白夜行
『白夜行』読了致しました。
なんというかその、重いドラマでございました。
雪穂と亮司。
なんと言えばいいのでしょう?
私になにが言えるのでしょう?
東野さんの小説、多作な方でいらっしゃいますので、その作品を全て読むにはなかなかに努力を要するのですが、私はこの『白夜行』を読了して初めて、東野圭吾さんの本質に触れたような気が致します。
『白夜行』の最後のページを読み終える。
そこまで読み続けた人が、その最後のページを読み終えたあと、
ため息をついて、本を閉じることが出来るか。
きっと出来ないと思うのです。
もう一度最初のページから読み始めたくなるのではないかと思うのです。
作品のあちこちに提示されたクエスチョン。
あちこちにばらまかれた布石。
それらが最後の数ページで解答が出され、布石が埋められ。
流行作家。
その言葉にわたしなぞは、一種独特の色眼鏡を使うことを常としているのですが、この作品を読んで東野さんを、見直しました。
>エラソウですみません。
そうか、そういうことだったのか。
笹垣の推理を読みながら私は、雪穂と亮司が歩いてきた世界を垣間見たような気がしました。
悪人?
犯罪?
悪人って?
犯罪って?
小説の最後で雪穂が放つひとこと。
それを聞く笹垣。
横たわる亮司。
映画を観たような、そんな感じで私は本を閉じました。
gonbe5515
梅ちゃん主演の映画版を観るかどうか、今それを悩んでいます。
なんというかその、重いドラマでございました。
雪穂と亮司。
なんと言えばいいのでしょう?
私になにが言えるのでしょう?
東野さんの小説、多作な方でいらっしゃいますので、その作品を全て読むにはなかなかに努力を要するのですが、私はこの『白夜行』を読了して初めて、東野圭吾さんの本質に触れたような気が致します。
『白夜行』の最後のページを読み終える。
そこまで読み続けた人が、その最後のページを読み終えたあと、
ため息をついて、本を閉じることが出来るか。
きっと出来ないと思うのです。
もう一度最初のページから読み始めたくなるのではないかと思うのです。
作品のあちこちに提示されたクエスチョン。
あちこちにばらまかれた布石。
それらが最後の数ページで解答が出され、布石が埋められ。
流行作家。
その言葉にわたしなぞは、一種独特の色眼鏡を使うことを常としているのですが、この作品を読んで東野さんを、見直しました。
>エラソウですみません。
そうか、そういうことだったのか。
笹垣の推理を読みながら私は、雪穂と亮司が歩いてきた世界を垣間見たような気がしました。
悪人?
犯罪?
悪人って?
犯罪って?
小説の最後で雪穂が放つひとこと。
それを聞く笹垣。
横たわる亮司。
映画を観たような、そんな感じで私は本を閉じました。
gonbe5515
梅ちゃん主演の映画版を観るかどうか、今それを悩んでいます。
白夜行
ようやく『白夜行』という小説を読み始めました。(買ったのは4月15日)
ベストセラーなのに、なにを今頃・・と思われる方も多いと思うのですが、東野圭吾さんの作品を読み始めたのはつい最近なものですから大目にみてください。
書店に行って驚くのは、東野さんの作品の多さです。
縦に積み上げるとどれくらいの高さになるんでしょうね?
私の身長はゆうに越えると思われるのですが。
それほど多作な東野さんの作品の中からこれを選んだのは、映画『白夜行』の主演を梅ちゃんがやったからではもちろんありません。狙っていた本が売れてまして。手ぶらで帰るのもシャクなので、さてどれを・・・と悩んでいるときにこの本が目についたのです。
なぜか?
分厚いのですよ、ハンパなく。
普通の文庫なら3冊、コナンドイルのホームズシリーズなら4~5冊分はありますね。
その重みに惹かれました。>キッパリ。
全部で850ページくらいあるんですが、今500ページを過ぎたあたりです。
ようやく・・・と言ったら失礼かもしれませんが、
「おいおい、これからどうなるんだよ???」っていう、ページをめくるドキドキ感がここにきて増してきました。
以前のように早く帰宅出来ればあっという間に読んでしまうのですが、ここ最近帰りが遅く、少しずつしか読めません。
その“読めない”ことがさらに期待感を増幅させてしまうのですから、おもしろいもんです。
これを読み終えたらすぐに『サロメ』を読むつもり。
そしてそのあとは・・・久しぶりに太宰治さんとか、三島由紀夫とか、芥川龍之介さんとかを書棚から引っ張り出して読んでみようかなと思ってます。
古典・・・というとまだまだ早すぎるとお叱りを受けそうですが、ちょとそっちのほうに戻ってみたくなりまして。
藤沢周平さん、山本周五郎さん、万城目学さん、宮部みゆきさん、東野圭吾さん・・。
ここ数年、わりと平易な文章で綴られる小説ばかりを読んできましたので、若い頃に“岩おこし”をかじるみたいに、少しずつ少しずつしか読み進めなかった彼らの作品を再読したい気分なのです。
#“平易な文章”を書く人を軽く見ているつもりは絶対ないのでそこのところ誤解のないようにお願いいたします。
思春期と呼ばれる頃から20代前半くらいまで。
今振り返ればこの時期は、私がもっとも本を読んでいた頃で、かつ、他者との関係を自分自身で制限していた時期だったように思います。
ま、要するに自分自身の世界に酔っていたのですね。
この時期にたくさんの本に夢中になったことが今の自分の基礎になっていると実感する反面、あの頃もっといろんな人と会い、いろんな人と衝突し、いろんな人の意見を聞いていれば、もうちょっとマシな人間になっていた(かもしれない)ような気がします。
『井の中の蛙大海を知らず』
昔の人は、本当にいいことを言いますなあ。
gonbe5515
そういえばここ数日、田おこしが済んだ田んぼでカエルがたくさん鳴いています。
彼らは自分が住む田んぼ一枚が世界。
私の影に驚いてぴょんぴょん逃げていくカエルくんたち、世界はね、広いのだよ。。
ベストセラーなのに、なにを今頃・・と思われる方も多いと思うのですが、東野圭吾さんの作品を読み始めたのはつい最近なものですから大目にみてください。
書店に行って驚くのは、東野さんの作品の多さです。
縦に積み上げるとどれくらいの高さになるんでしょうね?
