今日はウイスキーです。


私たちがそろそろお酒を飲み始めるようになったころ、世間を席巻しておりましたウイスキーはこれでした。

サントリーオールド
b0137175_11304823.jpg


ダルマくんですね。
もう、どこにでもありましたし、日本のウイスキーはこれしかないのかってくらい売れたんじゃないでしょうか。
今は・・そこそこですかね?それほど目立ってはいないというか、影がすっかり薄くなりました。ある店では無造作にカゴに入れられて売られてました。


だるまクン一辺倒だったお酒が好きなおじさんたちの中にも、「オレはちょっと違うぜ・・」と自己主張する人が現れだし、買い始めたのがこれでした。

サントリーリザーブ
b0137175_11305493.jpg


「またサントリーかよ」と嘆いてはいけません。あの頃のサントリーは無敵だったのです。


最近この二つを飲む機会があったのですが、なんていうんでしょう、この味だったからこそあんなに爆発的に売れたとは思えないんですね。。
いや、まずいわけじゃないんですよ。そこそこ飲めます。

思うに、あの頃はウイスキーを“味わう”よりウイスキーに“親しむ”ために必要な期間だったんでしょうね。
そんなにややこしい飲み方もしてなかったですしね。たいてい水割りでしょ?スナックなんかに行ったら、当たり前のように「こちら水割りでよろしいかしら?」なんて聞かれましたから。
今はそれなりにみんないろんなウイスキーをいろんな飲み方をするようになってますから。水割りと決めつけて作り始めたらきっと怒り出す客がいるんじゃないでしょうか>私みたいに。

やっぱりね、ウイスキーはストレートで飲むもんですよ。>個人的絶対見解  作ってくれた人に申し訳ないと思うんですよね。


ちょっと話それますが・・

先日『マザーウォーター』という映画を観ました。
そこでセツコさん役の小林聡美さんが、“正しい水割りの作り方”を実践しておられたことに感心しました。それが小林さんの自発的なものなのか、監督の演技指導によるものなのかまではわかりませんが、あのシーンは感心しました。手抜きなしですもん。
作品そのものは日常が淡々と進む、そういう映画が苦手な人が耐えきれなくなってストップボタンを押すか押さないかの微妙な線を渡っていたように思います。
私は好きですけど、ああいう映画。


元に戻ります。

そんなウイスキーに親しみ始めた人たちの垂涎の的となっていたのがたぶんこれ。

ジョニーウォーカー黒ラベル (ジョニ黒)
b0137175_11305783.jpg


高かったですよ。当時のお金で一万円近くしたと思います。
“見る”ことはあっても、“飲む”ことは絶対ない、そんなウイスキーでした。
なんていうか、出されたらひれふしてしまうような・・そんな感じ。

今は円安のおかげでかなり安くなっていますし、ひれふしてしまうほどの威光を放つお酒でもなくなっています。なにしろお酒の種類が増えました。洋酒っていうだけでありがたかった当時とは比べものにならないくらいのお酒が今日本で売られています。
そんなこんなで、いろんな種類のお酒を飲むことが出来るようになりました。>ダルマくんのおかげですね。
となると、やはり気になるのはお値段です。通常飲むのは“角”でも“モルトクラブ”でも構わないようなものですが、「いや~ウマイ」と心から思えるかといったら、そうではないのが正直なところではないでしょうか。

そんな私が見つけた「これだ!」のウイスキー。

ジャックダニエル
b0137175_11305979.jpg


費用対効果を考えれば、抜群の位置にいると思います。
これも2,000円をちょっと超えるくらい。
1,000円を切っちゃうモルトクラブや、1,000円をちょっと超える角に比べると高く思えますが、倍のお金を払ってもおつりがくるくらいこのお酒はウマイ。>私見
前回も書きましたが、いつも普通に飲めるウマイ酒こそ大切だと思うのです。
栓を開くのにためらってしまうような、家に遊びに来た人に見せびらかすためにあるような、オークションでウン十万円ってな古いワインをありがたがるような、そんな空気はクソクラエなのです。
お酒は飲んでこそお酒。
飲むことに痛苦を感じるような高いお金を払うより、美味しくなくても安いがゆえに今日も買ってしまうより、美味いと思いながら気楽に飲めるお酒こそ“友”ですよ。


そんなわけで、今夜も私はジャックダニエルを飲むつもり。
今朝出かけに見上げたら屋根からツララが下りてきてまして、結構太く育ってたんです。
あれを抜いて、適当な大きさ塊にして、一つだけグラスに入れ、ジャックを注いで飲む。

きっと美味しいと思うんですよね。


gonbe5515

ちょっと高くて、私もめったには買わないんですが、好きなのはこれ。

メイカーズマーク
b0137175_1131391.jpg



古谷三敏さんの『レモンハート』で紹介されてて、飲みたくなって・・たまたま給料日だったので・・・。
美味しかったです。
by starforestspring | 2012-02-20 11:36 | お酒の話 | Comments(2)


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