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転居

地図を見ながら、これまで住んできた場所をたどってみる。

京都で4回。
大阪で3回。
松山で2回。

懐かしさとともに思い浮かぶところもあれば、
思い出したくないことばかりの場所もある。
ただ、年月を経た今も、その場所はちゃんとある。>あたりまえだが
ここの角を曲がると銭湯が。。
この道の突き当たりにたばこ屋が。。
そんなことを思いだしながら過ごしていると、
時間はあっという間に経ってしまう。

思い出は思い出のままに。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-29 08:06 | 思い出 | Comments(0)

よしないこと

虹をみた。
夏に水まきをすると、小さいものを見ることが出来るが、
自然が作り出す壮大な虹の美しさは、ただただ圧倒されるばかり。
紅葉・雪の雫・夕焼け・春の桜

枯れ葉が道路を舞っていた。
強い風にあおられ、通り過ぎる車にあおられ、
右に左に行ったり来たり。
小鳥の群れが、追いかけっこをしているようだった。

免許証に乗る顔写真、どうしてあんなに人相が悪く写るのだろう?

桂枝雀師匠の「地獄八景亡者戯」を初めて聴いた。
爆笑王。
師匠に捧げられたこの言葉のなんとふさわしいこと。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-26 20:09 | 雑感 | Comments(0)

中原中也 湖上

中学のとき、初めて読んで感動し、一所懸命暗記した。
おかげで今も変わらず覚えている。
「湖上」

ご紹介申し上げる。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂(したた)る水の音は
ちかしいものに聞こえませう。
——あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言(すねごと)や、
洩らさず私は聴くでせう、
——けれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

  「湖上」 中原中也
    〜「在りし日の歌」より〜

「詩」というものへの印象を、劇的に変えた作品。

下鴨神社の倒木の上で読んだヘルマンヘッセも忘れ難いが、
鴨川を見ながら読んだ中也は、なお忘れ難い。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-25 21:34 | | Comments(0)

イメージ

贔屓のチーム、“ベイスターズ”がユニフォームを変えた。
首元に“Y”の字がある、ユニークなユニフォーム。
・・・うーん、でも全然強そうじゃないぞ。

山科中学の男子バスケットボール部のユニフォームは、オレンジ色だった。
>私が所属した年のこと。今は知らない。
高校生になり、やはりバスケのクラブに入った。
いろんな中学から集まってくるメンバーたち。
おのずと話題は中学のころのユニフォームの話になる。

黒・緑・エンジなどがほとんどで、「オレンジ」と言ったら驚かれてしまった。
「なんでオレンジなん?」
「他の中学でこの色使ってるとこなかったし」
「そうやなあ。・・・そやけど、強そうには見えへんね」

そうなのだ。
ユニフォームから受ける印象に“強そう”“弱そう”とういのは確かにあったんだ。
強いチームは、ほとんどが濃い色のランニングタイプのユニフォームだった。

でももし、オレンジのユニフォームを着た我々が
トーナメントを勝ち抜き、市の大会から府の大会、
そして近畿を抜け全国大会にまで勝ち上がっていたとしたら、
誰もオレンジのユニフォームを“弱そう”などとは言わなかっただろう。

イチローのつけてる51番。
松井がつけてる55番。
田口のつけてた99番。
一昔前なら二軍選手のつけてる番号だ。
一軍でバリバリのレギュラーをはる選手はたいてい一桁、
もしくは10番から30番台までの背番号をつけていたものなのだ。
しかし、彼らはその実力でもって、その大きな数字の背番号を
“二軍のイメージ”から“スーパースターのイメージ”に変えてしまった。

昨日の千秋楽。
白鵬と優勝決定戦を戦い、力相撲の末敗れたものの来場所の大関昇進が確実な安馬関。
大関昇進を機に、親方はしこ名を改めることを検討しているそうだ。
「上を目指すのにふさわしいしこ名に」と。
安馬が安馬として、今より以上に強くなり、
大関からやがて横綱となって、全力士の頂点に君臨し続けたとしたら、
そのしこ名「安馬」は、
必ず畏怖と敬意とをもって人々の口に上ることになるだろうに。

名やイメージは、あくまで衣裳。
肝心なのは、それを着る人。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-24 21:20 | 雑感 | Comments(0)

おやすみ


あやとり糸は昔
切れたままなのに
想い続けていれば
心がやすまる
もうすべておわったのに
みんなみんなおわったのに


アルバム“氷の世界”の最後の曲。
「おやすみ」
「つめたい部屋の世界地図」の次に好きな曲かもしれない。
>「帰れない二人」も「チエちゃん」も捨てがたいし。

この「おやすみ」については、忘れられない思い出がある。
思い出というより、イメージと言う方がより近いかもしれない。

ある日の風景、ある会話。ある表情。ある沈黙。ある・・涙。
青春・・という言葉をこれまで使うのを避けてきたけれど、
「おやすみ」で想起されるイメージは、青春そのもの。
その言葉以外に、あのシーンを表す言葉はたぶんない。


いつわりごとのなかで
君を確かめて
泣いたり笑ったリが
今日も続いてる
もうすべておわったのに
みんなみんなおわったのに

深く眠ってしまおう
誰も起こすまい
暖かそうな毛布で
身体を包もう
もうすべておわったから
みんなみんなおわったから


拓郎の曲の中にいるのは自分一人。
陽水の曲の中にいるのは自分ともう一人、
もしくは自分以外の“誰か”だけ。

ああ、そうかもしれない。

   gonbe

by starforestspring | 2008-11-22 21:22 | 音楽 | Comments(0)

