カテゴリ:映画・ドラマ( 495 )

『ひよっこ』、まだあきらめたわけちゃうから

昨日の記事にいただいたハリソン君のコメントに対するご返事を書いてるときに、ふと思いついたことがあるので書いてみる。古くは『おしん』の第一部、懐かしいところでは『つばさ』、新しいところでは『マッサン』
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私がその後の展開がどうなるのか気になってしょうがなかった朝ドラはこの三つです。それ以外のものは途中でリタイアしています。(もともと朝ドラを見る習慣がなかった私が朝ドラを気にするようになったのは、取引先の美容師の先生がお昼の再放送でやってた『おしん』を見ながら号泣しておられたのを目撃したからでした)

『つばさ』は多部未華子さんを『デカワンコ』で知った私が彼女に興味を持った時、既に多部未華子さんの魅力に気づいておられたyamarine師匠やDeepPurplin王子、それからhyoutangaidenさんたちにその存在を教えていただき、DISCASで借りたDVDで第一回から最終回まで見て、さらに彼女にのめり込んだ作品でした。(その後購入した『つばさDVDBOX』は、我が家の家宝)

これらの作品に共通してるのは、主人公を見守り、応援できるかどうかではなかったかと思うのです。貧しい家と押し寄せてくる苦難に負けず、耐え忍びながらも道を開いていくおしん。おかんとして家族を切り回していたつばさが突然の母親の帰還に戸惑い、時には反発し、時には寄り添い、時には受け止めながら、周囲の人達の苦悩と向き合いながら自分自身の歩む道を見つけていく『つばさ』。知らない国、知らない言葉、知らない習慣にたじろぎながら、パートナーマッサンを励まし支え、夢をかなえて成功へと導くエリー。みんな愛すべきキャラクターであり、「がんばれ、負けるな、オレがついてる」と、思わずこぶしを握りしめてしまう、そんなドラマではなかったかと。

『ひよっこ』奥茨城村編はそうでした。東京に出稼ぎに行ってる父親の留守を守る母の手伝いをし、弟妹の世話をやき、農作業を厭わず楽しげにこなすみね子は応援したくなるヒロインでした。向島電気で失敗を繰り返し、めげてしまいながらも、翌朝またトランジスタラジオに向かうみね子。終業のベルが鳴り、一度もコンベアを止められることがなかったみね子に、時子が「みね子!やったね!」と声をかけられるシーン、私は拍手をしてましたよ。

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それがどうです、すずふり亭。
悩みといえばライスにハッシュドビーフをかけるサービスが苦手ってことくらいで、周りはみんないい人で、どこがよかったのか、どこが気に入られたのかいつのまにか恋人が出来て、相合い傘を書いてにやつきながら、当のお相手が帰ってきたらそれを見られるのが恥ずかしく、消そうとして足がつってしまい、お相手さんに足の裏を押してもらう。いやいや、つき合い始めて間もない相手に、自分の足に触れさせるなんて、普通そんなことしてもらいます?

この展開のどこを応援すればいいっていうんです?
早苗さんの反応は、至極当然なものですよね?

綿引さんとか、ちよ子とか進とか、きよさんとか田神先生とか、もっともっと見たい登場人物がいっぱいいるのです。出勤前のひととき、「これを見てから出かけるか」っていうルーティンを、どうかどうか変更させないで頂きたい。。私はまだ望みを捨ててはいないのです。時子、三男、さおり(米子)、早苗さん、そして実お父さん。どうかこのドラマを楽しめるものに戻してください。


gonbe5515

いつも楽しく見てる『ブラタモリ』
次回はあの長瀞だそうですよ!






by starforestspring | 2017-07-19 19:45 | 映画・ドラマ | Comments(0)

最近困ってること

8月2日に長岡花火を見に出かけることにした。
今回で3回目。前回は娘たちが小学生のときだから、10年近く前になる。
で、ここしばらくネットで長岡花火終了後の帰宅ルートの検討に忙しい。

1.長岡北スマートIC
2.西山IC
3.柏崎IC
北陸自動車道を、糸魚川富山方面に向かって帰るとき、この三つのどのICに向かうのが最もスムーズなのか・・・。


ちょっと前に、ハリソン君が「ひよっこがつまらなくなってきて困ってる」と書いておられました。最近のひよっこは、みね子の恋が前面に出て来てます。お互いが好きになった理由がいまひとつよくわかってない私には、カップル成立が強引すぎて納得がいきません。さおり(米子)と三男のこともちょっとほのめかされてますし、愛子さんは省吾さんに一目惚れするし、太郎兄ちゃんは高子さんをロックオンするし。岡田さん、これからは恋の話で押していくつもりなのかしら?