私の身長はゆうに越えると思われるのですが。
それほど多作な東野さんの作品の中からこれを選んだのは、映画『白夜行』の主演を梅ちゃんがやったからではもちろんありません。狙っていた本が売れてまして。手ぶらで帰るのもシャクなので、さてどれを・・・と悩んでいるときにこの本が目についたのです。
なぜか?
分厚いのですよ、ハンパなく。
普通の文庫なら3冊、コナンドイルのホームズシリーズなら4~5冊分はありますね。
その重みに惹かれました。>キッパリ。
全部で850ページくらいあるんですが、今500ページを過ぎたあたりです。
ようやく・・・と言ったら失礼かもしれませんが、
「おいおい、これからどうなるんだよ???」っていう、ページをめくるドキドキ感がここにきて増してきました。
以前のように早く帰宅出来ればあっという間に読んでしまうのですが、ここ最近帰りが遅く、少しずつしか読めません。
その“読めない”ことがさらに期待感を増幅させてしまうのですから、おもしろいもんです。
これを読み終えたらすぐに『サロメ』を読むつもり。
そしてそのあとは・・・久しぶりに太宰治さんとか、三島由紀夫とか、芥川龍之介さんとかを書棚から引っ張り出して読んでみようかなと思ってます。
古典・・・というとまだまだ早すぎるとお叱りを受けそうですが、ちょとそっちのほうに戻ってみたくなりまして。
藤沢周平さん、山本周五郎さん、万城目学さん、宮部みゆきさん、東野圭吾さん・・。
ここ数年、わりと平易な文章で綴られる小説ばかりを読んできましたので、若い頃に“岩おこし”をかじるみたいに、少しずつ少しずつしか読み進めなかった彼らの作品を再読したい気分なのです。
#“平易な文章”を書く人を軽く見ているつもりは絶対ないのでそこのところ誤解のないようにお願いいたします。
思春期と呼ばれる頃から20代前半くらいまで。
今振り返ればこの時期は、私がもっとも本を読んでいた頃で、かつ、他者との関係を自分自身で制限していた時期だったように思います。
ま、要するに自分自身の世界に酔っていたのですね。
この時期にたくさんの本に夢中になったことが今の自分の基礎になっていると実感する反面、あの頃もっといろんな人と会い、いろんな人と衝突し、いろんな人の意見を聞いていれば、もうちょっとマシな人間になっていた(かもしれない)ような気がします。
『井の中の蛙大海を知らず』
昔の人は、本当にいいことを言いますなあ。
gonbe5515
そういえばここ数日、田おこしが済んだ田んぼでカエルがたくさん鳴いています。
彼らは自分が住む田んぼ一枚が世界。
私の影に驚いてぴょんぴょん逃げていくカエルくんたち、世界はね、広いのだよ。。
秘密
私の車のドアポケットに、
『見上げれば星は天に満ちて』
『徒然草』
とが入っている。
なにかの都合で、時間をもてあます羽目になったとき、
この本を読んで時間潰しをするためのもの。
今日、
その“なにかの都合”になってしまいまして。
『見上げれば星は天に満ちて』の中の一編。
谷崎潤一郎作『秘密』を読んだ。
東野さん、万城目さん、宮部さん、藤沢さんなど、どちらかといえば読みすすめやすい本ばかりを読んでいたため、久しぶりに歯ごたえのある文章を読んだ、そんな気がした。
読んでてページをめくる、そこにドキドキ感が伴うのはひさしぶり。
「で、どうなるの? ・・・・で、どうなるの?」
読み終えました。
このおっさん、ひどいヤツです。
gonbe5515
わかる気もするけど、女の人が可哀そう。
罪作りな男もいる。
そういうことです。
『見上げれば星は天に満ちて』
『徒然草』
とが入っている。
なにかの都合で、時間をもてあます羽目になったとき、
この本を読んで時間潰しをするためのもの。
今日、
その“なにかの都合”になってしまいまして。
『見上げれば星は天に満ちて』の中の一編。
谷崎潤一郎作『秘密』を読んだ。
東野さん、万城目さん、宮部さん、藤沢さんなど、どちらかといえば読みすすめやすい本ばかりを読んでいたため、久しぶりに歯ごたえのある文章を読んだ、そんな気がした。
読んでてページをめくる、そこにドキドキ感が伴うのはひさしぶり。
「で、どうなるの? ・・・・で、どうなるの?」
読み終えました。
このおっさん、ひどいヤツです。
gonbe5515
わかる気もするけど、女の人が可哀そう。
罪作りな男もいる。
そういうことです。
本との出会いは一期一会
おかげさまでここしばらく忙しい毎日を過ごしております。
根がナマケモノな質なので、ヒマなのは大好きなのですが、
同時に貧乏性でもありますので、忙しいのも嫌いじゃないのです。
正直言うと、ヒマだけどお金は入ってくる・・というのが希望なのでありますが、
ま、世の中そんなに甘くありません。
昨日、書店でなにを探すというあてもなく本棚をはしから順にながめておりました。
私はこれが大好きでして。
中学のころ、岡崎(平安神宮があるあたり)の図書館に通い始めたのがきっかけです。
中学生の私には図書館の書棚に並んでいる本は知らないものばかりでしたので、とにかく背表紙のタイトルを見て中身を想像する・・・そんなことばっかりやってました。
おかげさまで表題視力(こんな日本語はありません。言葉の雰囲気だけで)はついたと思います。
50を越えた今でも相変わらずやってるわけですから・・・・・進歩のないやつ。
#いや、逆にこの継続性はほめられるべきか?
