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夕空に祈ろう

一年が終わろうとしている。
今日まで365日。無事に生きてくることが出来た。
自分だけではなく、家族みんなが元気だ。

毎年夏に、下鴨神社に出かけ、
みたらし池の冷たい水に足をひたし帰ってくる。
“足つけ神事”
これをやり始めてから、みんなが元気ですごせるようになった・・・と信じている。

信じるものがある、信じられるものがある、
家族みんなが、同じものを信じ、心のよすがとして一年を過ごす。
子供のころ夢に描いていたのは、こういう家族だった。

信じる対象は、宗教でも良かったのかもしれない。
しかし、私には毎朝読経をしたり、お題目を唱えたりすることに興味を持てなかった。
これからもたぶん、そっち方面には、どうしたっていけそうもないみたいだ。

太陽が山の向こうから昇りだす。
爽やかな風がキンモクセイの香りを運んでくる。
夏の川の流れ、秋の夜のコオロギの鳴声、冬の夜の美しい星空。
そういうものに接した時、
「生きてる」ことに心から感謝したくなる。

今日で一年が終わる。
明日からまた新しい一年が始まる。

来年もよろしく。


♪朝日に目をさまし 春には耕す
♪くりかえしくりかえし 年老いた山暮らし
  ※山陰に日が沈む 心は澄み渡る
  一日の幸せを 夕空に祈ろう

♪大人になるのは 悲しいものだね
♪あの山越えたら 子供にかえれるだろうか
  ※

♪初雪の山に似て この髪も白くなる
♪それでもそれでも 新しい春を待つ
  ※


            夕空に祈ろう
            高石ともやとザナターシャセブン

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-31 18:31 | 音楽 | Comments(0)

再会

人生の折り返し点を過ぎると、
彼の地に旅立ってしまって、再び会うことが叶わなくなる、
そういう人の数がどんどん増えてくる。

だからだろう、ある年代にさしかかった人間は過去を思い出すことが多くなる。
昔を懐かしみ、時には涙し、時には笑い、
恥ずかしさのあまり穴に入りたくなることだっていくつかは、ある。

「狭い」とはいわれながらも日本は「広い」
個々の人間がそれぞれの道を選び、旅を始めると、
多くの人との交わりが増えるが、多くの人との交わりはぷっつり途絶える。

人生のある短い時期において交わりを持った相手と、
時を経て邂逅することは極めて稀なことだと思われる。


    有
    朋
    自
    遠
    方
    来
     
    不
    亦
    楽




「再会」
いい言葉だ。
日常のささやかな偶然で、二つの別々の道が再び交わった。

友よ、近いうちにまた会おう。

そして、どこかにいる懐かしい友たちよ。
僕は、ここに、いる。

また、会おう。

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-30 09:04 | 思い出 | Comments(1)

人生はプラスマイナスとんとんさ

「自分ってなに?」と考え始めたのは小学校5年生の時。
幼少期から小学校3〜4年生までの間に起きた、
家族(というより父の)いろんな問題が、
なんとなくおさまり始め、落ち着きが出た頃。
それは決してきれいな解決をしたわけではないのだけれど、
とにかく5年生のころに“落ち着き”始めたのだ。

初恋もこの頃。
たぶん、彼女の存在が大きかったのだろう。
自分とそれ以外。
我が家とそれ以外。
月と太陽。
朝と夜。
とにかく、当時の私はありとあらゆるものを“比較”し、
なぜ?どうして?と考えてばかりいた。>小学生のくせに

でもたぶん、あのころそういうことをしていたおかげで
今の自分があるような気がする。
平和ではなかったし、幸せでもなかったし、裕福でもなかった。
ハッキリ言ってしまえば、グレたって不思議に思われない家庭環境だった。
姉と兄がいなかったら、どうなっていたかと本当に思う。