奥茨城村にいる頃や向島電気にいる頃は、みね子とその仲間たちを応援してました。奥茨城村で自転車に乗って時子の家に向かうみね子、ベルトコンベアに向かって部品を指していくみね子の姿はけなげでしたよ。応援してましたよ。赤坂に来てからは、どうもそういう気分になれない。 前作、前々作に比べれば、はるかに楽しく毎朝みていますが、それでもここに来て退潮ムード。

ハリソン君もおっしゃってましたが、これはなぜなんでしょう。
これだ!っていう理由を明確に説明できないもんで、言いたいことだけ言い散らすことをお詫びするしかありません。そんなわけで、最近は割と冷静に見ている私。

シシドカフカさんはキャラ立ちしてるけど、漫画家の卵コンビと、慶応大学生の島谷クンがなんとも物足りない。あかね荘を映すより、さおり(米子)と三男と善三さんの安部米店がもっと見たいなあ。それと太郎兄ちゃんと豊作にいちゃんのからみも。

くっついた別れたの話だけなら、奥茨城村と東京とを舞台にする必然性はないと思うのです。第一!実父さんのことを、いつまでひっぱるつもりなんだか!



gonbe5515




by starforestspring | 2017-07-18 20:29 | 映画・ドラマ | Comments(2)

『探偵ナイトスクープ』 涙と感動の依頼 2

「役者になった息子に会わせて」

今回の依頼は・・・

軽い気持ちで息子に大衆演劇を見せに連れて行ったら、息子がそれにどっぷりはまってしまい、役者になりたいと言い出した。その真剣さに押されて劇団のお手伝いをさせてるうちに中学卒業後には正式に入団することが決定した。

自分の好きなことを見つけ、それを将来の仕事とする道を歩き始めた息子に安堵した母。ところが、冷静に考えてみると、息子が劇団に入ってしまうと、ずっと離ればなれになり、一年のうち数えるほどしか会えないということに気づいてしまう。母親としてそれはたまらなく寂しい。今息子は劇団の興行について行ってるのだけど、どんな仕事をしているか、周りの人に迷惑をかけていないか心配でたまらないから、本人に気づかれないよう、そっと見させて下さい。

というもの。


ナイトスクープにはこの「本人には気づかれないようそっと様子を見たい」というのが多いようです。
左端が依頼者の息子、右端が依頼者。
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思うに・・子どもには子どもの世界がしっかりある。そしてそのほとんどを、親は知らないということです。家の中でご飯を食べたりテレビを見たりというのは、子どもにとって生活の中のごく一部。そしてそれは従であって主ではない。親から見れば、家の中にいる子どもの姿こそが全てだろうけれど、実際には親の知らない子どもの世界のほうがはるかに広い。


あたりまえのことなのです。
親だってそんなことわかってる。
だけども親にとっては、子どもは自分のもの。自分の羽の下で保護するものなんですね。頭ではいつまでもそんなわけにはいかないこと理解してるけれど、感情がついていかない。でもどこかでふんぎらないと、子は子、親は親として自立できない。



最後は、子どもが親離れし、親が子離れした瞬間を映し出していました。それは、どんな演出家でも、どんな名優でも表現出来ないだろう、素晴らしいシーンでした。演劇という虚構の世界は、しばしば現実世界を越える感動を与えてくれますが、現実世界における母と子の情愛の深さに及ぶものではないのだと。観客をしてあふれる涙を止めることができない、母と子の姿。それはまるで大衆演劇のラストシーン。もう少しすれば上から緞帳がおりてくるのではないかと錯覚してしまうような素晴らしい二人の姿でした。


近くにタオルがあってよかったです。


gonbe5515





by starforestspring | 2017-07-13 16:16 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『探偵ナイトスクープ』 涙と感動の依頼 1

お澪坊、いけねえ、こいつはいけねえよお。。
探偵ナイトスクープに、案の定はまってしまった。
DVDの中で、みなさんにもご覧いただきたい依頼を、紹介させていただくことにします。


「世界一のスピードを体感」

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30才女性の依頼。
3才のころから水泳を始め、トップスイマーを目指してジュニアオリンピックにも出場したことがあるけれど、限界を感じてリタイア。しかし、現役のころ目指していた世界一のスピードを肌で感じたい。そのお手伝いをお願いしますというもの。