とにかく時間があるときは、いつも書店でこれをやってるわけです。
で、昨日もそうしてましたら、タイトルから中身が想像出来たような出来なかったような本がありまして。
取り出してみるとこれがまた実に不思議な本だったのです。
『百物語』
前に書いた『遠野物語』と通じるものがあるような気がして、買って帰りました。
こういう出会いがあるから書店めぐりはやめられません。
タベリスト同盟No.5515 gonbe
根がナマケモノな質なので、ヒマなのは大好きなのですが、
同時に貧乏性でもありますので、忙しいのも嫌いじゃないのです。
正直言うと、ヒマだけどお金は入ってくる・・というのが希望なのでありますが、
ま、世の中そんなに甘くありません。
昨日、書店でなにを探すというあてもなく本棚をはしから順にながめておりました。
私はこれが大好きでして。
中学のころ、岡崎(平安神宮があるあたり)の図書館に通い始めたのがきっかけです。
中学生の私には図書館の書棚に並んでいる本は知らないものばかりでしたので、とにかく背表紙のタイトルを見て中身を想像する・・・そんなことばっかりやってました。
おかげさまで表題視力(こんな日本語はありません。言葉の雰囲気だけで)はついたと思います。
50を越えた今でも相変わらずやってるわけですから・・・・・進歩のないやつ。
#いや、逆にこの継続性はほめられるべきか?
とにかく時間があるときは、いつも書店でこれをやってるわけです。
で、昨日もそうしてましたら、タイトルから中身が想像出来たような出来なかったような本がありまして。
取り出してみるとこれがまた実に不思議な本だったのです。
『百物語』
前に書いた『遠野物語』と通じるものがあるような気がして、買って帰りました。
こういう出会いがあるから書店めぐりはやめられません。
タベリスト同盟No.5515 gonbe
これが私です。
先日の「サロメ計画の楽しみ」のコメント欄で、かわたさんが
>gonbeさんがどんな容姿をされてるのか、
>未だベールに包まれてるのはgonbeさんだけなんです。
と、書いておられました。
いや、お恥ずかしい。
とりあえず他の方と識別しなきゃいけないので、一応顔はついてますってなもんです。
かわたさんのおっしゃるとおり、このままずっとヴェールに包んでおいて、サロメ計画当日にお披露目ってのもそれはそれでオツなもんじゃなかろうか・・・と一旦はかわた発言をスルーしようとしたんですが気が変わりました。
私はかわたさんのお顔を知ってますし、某DVDでyamarineさんとDeepPurplinさんのご尊顔も拝しております。
隠すほどの値打ちものってわけではないですし。
お披露目します。これが私です。

右側が私です。
どうですかわたさん?ますます謎が深まったでしょ?
6月まで悶々としてください・・。(^^)
今日、書店で久しぶりに滝田ゆうさんの本を見つけました。
「泥鰌庵閑話傑作選 」(ちくま文庫)
見つけて、すぐ手を伸ばして、適当なところを開いて一話分拾い読み、そのままレジへ直行。
快感ですね。
滝田ゆうさんの作品には、不思議な味がついていて、読む人ごとにそれが違うのだと思います。
また、読む人の年齢や環境や心境が変われば、味もまた変わるのです。
「滝田ゆう落語劇場」(ちくま文庫)
「寺島町奇譚」(ちくま文庫)
滝田さんの作品は、ベッドやふとんの上で寝っ転がって読むのがいちばん好きです。
・・そういえば私、滝田ゆうさんが描く登場人物の顔に似てるかも。。。
gonbe5515
うん、似てる。
>gonbeさんがどんな容姿をされてるのか、
>未だベールに包まれてるのはgonbeさんだけなんです。
と、書いておられました。
いや、お恥ずかしい。
とりあえず他の方と識別しなきゃいけないので、一応顔はついてますってなもんです。
かわたさんのおっしゃるとおり、このままずっとヴェールに包んでおいて、サロメ計画当日にお披露目ってのもそれはそれでオツなもんじゃなかろうか・・・と一旦はかわた発言をスルーしようとしたんですが気が変わりました。
私はかわたさんのお顔を知ってますし、某DVDでyamarineさんとDeepPurplinさんのご尊顔も拝しております。
隠すほどの値打ちものってわけではないですし。
お披露目します。これが私です。

右側が私です。
どうですかわたさん?ますます謎が深まったでしょ?
6月まで悶々としてください・・。(^^)
今日、書店で久しぶりに滝田ゆうさんの本を見つけました。
「泥鰌庵閑話傑作選 」(ちくま文庫)
見つけて、すぐ手を伸ばして、適当なところを開いて一話分拾い読み、そのままレジへ直行。
快感ですね。
滝田ゆうさんの作品には、不思議な味がついていて、読む人ごとにそれが違うのだと思います。
また、読む人の年齢や環境や心境が変われば、味もまた変わるのです。
「滝田ゆう落語劇場」(ちくま文庫)
「寺島町奇譚」(ちくま文庫)
滝田さんの作品は、ベッドやふとんの上で寝っ転がって読むのがいちばん好きです。
・・そういえば私、滝田ゆうさんが描く登場人物の顔に似てるかも。。。
gonbe5515
うん、似てる。
『魂にふれる』若松英輔著
今日の読売新聞の“よみうり堂”で、感動的な書評を見つけました。
何行かを抜粋します。
「亡骸を前に私は慟哭する。なぜ彼女を奪うのかと、天を糾弾する暴言を吐く。」しかし死者は彼のすぐそばにいた。「そのとき、心配することはなにもない。私はここにいる。そう言って私を抱きしめてくれていたのは彼女だった。」
「悲しむ生者」とそのすぐそばにいる「寄り添う死者」との絆を論じる。
「悲しみは容易に癒えない。でも、ぼくは、彼女を喪ってはじめて、人を本当に愛することを知った。」
「死者と生きる」ことによって、私たちは強くなれるのだ。
#文章中の“彼女”は、震災の一年前、癌で亡くなった筆者の奥さんのことだそうです。
私は“死”について、考えることが多い子供でした。
家族や親戚が次々に亡くなっていくために、必然的にそうなった・・というのではありません。逆に私の家族があちらの世界に旅立つのを見送ったのは、10年前の父の時が初めてです。だからこそなのかもしれません。
子供のころ、思春期のころ、成人して。
死について考えるとき、死はまだまだ遠い彼方のことのようでした。
が、今はかなり身近に感じます。そこの曲がり角を曲がったすぐそこに待ってるかもしれないとすら思います。
未熟な頭で“死”を考えている時、私は恐くて恐くてしかたがありませんでした。
