カテゴリ:永六輔さん( 7 )

『文部省唱歌について』

「なぜ?って思ったこと、納得のいかないことには、ハッキリと手を挙げる」
これは、永さんから学んだたくさんのことの中のひとつ。



宵々山コンサートで行われた永六輔さんの講演を説明するため、いろいろ文章を書いて、ああでもないこうでもないと書き直したんだけど、しっくりこないので、全部捨てた。
で、この一言に置き換えることにした。

「永六輔さんはこういう人でした。。。」


文部省唱歌について(宵々山コンサート)




永六輔さんについての記事連投は、ひとまず今日でおしまい。
これらの記事が、永六輔さんのことを知っていただく一助になったとしたら重畳。




gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-23 17:58 | 永六輔さん | Comments(0)

パロディ『雪国』朗読

今回は宵々山コンサートで永六輔さんと中村八大さんが行ったユーモアあふれる“芸”をご紹介する。

2016年の現在において説明が必要になる部分があると思うけれど、そこを説明してしまうとこれもまた無粋な話なのでやめておく。

ここで朗読されるのは、川端康成氏の作品『雪国』の冒頭部分。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
「駅長さあん、駅長さあん。」
明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
もうそんな寒さかと島村は外を眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に呑まれていた』

この文章の朗読・・・お二人のエンターテイナーぶりをお楽しみください。


川端康成作 『雪国』永六輔朗読、中村八大演奏



gonbe5515

娘たちが幼い頃、『カラスのパンやさん』『おばけの冬ごもり』なんかを京都弁、大阪弁、愛媛弁、富山弁などで読み替えてみて、バカ受けしてたのを思い出す。
by starforestspring | 2016-07-22 22:10 | 永六輔さん | Comments(0)

一本指のピアニスト

昨日、宵々山コンサート第二回のCDを聴いててふと思った。
永さんは渥美清さんや野坂昭如さん、小沢昭一さんはもちろん、これまで全国のあちこちで声をかけ、かけられてきた職人さんや街角の人たちと、あちらの世界で再会を喜びあってる。。。

そう考えると、私もすこし嬉しくなってきた。
大橋巨泉さんも、もう着かれたころだろう。
永さん、よかったですね。


私は前に、永さんのことを「一本指のピアニスト」として認識してると書いたけれど、宵々山コンサートをご存知ない方には、それがどういうことだかおわかりにならなかったことと思う。

今日はそれをご紹介させていただく。
一本指のピアニストとは、つまり、これだ!

曲は『たづるさん』




gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-21 17:53 | 永六輔さん | Comments(0)

『生きているということは』

語り部、伝道師。
ああ、そうだった。そういう人だった。
黒柳徹子さん、五木寛之さん、いいことを言って下さいました。

7月19日に放送された『クローズアップ現代+ “ともだち あなた 戦う心” 永六輔最期の言葉』を見た。

本当に、この心の隙間をどうやって埋めていけばいいんだろう。
・・・埋まらないよ。。

ここしばらく、ずっと『宵々山コンサート』のCDを聴いている。
ともやさんの歌声、永さんの語り。
何遍も聴いている。

永さんがご存命だった頃と、逝ってしまわれたあとの今と。

省吾さんが亡くなったときもそうだったように、
今、永さんの声が、とても懐かしく、とても愛しく、とても強く聞こえてくる。


引き続き、違法を承知でYoutubeにアップする。
永さんの歌声。
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『生きているということは』


      作詞 永六輔 作曲 中村八大

生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう

生きていくということは
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを
忘れないでいること
めぐり逢い愛しあいやがて別れの日
その時に悔まないように
今日を明日を生きよう

人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない

生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう



永ロス 六ロス 輔ロス
そんな言葉で永さんが逝ってしまわれたことを言い表してほしくない。
言葉を大切に使っていた人なんだ。言葉に心を注いだ人なんだ。
ちゃんとした日本語で頼むよ。


あまロス五代ロスと一緒にすんなよ。

gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-20 19:12 | 永六輔さん | Comments(0)