ヒカリ屋のジュークボックス

京都市山科区椥辻に、ヒカリ屋というスーパーがあった。
そこの2階にはジュークボックスがあって、
友人たちと学校帰りに立ち寄っては、
当時流行っていた曲をかけてみんなで聴いていた。

みんな、黙って曲を聴くんだ。


寂しさだけを 手紙につめて
ふるさとに住む あなたに送る
あなたにとって 見飽きた文字が
季節の中で うもれてしまう


曲が終わると、
また次の曲を流す。


あの頃ふたりのアパートは
裸電球まぶしくて
貨物列車が通ると揺れた
二人に似合いの部屋でした。
覚えてますか寒い夜
赤ちょうちんに誘われて
おでんをたくさん買いました
月に一度のぜいたくだけど、
お酒もちょっぴり飲んだわね


この“赤ちょうちん”のイントロは
ほんとうに、ほんとうにせつなく、悲しい。

家に帰ればレコードがあり、ステレオもあったのに、
なぜみんなで、わざわざヒカリ屋に寄り、
ジュークボックスの前で音楽を聴いていたのだろう?

赤ちょうちんのイントロの音符のひとつひとつに、
あのころの夢と不安とをダブらせていたのかもしれない。

GoogleEarthで調べてみた。
ヒカリ屋は今も健在のようだ。
高い塀に囲まれた刑務所もあるし、王将もまだ残っている。

よかった。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-21 22:42 | 思い出 | Comments(5)

iPhoneその後

7月にiPhoneを購入してから、はや4カ月。
 →購入した日の投稿。
携帯変更に伴う操作方法の違いにもすっかり慣れた。
今や娘の持つドコモの携帯の使いかたがわからなくて右往左往してしまうほど。

4ヶ月使ってみて「iPhoneにして良かった」と本当に思う。
・カメラ撮影の時にズームが出来ない
・重いくて大きい
・電池がすぐになくなる
・ドコモを使ってたときに比べると、ダイアルしてからつながるまで
 いやがらせなんじゃないかと思うほど“異常に長く”待たされる

と、欠点はそれなりにあるのだけれど、
それらの欠点を補って余りあるその操作性の良さ、
画像の美しさ、パソコンとの連携の素晴らしさ、
AppStoreからダウンロードできるアプリの種類と数の多さは、
感動的でさえある。

おまけに、ダウンロードしたアプリは、開発者さん自身の手によって改良され、
バージョンアップされたものが改めて発表されると、
iPhoneがそれを教えてくれるので、常に最新版を使うことができる。
インターネットに接続すれば、パソコンと同じ画面で閲覧が出来るので、
ちょっとした空き時間にも退屈することはない。
Googleやウィキペディアもあたりまえに使えるのも、本当に助かる。

毎日持ち歩く“道具”として、何を求めるか。
それによって好き嫌いがハッキリ分かれると思う。

これから購入を検討している人は、
そのあたりをよく考えてからになされませ。

でも、毎日が楽しいですよ。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-19 08:51 | 雑感 | Comments(0)

どですかでん

昨日、「どですかでん」を久しぶりに観た。
黒澤監督の映画は、たびたびの鑑賞に耐える作品ばかり。
どですかでん。
不思議で、面白くて、そして悲しい映画。

初めてカラーで撮った作品ということなのだが、
その色の使いかた・・
赤・黄・黒・青
その色の主張するイメージは
映像というより、まるで“絵”のようだ。

この映画は、映画なのだろうか?
黒澤監督30作品の中で、
不思議な印象を残す極めて異色な一作。

空想にふけることで、現実から逃げることしか出来ない父と、その子供。
空想の世界と現実との区別がつかなくなりかけたとき、
子供の死という現実と直面してしまう。
もう、逃げられないのに。
それは現実なのに。
それでも、その事実を正面から受け止めることが出来ない。

悲しいシーン。

この映画は
悲しい。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-16 23:56 | 映画・ドラマ | Comments(0)

イカス映画

と、言えば

まず浮かんでくるのは
“ストリートオブファイアー”でしょう。
これは、とにかくかっこいいです。

音楽と映像の調和の素晴らしさ。
とくにファーストシーンと、ラストシーンの
ダイアンレインのステージには鳥肌が立つほどです。
 #吹き替えではありますが。。。。

映画でいい気分になりたい人はぜひご覧ください。
細かいことはどーでもいいです。
とにかく観てください。
あっという間に時間が経ってしまうことでしょう。

ウィレムデフォーの悪人面(失敬)も必見です。

にしても、
ステージでのダイアンレイン、かっこいいよ。

今日、“Nowhere Fast”を聴きながら、
バリバリで帰ってきました。。。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-15 20:55 | 映画・ドラマ | Comments(0)

夜の女王

モーツァルトの歌劇、魔笛の中に“夜の女王のアリア”がある。
 #正しいタイトルは「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」

このとんでもなく高い声(コロラトゥーラというらしい)で歌うアリアを、
何度も何度も聴いている。

ほんとうに、
すごい。

これが人間の声かと信じられない気持ちで聴いている。

お聴きになりたい方は、こちらへどうぞ。
ちょっと恐い感じの映像ですが・・・。
YouTubeには他にもこのアリアの映像があるので、比較してみるのも面白いかもしれません。

魔笛。
買おうかな。

   gonbe
by starforestspring | 2008-11-14 21:56 | 音楽 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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