今、こうやって考えている“自分”というものがいなくなる。考えることが出来なくなる。この右手、この左足、この体が燃やされる。“私”がいなくなる。
脳はどこまでも暴走を続け、私はその恐怖をどうしていいかわからず、途方にくれました。
「この国は3月11日を加えるべきやね。9月1日、12月8日、8月6日、8月9日、8月15日の次に。」
「もう入ってるやん」私が答えた。
「さあ、どうだか」
14:46分。
黙祷をしている私に、遠い所から脳の声が聞こえた。
gonbe5515
今日の読売新聞の"編集手帳”をお読みになりましたか?(リンク切れの場合はごめんなさい)
何行かを抜粋します。
「亡骸を前に私は慟哭する。なぜ彼女を奪うのかと、天を糾弾する暴言を吐く。」しかし死者は彼のすぐそばにいた。「そのとき、心配することはなにもない。私はここにいる。そう言って私を抱きしめてくれていたのは彼女だった。」
「悲しむ生者」とそのすぐそばにいる「寄り添う死者」との絆を論じる。
「悲しみは容易に癒えない。でも、ぼくは、彼女を喪ってはじめて、人を本当に愛することを知った。」
「死者と生きる」ことによって、私たちは強くなれるのだ。
#文章中の“彼女”は、震災の一年前、癌で亡くなった筆者の奥さんのことだそうです。
私は“死”について、考えることが多い子供でした。
家族や親戚が次々に亡くなっていくために、必然的にそうなった・・というのではありません。逆に私の家族があちらの世界に旅立つのを見送ったのは、10年前の父の時が初めてです。だからこそなのかもしれません。
子供のころ、思春期のころ、成人して。
死について考えるとき、死はまだまだ遠い彼方のことのようでした。
が、今はかなり身近に感じます。そこの曲がり角を曲がったすぐそこに待ってるかもしれないとすら思います。
未熟な頭で“死”を考えている時、私は恐くて恐くてしかたがありませんでした。
今、こうやって考えている“自分”というものがいなくなる。考えることが出来なくなる。この右手、この左足、この体が燃やされる。“私”がいなくなる。
脳はどこまでも暴走を続け、私はその恐怖をどうしていいかわからず、途方にくれました。
「この国は3月11日を加えるべきやね。9月1日、12月8日、8月6日、8月9日、8月15日の次に。」
「もう入ってるやん」私が答えた。
「さあ、どうだか」
14:46分。
黙祷をしている私に、遠い所から脳の声が聞こえた。
gonbe5515
今日の読売新聞の"編集手帳”をお読みになりましたか?(リンク切れの場合はごめんなさい)
今さら東野圭吾さん
多部未華子さんが出演するというドラマの原作、『浪花少年探偵団』『しのぶセンセにさよなら』は東野圭吾さんの作品です。
今夜あたり読み終わる予定の『あの頃ぼくらはアホでした』も同じく東野圭吾さんの作品。
最近私は東野さんづいております。特に好きというわけではないのですが。でも話題作はやっぱり手が伸びてしまいましたね。。
『クライマーズ・ハイ』とか『手紙』とか『秘密』とか容疑者X・・・
ああ、今私は、あの忘れたい記憶、あの忌まわしい“ハワイおひとりさまツアー”を思い出してしまいました。なぜだか一人でハワイに出かけたのです。一人ですよ一人!行きたくて行ったわけではなかったのです。誰が行くもんですかハワイへ一人でなんて!
まあ、それでもそうなってしまったので、腹をくくった私は読もうと思っていた本を片っ端からバッグに詰めました。『遠野物語』『寄席の世界』『黒澤明集成』・・・全部で10冊ほどあったのですが、その中の一冊がこの『容疑者Xの献身』そうそう、私がこれを読んだのはハワイのホテルのベッドの上でした。今鮮明に思い出してしまいました。
確かにおもしろかったです。ホテルについて、翌日の朝には読み終えていたと思います。前にも書いたかもしれませんが、宮部みゆきさんみたいに、軽く読める文体ですよね。横山秀夫さんもそんな感じがします。軽くはないんだけど、すいすい読める。ちょっと昔になると藤沢周平さんや山本周五郎さんもそんな感じ。
ハワイに持っていった本のなかで、一番心惹かれたのは『遠野物語』でした。以前から読みたいと思っていた本です。不思議な話。ちょっとこわい話。昔からずっと語り継がれてきたものって、なにかが宿ってるような気がします。今でも大事な本です。
これは、ホテルのフロント前ロビーに一日中腰掛けて読んでました。ときどきビーチのほうに目をやると、楽しそうな家族連れがね、笑いあってましてね。実にうらやましくながめていたものです。ハワイ滞在中の私の友といえば、毎朝出かけるホテル近くのABCストアのおねえちゃんと、ホテルのガードでした。友っていっても、カタコト英語アンドボディーパフォーマンスで意志の疎通を図るくらいのものでした。でもそれで結構伝わったと思いますよ。たぶんむこうが慣れているんでしょう、英語がしゃべれない日本人への対応に。
さて、昨日書店に出かけたとき、
東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表
ってのを見つけました。
「へ〜〜っ」と思って手にとってパラパラ。
こんなにたくさんの作品を書いてきてるんだ!ってビックリです。
いや、すごいですよこの数は。私もそれなりに読んでたつもりでしたが、とてもとても。リンゴで言えば皮をむき始めたくらいのもんです。
東野さんご自身もそれぞれの作品についての解説(書こうとした動機とか、狙っていたものはなんだったかとか)を書いておられるのもよかったです。いや・・・ホントにこれはおもしろいかも。
ガイドを拾い読みして、『白夜行』『麒麟の翼』『プラチナデータ』を読みたいと思いました。
図書館の在庫書籍はほとんど「貸出中」でしたので、amazonかBOOKOFFにて探してみます。
gonbe5515
昨日見た夢。
ある会議の席で私が社長とやりあってた。
その社長ってのが、管直人元首相だった。
どうやら彼に言いたいことが山ほどあるらしい>私
もうすぐ3.11
今夜あたり読み終わる予定の『あの頃ぼくらはアホでした』も同じく東野圭吾さんの作品。
最近私は東野さんづいております。特に好きというわけではないのですが。でも話題作はやっぱり手が伸びてしまいましたね。。
『クライマーズ・ハイ』とか『手紙』とか『秘密』とか容疑者X・・・
ああ、今私は、あの忘れたい記憶、あの忌まわしい“ハワイおひとりさまツアー”を思い出してしまいました。なぜだか一人でハワイに出かけたのです。一人ですよ一人!行きたくて行ったわけではなかったのです。誰が行くもんですかハワイへ一人でなんて!