「なにをしてもらっても、どんな卑怯な手を使ってもかまわない」という、なにがなんでもの意気込みがすごい。で、松村くんが出かけていくのです。目指すは当時の男子100m自由形世界記録。47秒84。

どんな手をつかっても、どんな卑怯な手をつかっても・・という基本路線にのっとり、フィンを使ったり、ロープで引っ張るとかを試します。
試行錯誤の結果、結局ロープを10人くらいでひっぱっることで世界記録を超えることができました。

100mのタイムの比較という、単純な目的に向かって大まじめに知力と体力を使って挑戦する姿は青春ドラマを見てるよう。結局42秒43で100mを泳ぎ(?)きることが出来、依頼者は感動の涙を流してこう言います。

「マグロになった気分」

やってることはじつにばかばかしいのに(映像を見てるスタジオの人達はその姿に大笑いしてる)、それに協力する人たちの眼差しが超真面目なのが印象的でした。そして、最後に松村探偵がマグロになりたくて依頼者と同じ方法で100mに挑戦するのですが(その様子を映すカメラが秀逸!)そのオチがまた大爆笑。

10分ちょっとで、涙と笑いに包まれるを経験出来る、貴重な依頼でした。

こちらで見ることが出来ます。お勧めです!





gonbe5515


by starforestspring | 2017-07-11 17:39 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『ラストドライブ』


今朝、一昨日見た鳥さんのことを考えながら車に乗り、会社に向かう途中、いつもならそんなことしないのにふと思いついてFMをつけたら、ものの30秒もしないうちに「ベートーベン交響曲第五番運命」がかかった。冒頭の4つの音が、なんだかとても象徴的に聞こえた。

音楽ってやつは、たまらんなあ。



昨日、BSで『ラストドライブ』って番組をやっていた。番組紹介で興味をひかれたので、録画予約しておいた。仕事を終えて家に帰ると、ついてたテレビに映ってたのがその番組。


実際、私が最後に出かけたい場所ってどこだろうと考えてみる。これがなかなかきまらない。まだ切迫していない(と思ってる)せいか、なんとも現実味がない。でも、その時にはきっと、「あそこへ」と、お願いすることができるのだろう。

私は来年定年。そのあと、この仕事に残るつもりはない。別の、違う分野の仕事のお手伝いをできればいいと思っているが、その希望を叶えることができるかどうかはわからない。直接的であれ、間接的であれ、だれかの役にたつ仕事を、ほんの一瞬でも、なにかの時にふと思い出してもらえるような、そんな仕事をしたいと思う。

『ラストドライブ』
今夜帰ったら、じっくり見ることにします。



gonbe5515







by starforestspring | 2017-07-10 09:01 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『探偵ナイトスクープ』DVDを見た。

『探偵ナイトスクープ』のDVDが届いたので、昨夜さっそく鑑賞。
この番組で紹介される内容には、あたりはずれがある。あるけれど、“あたり”と出会った時に心を揺るがすなんとも言えぬ感情は、並みの映画が裸足で逃げ出していくくらいのもの。

『日本一周旅行中の息子』
1994年2月放送。大学受験に失敗した息子が、徒歩で日本一周をすると言い出して家を出てから10ヶ月。毎日電話はかかってくるけど、どんなふうに過ごしているのか母親は心配でしょうがない。本人にはばれないように、こっそり様子をのぞきたいのだけど、探偵さん手伝ってくれませんか?という依頼。

徒歩で日本一周を目指す息子もすごいし、それを許す両親もまたすごい。この依頼のキモは“本人にはばれないように”っていうところ。ばれないために探偵は依頼人(母親)に着ぐるみを着せるのだけど、これがツボ。四国のとある小さな駅で野宿してる息子を見つけたときの、着ぐるみの動きっていったら、まんまちゃんもびっくりだろう!見てるこっちは着ぐるみの中にいるのが母親だってわかってるから、その動きで、中にいる母親の表情とか気持ちが全部わかってしまう。いや、全部わかってしまうような動きを着ぐるみが見せてくれるというべきか。

私は“母”とか、“おふくろ”とかいう言葉は嫌いですし、ましてや“おふくろの味”なんてのには拒絶反応を起こしてしまう人間でありますが、この番組での母親は、素直に見ていることができました。ああ、こういうのが、母親ってもんなんだなと。10ヶ月ぶりに息子の前に立ったときの、なんの気取りも計算もない“着ぐるみの動き” には泣けました。