永六輔さん追悼番組

今日の夕方、BSプレミアムで永六輔さんの追悼番組が放送されます。

ハイビジョンスペシャル「永六輔のにっぽん夕焼け紀行」



上記サイトによると、昨日の夜と今日の早朝にも、特別番組が放送されていたらしい。

うかつだった・・・・。

夕焼け紀行は、最高画質で録画予約をしてきた。
19日の「クローズアップ現代」も録画するつもり。


永さん、まだまだ寂しいです。。。


gonbe5515
by starforestspring | 2016-07-18 11:03 | 永六輔さん | Comments(0)

生きるものの歌

今日、宵々山コンサートのCDを聞いてたら、永六輔さんの歌声が流れてきました。

ご存知でしょうか?『生きるものの歌』
永さんが歌うこの歌を聞いて、不覚にも涙しました。
永さん、まだ40代だと思います。
それでも、“いつかくるその日”への覚悟のようなものが、その歌声から感じられるのです。
感傷にすぎないかもしれませんが。

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『 生きるものの歌』

      作詞 永六輔 作曲 中村八大

あなたが この世に生まれ
あなたが この世を去る
わたしが この世に生まれ
わたしが この世を去る
その時 愛はあるか
その時 夢はあるか
そこに 幸せな別れがあるだろうか
あるだろうか

(台詞)
もし世界が平和に満ちていても
悲しみは襲ってくる
殺されなくても人は死に
誰もがいつか別れてゆく
世界が平和でも悲しい夜はくる
誰もが耐えて生きてゆく
思い出と友達と歌が
あなたを支えてゆくだろう

あなたが この世に生まれ
あなたが この世を去る
わたしが この世に生まれ
わたしが この世を去る
その時 未来はある
その時 涙がある
そこに 生きるものの歌がある
歌がある
そこに 生きるものの歌がある
歌がある



YouTubeで検索してみると、いろんな方が歌っておられるのです。
が、私が聞いた永さんの歌声より胸に響いてくるものはありませんでした。

私はこれまでYouTubeとは一線を画しておりましたが、そんなことを言ってる場合じゃない。
この歌声を、永さんの歌声を、みなさんに聞いていただきたい。
そんなわけで矢も楯もたまらず、やっつけでyouTubeに歌声と画像一枚だけをアップしました。

永さん自身が歌ってらっしゃるこの歌は、貴重だと思います。

どうかみなさんも聞いてみてください。

永六輔さんが歌う『生きるものの歌』



gonbe5515

こうなったらもう、高石ともやさんには、泉重千代さんぐらいには長生きしていただかねば。
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by starforestspring | 2016-07-16 23:11 | 永六輔さん | Comments(0)

永六輔さん。

毎日車であちこち営業に走り回っていたころ、永六輔さんの「誰かとどこかで」を聞くのは日課だった。聞き上手な遠藤泰子さんを相手に淡々と話す永さん。そのおしゃべりの中で、初めて知ったことは数え切れないほどある。

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7月7日。七夕の日。永六輔さんが逝った。


永六輔さんが逝ってしまった!


放送作家、作詞家、ラジオパーソナリティ、旅人、・・・。永さんの肩書きは色々あるけれど、私にとっての永さんは宵々山コンサートの世話人兼司会者、一本指のピアニスト、そして歌手だった。

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梅雨が明ける頃。なんの遠慮もなく強烈な日差しが降り注ぐ頃、セミの鳴き声を聞きながら行列に並び、熱く焼けたプラスチックのベンチに腰掛けて、永さんの司会で進むともやさんたちの歌声を聞く。京都宵々山コンサート。私が青い春を謳歌してたころ、このコンサートが私にとっての夏の訪れだった。

あのお祭りに参加してくださっていた方々の多くが鬼籍に入られた。
木田高介さん、坂庭省吾さん、笠木透さん、ドン佐野さん、渥美清さん、 榊原詩朗さん、
桂米朝さん、淀川長治さん、高田渡さん・・・。

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あのコンサートを知る人は年々少なくなっていく。
大きな声で歌い、手が痛くなるほど手拍子を打ったあの時間の記憶が年々薄れていく。

知っている、それだけでも私たちは幸せなのだと。
あの手の痛みを覚えている、そのことが私たちの幸せなのだと。


永さんが逝ってしまった。
夏の記憶がまたいっそう、遠くへいってしまうような気がする。


合掌



gonbe5515

今年は、大切な人がどんどん逝ってしまわれる。
by starforestspring | 2016-07-12 23:24 | 永六輔さん | Comments(2)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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