まあ、それでもそうなってしまったので、腹をくくった私は読もうと思っていた本を片っ端からバッグに詰めました。『遠野物語』『寄席の世界』『黒澤明集成』・・・全部で10冊ほどあったのですが、その中の一冊がこの『容疑者Xの献身』そうそう、私がこれを読んだのはハワイのホテルのベッドの上でした。今鮮明に思い出してしまいました。
確かにおもしろかったです。ホテルについて、翌日の朝には読み終えていたと思います。前にも書いたかもしれませんが、宮部みゆきさんみたいに、軽く読める文体ですよね。横山秀夫さんもそんな感じがします。軽くはないんだけど、すいすい読める。ちょっと昔になると藤沢周平さんや山本周五郎さんもそんな感じ。
ハワイに持っていった本のなかで、一番心惹かれたのは『遠野物語』でした。以前から読みたいと思っていた本です。不思議な話。ちょっとこわい話。昔からずっと語り継がれてきたものって、なにかが宿ってるような気がします。今でも大事な本です。
これは、ホテルのフロント前ロビーに一日中腰掛けて読んでました。ときどきビーチのほうに目をやると、楽しそうな家族連れがね、笑いあってましてね。実にうらやましくながめていたものです。ハワイ滞在中の私の友といえば、毎朝出かけるホテル近くのABCストアのおねえちゃんと、ホテルのガードでした。友っていっても、カタコト英語アンドボディーパフォーマンスで意志の疎通を図るくらいのものでした。でもそれで結構伝わったと思いますよ。たぶんむこうが慣れているんでしょう、英語がしゃべれない日本人への対応に。
さて、昨日書店に出かけたとき、
東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表
ってのを見つけました。
「へ〜〜っ」と思って手にとってパラパラ。
こんなにたくさんの作品を書いてきてるんだ!ってビックリです。
いや、すごいですよこの数は。私もそれなりに読んでたつもりでしたが、とてもとても。リンゴで言えば皮をむき始めたくらいのもんです。
東野さんご自身もそれぞれの作品についての解説(書こうとした動機とか、狙っていたものはなんだったかとか)を書いておられるのもよかったです。いや・・・ホントにこれはおもしろいかも。
ガイドを拾い読みして、『白夜行』『麒麟の翼』『プラチナデータ』を読みたいと思いました。
図書館の在庫書籍はほとんど「貸出中」でしたので、amazonかBOOKOFFにて探してみます。
gonbe5515
昨日見た夢。
ある会議の席で私が社長とやりあってた。
その社長ってのが、管直人元首相だった。
どうやら彼に言いたいことが山ほどあるらしい>私
もうすぐ3.11
『しのぶセンセにさよなら』
これまで私が読んできた関西弁で書かれている本は、桂文珍師匠の『落語的学問のすすめ』とか、桂枝雀師匠の『桂枝雀の落語案内』とかはるき悦巳さんの『じゃりンこチエ』とかがあります。関西で生まれた私にとって、これらの本を関西弁のイントネーションで読むのは面白くてしょうがなかったのですが、関西に住んだことがない、関西弁のイントネーションを再現出来ない人にとっては、どうなんでしょう?今は大勢の芸人さんたちが堂々と関西弁を駆使してTVなどに出演しておられますので、それなりに聞きなれていらっしゃるとは思うんですが、実際のところ、関西以外の人たちは、これらの本をどんなふうに読んでいらっしゃるのでしょう?
私はこれまでに太宰治作品で津軽弁、宮沢賢治作品で岩手弁(南部弁?)を見かけたことがありますが、やはり地元の方がそれらを読むのに比べれば、理解出来ていない部分があるように思えてなりません。なんて言うんでしょう、言葉のまわりにくっついている微妙な感情とか、雰囲気とか、文字のむこうに隠れてる空気感とか・・・・。
『しのぶセンセにさよなら』はコテコテの大阪弁で書かれています。
書かれていますが、細かいことは抜きで全然かまいません。言葉の違い、イントネーションの違い・・そういう部分を吹き飛ばしてくれるしのぶセンセとその他の登場人物たちとの会話は、関西弁をご存知ないかたもきっと楽しめることでしょう。
とにかくサクサクッと読める本です。正直東野さんの作品とは思えない。
『変身』『手紙』『秘密』『容疑者Xの献身』等々、ヒット作を連発しておられる人気作家ですが、まさかこんな小説も書いておられたなんて驚きです。
この本の巻末、「つづきはもう書かない」っていう意味のことを書いておられました。
時代が変われば作者も変わる、作者が変われば作品も変わる。当然ですよね。過去の作品に縛られることはないと思うし、過去から抜け出さないと未来はないと思うし、未来はすぐに過去になってしまうわけだし。。
東野さんにとって、『しのぶセンセ』を褒められることはもちろん嬉しいことには違いないだろうけれど、最新作を褒められることよりは嬉しくないんじゃないでしょうか。
そう考えると、この作品のドラマ化がよく実現したものだと思います。
先日のかわたさんのレポートの中で、多部未華子さんが「家の前に犬のフン置いて〜」ってセリフを喋ってると紹介されてましたが、あれは『しのぶセンセは暴走族』の中のセリフですね。この章は面白かったし、今回読んだ二冊の中に収録されているお話の中では一番ドラマ向きのように思います。教習所の教官に啖呵を切るところとか、車を運転してぶっとばすところとか、きっと面白いと思います。#しのぶセンセが運転する車はもちろんマーチでお願いしたい。
また、『しのぶセンセの上京』という章の中で、
「大阪の人の流れは滝だ、ぶつかり合いながら強引に流れる。でも東京の人の流れは津波。大きな力が巨大なうねりを作っている。」って一節がありました。二日間お気楽に二冊の本を読み続けてましたが、これを読んだときは思わず座り直しましたね。
うん、素敵な表現だと思います。
「ホームで電車を待ってる時、東京は整然と並んでるけど、大阪は電車が入ってくるなり我先にドアに殺到する」・・ってのには笑いました。この感覚は、実際大阪の駅のホームに立ったことのある人でなければわからないかもしれません。私は阪急電車をよく利用していましたが、阪急梅田駅での “並んでいる人” と “割り込みを狙う人” との間に漂う無言のせめぎ合いはすさまじいものでした。(JR環状線でのそれと比べればかわいいものでしたが)
今では少しくらいおとなしくなっているのでしょうか?