でも、そういう環境だったからこそ、
“自分”を意識し始めることができたのかもしれない。
平和な家庭に生まれ、裕福な家で育っていれば、
きっと今の自分はいない。
そう思う。

「人生はプラスマイナスとんとんさ」
これは誰の言葉だったろう。
最近よく思い出す。

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-28 18:07 | 思い出 | Comments(0)

別れ

元同僚が逝った。
54才。肝硬変だった。

彼が在職中、ケンカをしたこともあった。
一緒に酒を飲んで、楽しいひとときを過ごしたこともあった。
健康診断でドクターの触診の前、
「ここ押さえられるのがイヤでなあ」と、肝臓のあたりをなでていた。
あの頃はたしか40才になったばかりのころではなかったか。

退職後もたまに会社に顔を出すことがあった。
時々会う彼は、かつての荒々しさが影を潜め、
同一人物か?と思うほど穏やかな人になっていた。

最後に会ってから3年。
久しぶりに再会した彼は、お棺のなかで目を閉じていた。
鼻と口に脱脂綿をつめられ、黄色い顔をして静かに眠っていた。

元ボクサーで、お酒が好きで、けんかっ早いけど面倒見が良くて・・・。
「こちらの方言を使わない“県外人”と付き合うのは疲れる」と、
“県外人”の私にこぼしていたこともあったっけ。
ずっと昔、彼の苦手な“県外人”が会社に大勢いたんだ。

色んなことを思い出しながら花を置いた。
「さよなら」
眠っている彼に、もう一度手を合わせお別れを言った。
「おつかれさま」
そう言って、黒い大きな車を見送った。

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-27 17:01 | 雑感 | Comments(0)

寄席芸人伝

古谷三敏氏の作品に、「寄席芸人伝」というのがある。

氏の描く絵は、あくまでシンプル。
しかし、その描き出す世界は実に深い。

落語を描いたコミックでもうひとつ好きなのは
滝田ゆう氏の「落語劇場」
これはもうなんというか、するめのようで>表現陳腐
何度読み返してみても飽きない。

滝田ゆう氏の画風についての評価は、好みが分かれるそうだが、
個人的には大好きだ。
#ほかにも「寺島町奇譚」という名作がある#
古谷氏のシンプルな絵、滝田氏の細かく描き込んだ絵。
落語を演ずる人を絵にする古谷氏。落語の噺そのものを絵にする滝田氏、
アプローチこそ違え、両氏は落語が大変お好きなのだろう。
これらの作品には、両氏の落語への熱い想いがをしっかりと込められているように思う。

落語と、生活の中で接点を持てない地方住民にとって、
こういう形で接することができるのは、大変ありがたいと考える次第。

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-26 09:16 | | Comments(0)

KURO船

1853年ペリー提督率いる艦隊が浦賀にやってきた。
以来1868年の明治維新まで、日本では新しい時代への嵐が吹き荒れる。

2008年PioneerのKUROがgonbe宅にやってきた。
これから我が家にいったいどんなことが起こるのだろうか?

なにしろ、すごい。
テレビのデジタル化がこれほどのものとは思っていなかった。
これを使って出来そうなことはあれもこれも・・と数えきれない。

1階のリビングに収まったKUROは、その映像の美しさと、
持てる機能の多彩さで、一日にして圧倒的な存在感を見せつけている。
古いSONYの32型は2階で余生を送ることになったが、
チャンネル争いが収拾されないときにだけ出番が来ることになるのだろう。

今は正月のウィーンフィルニューイヤーコンサートが待ち遠しい。
楽友協会大ホールで催されるこの素晴らしいコンサートを
デジタルハイビジョンで観られると思うと、本当にうれしく、楽しみ。

   気分はすっかり江戸市民 gonbe
by starforestspring | 2008-12-25 09:24 | 雑感 | Comments(0)

夢、  散る

>「日照り雨」の狐の嫁入り行列と、
>「桃畑」での桃の精たちの舞。
>これを観るためにだけでもチャンネルを合わせる値打ちはあります。
>今夜9時から。BS2で放映です。