『素晴らしき車椅子の旅』

2001年4月放送。障害があって車椅子で暮らしている大阪の中学2年生の女の子が、友だちに感化されて「一人旅がしたい」と言い出した。目指すは愛媛県四国中央市のおばあちゃんの家。さすがに一人では心配だから、探偵さんフォローしてやってくれませんかという依頼。
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この放送の臨場感を生んだ原因は、カメラを車椅子に座ってる人の目線で撮り続けたこと。健常者の大人の目線で撮っていたら、番組はまるっきり違う印象のものになっていたと思う。画面を見てるだけで、自分が車椅子に乗って同行してるように錯覚する。そして見ているうちに気づくのだ。ホームに行くためのスロープがない駅(当時。今は改装されてるはず)での不便さ。交差点などでの傾斜や段差。電車とホームとの隙間など、ふだんの自分が気にもとめなかった“健常者前提での町作り” の実態を。

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女の子が明るくてね。
その明るさは単なる“明るい”という言葉で片付けられるものではないことが推測できるだけに、なおのこと笑顔がまぶしい。


この2本。いいものを見せてもらいました。
やみつきになりそうです。。。


gonbe5515



by starforestspring | 2017-07-07 16:59 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『みをつくし料理帖』

「澪」は好きな字のひとつ。
音も、字面もきれいですよね。この名前の友人が二人いますが、二人ともいいコでした。wikiで調べると、その意味するところに色気なんか全然ないんですが、和歌では「身を尽くし」として、よく歌われています。

「わびぬれば今はた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ

百人一首にある歌で、この言葉をご存知の方も多いはず。

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NHKの土曜夜に放映される『みをつくし料理帖』を毎週楽しみに見ております。来週が最終回なのです。『ツバキ文具店』もそうでしたが、どうして私が好きになるドラマは8回で終わってしまうのでしょう?

下がり眉の料理人澪さんが、江戸から慣れない大阪に出て、味の違い、習慣の違いに戸惑いながらも成長していく物語。窮状に手を差しのべてくれた「つる屋」の種市さん、料理について助言をしてくれる小野寺さん、あさひ太夫との橋渡しをしてくれる又次さん、それから医者の源斉先生。

原作である高田郁さんの『みをつくし料理帖』は女性に人気のシリーズだそうです。もう完結してるそうですが、全部で10巻になるとか。ひとつくらいは読んでみようかなと、思っております。

トレンディドラマ全盛期にドラマでよくお見かけした安田成美さん、『フィッシュストーリー』で正義の味方を演じた森山未来さん、好きだったドラマ『一路』で主演をしていた永山絢斗さん、このドラマに登場した時は大喜びしたけど、まさかの悪役だった大倉孝二さん。『ツバキ文具店』もそうでしたが、こういう芸達者な人たちをたくさん集められるのがNHKの強みなのでしょう。
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そしてなんといっても主演の黒木華さんがいい。『リーガルハイ』でぶっ飛んだ弁護士さんをやってたときの黒木さんは、「ちょっとちがうなあ」だったのですが、それ以外の作品に、はずれはありません。彼女のたたずまいは実にいいですね。美人じゃない。可愛くもない。だけどずっと眺めてるとなんとも言えぬ魅力を感じてしまう。飽きがこない顔。親しみやすい顔。不思議なお顔立ちの女優さんです。原作の澪ちゃんは“下がり眉”として紹介されてるのですが、ドラマ化するにあたって、彼女に主役をふる決め手はそこだったのでしょうか?
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10巻にわたって展開する原作は、いろいろな事件がおこり、大勢の人が泣いたり悩んだり笑ったり喜んだり・・というお話のようです。なんでそんな長編を8話限定のドラマに・・という疑問はあるにせよ、その魅力の一端をちゃんと伝えているに違いない、そう感じさせてくれてるドラマです。



え?このドラマをご覧になったことがない?
それはまあなんとも・・・もったいないことをなさいましたねえ。
残り1話。下がり眉にご注目です。


gonbe5515




by starforestspring | 2017-07-04 20:19 | 映画・ドラマ | Comments(0)

ドキュメント72時間「トラック一人旅 風に吹かれて」

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映画『トラック野郎
全盛のころ(1975年~1979年)に青春時代を過ごしたもんですから、番組欄にこのタイトルを見つけて、矢も楯もたまらず録画。


私はあの映画シリーズを全て見たわけではないのですが、ハンドル一本を操って、自由気ままにって感じの仕事に、憧れを感じたものです。

で、この番組ですが、カメラの前に立たれた方はすべて、ちゃんと挨拶をされ、丁寧な言葉遣いで、「なんじゃあ、われぇ!」みたいな方はいらっしゃいませんでした。やはり当世、菅原文太さんみたいな人は少なくなっているのでしょうか。 ある意味であの映画シリーズは、トラック運転手のみなさんのイメージを固定してしまったとも思われます。