まあそんなわけで、しのぶセンセの本は楽しめます。
病院での待ち時間とか、サッカー観戦中のハーフタイムなんかで読むのにいいと思います。
そうそう、この本、なぜだかタイトルに“新装版”ってのがついてるのとついてないのと、両方売られてました。同じ講談社文庫なのに。
なんで?と二冊を手にとって比べてみたら、行の間隔の広さとか、フォントとかが違ってるんですね。表紙も違います。私は新装版のほうを買いました。そうでないほうのフォントが苦手だったので。それぞれの好みはあるんでしょうけれど、おもしろいことやりますね、講談社。
昨日今日としのぶセンセの活躍を読んで、このドラマと、きっと耳に心地よいであろう多部未華子さんの関西弁がますます楽しみになりました。しのぶセンセはソフトボール部のエースで4番だったという設定なんですが、さすがにソフトボールの試合はやってくれないでしょうねえ。
狭いまがりくねった路地を、ひったくりの犯人(小学生)を追いかけて疾走するシーンがあるんですが、ここは大丈夫でしょう。なにしろ多部さんですから。素晴らしい走りを見せてくれるに違いありません。
ホント、7月が楽しみです。
gonbe5515
私はこれまでに太宰治作品で津軽弁、宮沢賢治作品で岩手弁(南部弁?)を見かけたことがありますが、やはり地元の方がそれらを読むのに比べれば、理解出来ていない部分があるように思えてなりません。なんて言うんでしょう、言葉のまわりにくっついている微妙な感情とか、雰囲気とか、文字のむこうに隠れてる空気感とか・・・・。
『しのぶセンセにさよなら』はコテコテの大阪弁で書かれています。
書かれていますが、細かいことは抜きで全然かまいません。言葉の違い、イントネーションの違い・・そういう部分を吹き飛ばしてくれるしのぶセンセとその他の登場人物たちとの会話は、関西弁をご存知ないかたもきっと楽しめることでしょう。
とにかくサクサクッと読める本です。正直東野さんの作品とは思えない。
『変身』『手紙』『秘密』『容疑者Xの献身』等々、ヒット作を連発しておられる人気作家ですが、まさかこんな小説も書いておられたなんて驚きです。
この本の巻末、「つづきはもう書かない」っていう意味のことを書いておられました。
時代が変われば作者も変わる、作者が変われば作品も変わる。当然ですよね。過去の作品に縛られることはないと思うし、過去から抜け出さないと未来はないと思うし、未来はすぐに過去になってしまうわけだし。。
東野さんにとって、『しのぶセンセ』を褒められることはもちろん嬉しいことには違いないだろうけれど、最新作を褒められることよりは嬉しくないんじゃないでしょうか。
そう考えると、この作品のドラマ化がよく実現したものだと思います。
先日のかわたさんのレポートの中で、多部未華子さんが「家の前に犬のフン置いて〜」ってセリフを喋ってると紹介されてましたが、あれは『しのぶセンセは暴走族』の中のセリフですね。この章は面白かったし、今回読んだ二冊の中に収録されているお話の中では一番ドラマ向きのように思います。教習所の教官に啖呵を切るところとか、車を運転してぶっとばすところとか、きっと面白いと思います。#しのぶセンセが運転する車はもちろんマーチでお願いしたい。
また、『しのぶセンセの上京』という章の中で、
「大阪の人の流れは滝だ、ぶつかり合いながら強引に流れる。でも東京の人の流れは津波。大きな力が巨大なうねりを作っている。」って一節がありました。二日間お気楽に二冊の本を読み続けてましたが、これを読んだときは思わず座り直しましたね。
うん、素敵な表現だと思います。
「ホームで電車を待ってる時、東京は整然と並んでるけど、大阪は電車が入ってくるなり我先にドアに殺到する」・・ってのには笑いました。この感覚は、実際大阪の駅のホームに立ったことのある人でなければわからないかもしれません。私は阪急電車をよく利用していましたが、阪急梅田駅での “並んでいる人” と “割り込みを狙う人” との間に漂う無言のせめぎ合いはすさまじいものでした。(JR環状線でのそれと比べればかわいいものでしたが)
今では少しくらいおとなしくなっているのでしょうか?