と、人に勧めておきながら、
言った本人、まだ会社にいます。
今レポート作成が終わったところ。
ちょうど今頃終わるはず。。
観たかった。
録画したかった。

夢、散る。

   泣きの涙の gonbe
by starforestspring | 2008-12-23 23:27 | 映画・ドラマ | Comments(0)

今朝は寒い。
道路が凍ったせいで、一旦停止のラインで止まれず
幹線道路のどまんなかへ飛び出してしまった。
幸い左右とも車は来ておらず、事故を免れることが出来た。

30ウン年ぶりに懐かしい友と連絡がとれた。
このブログをやっててよかった・・と思えた、初めての出来事。

この幸運に感謝しよう。

昨夜は「乱」
今夜は「夢」
黒澤作品を初めてご覧になる方には、ちょっと取っつきにくいかもしれない。

とは言え、「日照り雨」の狐の嫁入り行列と、
「桃畑」での桃の精たちの舞。
これを観るためにだけでもチャンネルを合わせる値打ちはあります。
今夜9時から。BS2で放映です。

#もちろんのことですが、NHKの広報担当ではありません#
   gonbe
by starforestspring | 2008-12-23 09:01 | 映画・ドラマ | Comments(0)

小さなおまえに

♪どこへいくの 小さなおまえ
♪どこへいくの 可愛い子
♪ふたつになって よっつになって
♪少女になって 家を離れ
♪めぐり めぐり 
♪どこへいくの少女よ 家を離れ

原曲は“Turn around”

ブラザーズフォアが今テレビで原曲を歌っていた。
娘たちが赤ちゃんの頃、よく夜中に起こされ
そのたびにミルクをやり、この曲を歌いながら
廊下を歩き回っていたことを思い出した。

あのころ、フニャフニャ言いながらこの曲を聴き、
やがて腕の中で眠っていった娘たちが、今は10才になる。

♪どこへいくの 小さなおまえ
♪どこへいくの 可愛い少女
♪人はめぐり 時はめぐり
♪子供を抱いて 若い母に
♪めぐり めぐり 
♪おまえは若い母 子供を抱いて

“Turn around”
本当にそうだ。
時は巡り、繰り返す。
娘たちにしたことを、やがて娘たちは自分の子供にするのだろう。

♪めぐり めぐり 
♪おまえは若い母 子供を抱いて

娘たちが母になった頃を想像すると、
なんだか誇らしい気持ちになる。

これも親バカか。

   gonbe
by starforestspring | 2008-12-21 23:16 | 音楽 | Comments(3)

暖かい冬の一日

明日は冬至。
一年のうち、日の出から日の入りまでの時間が一番短い日。
・・・と思っていたが、詳しく調べてみると、それだけではないようで。
色々調べていると、頭が痛くなる。
昼が一番短い日・・・というわけでもない、らしい。

ま、細かいことを言うのはやめておきましょう。
世の中、詳しく知らずとも良いことだってあるのです。

今日は、暖かい一日だった。
北陸の冬に、こんな日もあるんだなあと思うほど。
青い空が見える冬の一日というのは、
京都や大阪や松山にいたころにはあたりまえだったが、
こちらに来てからは、とんとお目にかからなくなってしまった。
灰色で、湿っぽくて、どんよりとした日が毎日続く冬。
北陸の冬とはそういうもの。
  #そうそう、こちらでは、海も灰色なのです。

だから今日みたいな日は本当に珍しい。
珍しすぎて、心配になってしまう。
「これは、地球温暖化のせいなのでは?」
温暖化もこんなところで犯人扱いされては不本意だろうが、
あながちはずれてもいないような気がする。

寒くない冬。
雪が降らない雪国。

地球はどうなっていくのだろう?
と、小一時間。
   gonbe
by starforestspring | 2008-12-20 18:12 | 雑感 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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