まあそんなわけで、しのぶセンセの本は楽しめます。
病院での待ち時間とか、サッカー観戦中のハーフタイムなんかで読むのにいいと思います。
そうそう、この本、なぜだかタイトルに“新装版”ってのがついてるのとついてないのと、両方売られてました。同じ講談社文庫なのに。
なんで?と二冊を手にとって比べてみたら、行の間隔の広さとか、フォントとかが違ってるんですね。表紙も違います。私は新装版のほうを買いました。そうでないほうのフォントが苦手だったので。それぞれの好みはあるんでしょうけれど、おもしろいことやりますね、講談社。
昨日今日としのぶセンセの活躍を読んで、このドラマと、きっと耳に心地よいであろう多部未華子さんの関西弁がますます楽しみになりました。しのぶセンセはソフトボール部のエースで4番だったという設定なんですが、さすがにソフトボールの試合はやってくれないでしょうねえ。
狭いまがりくねった路地を、ひったくりの犯人(小学生)を追いかけて疾走するシーンがあるんですが、ここは大丈夫でしょう。なにしろ多部さんですから。素晴らしい走りを見せてくれるに違いありません。
ホント、7月が楽しみです。
gonbe5515
『阪急電車』 みたび
『阪急電車』読了しました。
おもしろかったですよ。
夕飯を食べ終わって、それから寝室にこもって読み始めたのですが、結局止まることが出来ず、そのまま読み切ってしまいました。
やっぱり権田原美帆さんと小坂圭一くんのエピソードが一番おもしろかったですね。
映画でのこの二人の描き方は、原作に忠実だったんだ・・と納得しました。
圭一クン&美帆ちゃんみたいな微笑ましい若者がいるのなら、ちょっと心が落ち着きます。
この物語っていうのは、阪急電車今津線っていう共通項を持ったお互い名も知らぬ赤の他人同志が小さな出来事を介してお互いに関係性を持っていく。
そういうお話です。
『大勢の人が同じ場所、同じ時間にいるのに、お互い同士はまったく関わっていない。』
これは映画の中で紹介された言葉なのですが、確かにそのとおりだと思うし、同時にいや、でもそうとも言い切れないでしょ?とも思う。
社会というところで生きている以上、他者との関係っていうのは誰しも避けて通れない部分です。
意識していないだけで、必ず誰かに迷惑をかけてるし、誰かのお世話になっている。
圭一クン&美帆ちゃんのカップル。
二人とも田舎から出てきて、大阪というやたらに人が多い大都会にはまだなじんではいない。
圭一クンはいつもヘッドホンをつけていることで他者との関わりに積極的でないという意思表示をしているように見えます。
美帆ちゃんは・・・いつも笑われてしまうので、名前を教えることに消極的。
合コンに出ても男の子からメールアドレスや電話番号の交換を頼まれることもない。
ただ、いつも“スペシャルなもの”を求めて外の出来事にアンテナをのばしている、そんな大学一年生です。
その“スペシャルなもの”を求めていたことが、電車の中での圭一クンとの関わりを生みました。
そしてそのことは、彼女の大学生活に変化を生むと同時に、圭一クンの頭の上からヘッドホンを取り去ってしまうことになったのです。
他者との関わりを拒否する。
他者との関わりを受け入れる。
そんなことを意識して毎日を暮らしている人なんかいませんよね。
みんな無意識に暮らしている。
でもその無意識の暮らしの中でなにかが起きたとき、関わりを拒否しようとしている人と受け入れようとしている人とでは、その後の展開に違いが出るのではないでしょうか。
『人は一人では生きていけない』
この言葉、説教クサイし、あまりにも当たり前のことを大上段に振りかぶったご託宣のようで好きではないし、正直言うと「ケッ」と吐き捨ててさえしまいたくなるのです。
一人で生きていこうと思う人なんていないだろうし、もしいたとしてもそれは、自分が誰かと関わりをもっている事実から目をそらしているだけのこと。
先ほども書いたように、社会の中で生きていく以上そんなことは不可能。
とはいえ、世の中には関わりを持ちたくない人が大勢いることも事実。
かといって、誰かと関わりたくて、あっちもこっちもって手を伸ばし続けたら疲れてしまうし。
なんて言うんでしょう、“心の琴線に触れたとき”だけでいいんじゃないですかね。
映画を観たり、本を読んだり、新聞の隅々まで目を通したり、ブログを書いたり、多部未華子さんを追っかけたりしてるのは、自分の心の琴線の数を増やそうとしているからなのかもしれません。
なにかがやってくるのを待つだけではたいしたことはおこりませんよね。
積極的に・・というんじゃないんですけど、なにかが起きたときに、それに反応できるだけのものは自分の中に持っていたいなあと思います。
そして時には、私のほうから他者に関わっていきたい。
そう思います。
『阪急電車』読みました。
ただそれだけのこと書くつもりだったのが思わぬ長文に。。
gonbe5515
実際、琴線が増えたおかげで、それまで想像もしていなかった方々とご縁が出来たし、楽しみも増えたし。寝室にフォトフレームがバン!バン!バ~ン!ってのもその結果のひとつですが、自分でも驚いているのが昨日借りてきた本。
『弓道』
ちょっとね・・・触れちゃいましてね。
おもしろかったですよ。
夕飯を食べ終わって、それから寝室にこもって読み始めたのですが、結局止まることが出来ず、そのまま読み切ってしまいました。
やっぱり権田原美帆さんと小坂圭一くんのエピソードが一番おもしろかったですね。
映画でのこの二人の描き方は、原作に忠実だったんだ・・と納得しました。
圭一クン&美帆ちゃんみたいな微笑ましい若者がいるのなら、ちょっと心が落ち着きます。
この物語っていうのは、阪急電車今津線っていう共通項を持ったお互い名も知らぬ赤の他人同志が小さな出来事を介してお互いに関係性を持っていく。
そういうお話です。
『大勢の人が同じ場所、同じ時間にいるのに、お互い同士はまったく関わっていない。』
これは映画の中で紹介された言葉なのですが、確かにそのとおりだと思うし、同時にいや、でもそうとも言い切れないでしょ?とも思う。
社会というところで生きている以上、他者との関係っていうのは誰しも避けて通れない部分です。
意識していないだけで、必ず誰かに迷惑をかけてるし、誰かのお世話になっている。
圭一クン&美帆ちゃんのカップル。
二人とも田舎から出てきて、大阪というやたらに人が多い大都会にはまだなじんではいない。
圭一クンはいつもヘッドホンをつけていることで他者との関わりに積極的でないという意思表示をしているように見えます。
美帆ちゃんは・・・いつも笑われてしまうので、名前を教えることに消極的。
合コンに出ても男の子からメールアドレスや電話番号の交換を頼まれることもない。
ただ、いつも“スペシャルなもの”を求めて外の出来事にアンテナをのばしている、そんな大学一年生です。
その“スペシャルなもの”を求めていたことが、電車の中での圭一クンとの関わりを生みました。
そしてそのことは、彼女の大学生活に変化を生むと同時に、圭一クンの頭の上からヘッドホンを取り去ってしまうことになったのです。
他者との関わりを拒否する。
他者との関わりを受け入れる。
そんなことを意識して毎日を暮らしている人なんかいませんよね。
みんな無意識に暮らしている。
でもその無意識の暮らしの中でなにかが起きたとき、関わりを拒否しようとしている人と受け入れようとしている人とでは、その後の展開に違いが出るのではないでしょうか。
『人は一人では生きていけない』
この言葉、説教クサイし、あまりにも当たり前のことを大上段に振りかぶったご託宣のようで好きではないし、正直言うと「ケッ」と吐き捨ててさえしまいたくなるのです。
一人で生きていこうと思う人なんていないだろうし、もしいたとしてもそれは、自分が誰かと関わりをもっている事実から目をそらしているだけのこと。
先ほども書いたように、社会の中で生きていく以上そんなことは不可能。
とはいえ、世の中には関わりを持ちたくない人が大勢いることも事実。
かといって、誰かと関わりたくて、あっちもこっちもって手を伸ばし続けたら疲れてしまうし。
なんて言うんでしょう、“心の琴線に触れたとき”だけでいいんじゃないですかね。
映画を観たり、本を読んだり、新聞の隅々まで目を通したり、ブログを書いたり、多部未華子さんを追っかけたりしてるのは、自分の心の琴線の数を増やそうとしているからなのかもしれません。
なにかがやってくるのを待つだけではたいしたことはおこりませんよね。
積極的に・・というんじゃないんですけど、なにかが起きたときに、それに反応できるだけのものは自分の中に持っていたいなあと思います。
そして時には、私のほうから他者に関わっていきたい。
そう思います。
『阪急電車』読みました。
ただそれだけのこと書くつもりだったのが思わぬ長文に。。
gonbe5515
実際、琴線が増えたおかげで、それまで想像もしていなかった方々とご縁が出来たし、楽しみも増えたし。寝室にフォトフレームがバン!バン!バ~ン!ってのもその結果のひとつですが、自分でも驚いているのが昨日借りてきた本。
『弓道』
ちょっとね・・・触れちゃいましてね。
本、二冊。
『週刊 トヨタ2000GT』
トヨタ2000GTという車をご存知でしょうか?
新聞の三段を使った広告をご覧になった方も多いと思います。
これ、私にとっての“夢のクルマ”なんですよね。
もちろん、絶対ハンドルを握れるわけもないんですが、せめて走ってるところは見てみたい。
そんなクルマです。
トヨタには『トヨタ800』っていう可愛いクルマもありまして(こいつのミニカーは私の宝物)それを見るたび、いつも2000のことを思い出していました。
昨日、書店でその雑誌をみつけました。
迷ったのですが、どうしても!っていう衝動が足りなかったので、買わずに元の棚に戻しました。
今日、雑誌のサイトを見たのですが、これ、65号(65冊)かけて一台の2000GTが出来上がるようになってるんですね!
どうりでTVCMまで流すわけだ。。
“マニア”
この言葉の意味が形になったような本ですね。
買わなくて良かったです。
私ごときには恐れ多くてとても踏み込むことの出来ない世界です。
買い続ける人ってどれくらいおられるのでしょうか?
『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』
こっちは第3帖空蝉まで買いました。
絵がきれいで、源氏物語に対するとっつきが楽になりますね。
休日に、図書館で円地さんと谷崎さんの現代語訳を借りてきたのですが、このお二人の比較なら円地さんのほうが好み。
それにしても、書名に“源氏物語”と名のつく本の多いこと!
検索機で探してみたら、これでもか!ってくらい出てきましたよ。
“研究対象”という側面のほうが、多くなってるってことでしょうね。
「いつかは読みたい本 第一位」
さもありなん、と。
gonbe5515
トヨタ2000GTという車をご存知でしょうか?
新聞の三段を使った広告をご覧になった方も多いと思います。
これ、私にとっての“夢のクルマ”なんですよね。
もちろん、絶対ハンドルを握れるわけもないんですが、せめて走ってるところは見てみたい。
そんなクルマです。
トヨタには『トヨタ800』っていう可愛いクルマもありまして(こいつのミニカーは私の宝物)それを見るたび、いつも2000のことを思い出していました。
昨日、書店でその雑誌をみつけました。
迷ったのですが、どうしても!っていう衝動が足りなかったので、買わずに元の棚に戻しました。
今日、雑誌のサイトを見たのですが、これ、65号(65冊)かけて一台の2000GTが出来上がるようになってるんですね!
どうりでTVCMまで流すわけだ。。
“マニア”
この言葉の意味が形になったような本ですね。
買わなくて良かったです。
私ごときには恐れ多くてとても踏み込むことの出来ない世界です。
買い続ける人ってどれくらいおられるのでしょうか?
『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』
こっちは第3帖空蝉まで買いました。
絵がきれいで、源氏物語に対するとっつきが楽になりますね。
休日に、図書館で円地さんと谷崎さんの現代語訳を借りてきたのですが、このお二人の比較なら円地さんのほうが好み。
それにしても、書名に“源氏物語”と名のつく本の多いこと!
検索機で探してみたら、これでもか!ってくらい出てきましたよ。
“研究対象”という側面のほうが、多くなってるってことでしょうね。
「いつかは読みたい本 第一位」
さもありなん、と。
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