憧れを
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感じたくせに、就職の際、トラック運転手っていうのは候補に挙がりませんでした。土日祝日が勤務ではありますが、いわゆるところの組織人。サラリーマンとして仕事をしてきた私です。途中2年間のフリーランス期間がありますが、あの頃が、仕事をしていて一番楽しかった時期ですね。なんとなれば、トラック野郎と同じく、自分のペースで自分の好きなように仕事が出来、上の機嫌を取る必要もなく、下の面倒を見る義務もなく・・という、本当に自分の好きなように仕事が出来ましたので。

今のトラック運転手さんたちのお仕事ぶり、この番組で垣間見ることが出来ましたけれど、やはり昔のような自由気ままさっていうのは、隅っこのほうに追いやられつつあるようです。運転席の様子を録画するためのカメラが設置されてたり、分単位で届け先到着時刻が指定されてたり、4時間に1回、必ず休憩を取るよう決められてたり、アルコール検査の結果を1日3回、メールで会社に送信するように義務づけられてたり。

事故を起こしたら大変だし、好きなように働かせたら労働基準局から突っ込まれるし、仕事の量を減らしたら運転手さんから文句を言われるし。ご同情申し上げます>運送業経営の皆様。

しかし、
それでも、
高速道路を職場とし、二段も三段も高い位置にある運転席で、でかく長いトラックをハンドル一本で操り駆けていく。組織の一部になってる人間の中には、トラックのボディに羽がついてるように見える人もきっといることでしょう。

組織から抜け、トラック運転手になった人がインタビューを受けて言うことには
「天職だね」
あのセリフは効いたなあ。

今日も今日とて羽のついた大きな荷台を背中にしょって、高速道路をかっとんでいらっしゃるトラック野郎(婦人)のみなさま。

ご安全に!

無事のご到着をお祈りしております。



 今や羽をむしられてしまった..gonbe5515






by starforestspring | 2017-07-02 19:12 | 映画・ドラマ | Comments(0)

『探偵ナイトスクープ』

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先日観た映画で、少々心が毛羽立ってしまったので、今度は「難しいこと抜き!感動、笑い、涙」 が見たくなり、選んだ作品が『探偵ナイトスクープ』。この番組を教えてくださったハリソン君には感謝したい。

予約する前に、wikiで『探偵ナイトスクープ』を検索してみて驚いた。記事の量がすごいの。それを見てもこの番組のおもしろさがうかがわれる。今の局長は西田敏行さんだけど、その前の局長(=初代)上岡龍太郎さんがやってたころのを借りることにした。


最近は、こういう「理屈抜きで笑える。驚く。感動する。泣ける。ツッコめる。」番組は少なくなった。心と体が疲れたときは、こういう番組こそが一番の薬なのに。
昔はありましたよ。『オレたちひょうきん族』『ボキャブラ天国』なんか好きだった。今では不定期に放送されるとんねるずの「細かすぎて伝わらない」シリーズ、それから師匠の「さんまのまんま」くらいだろうか。

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他局の番組『Youはなにしに日本へ?』で、インタビューしたドイツ人カップルがこの番組のファンで、『探偵ナイトスクープ』の収録を見るために来日したんだけど、残念ながらその日は収録日ではなく、ガックリと落ち込んでしまった・・というのが紹介されたらしい。そしたらそれを見た全国の『探偵ナイトスクープ』ファンから番組あてに「あのカップルの願いを叶えてやってくれ」っていう投書が殺到したそうな。それがつい先日の番組で紹介されてたけど、ドイツ人カップルの嬉しそうな笑顔がよかったなあ。

同じ回で、相手が喋る言葉を、間をおかずに“逆から言い直す” 女性が出てたけど、あれはどういう頭の構造になってるんだろう。暗算の達人や、多言語を喋れる人ってのは私生活でも仕事でも、その能力を生かす道があるけど、“逆から言い直す”才能って、なにかの役に立つんだろうか?そういえば、四つ葉のクローバーを簡単に見つけることができる女の子もいたなあ。

すごいけど、なんの役に立つのかわからない。でもすごい。
そういう人がこの世にはたくさんいるってことを教えてくれる、自分の知らない世界を目の前に広げてくれる。 そこがこの番組のいいところ。


まだご覧になったことがない方は、是非一度お試しを。(そういう方は少ないだろうけど)
#好き嫌いはあると思います。お気に召さなかったとしたらご勘弁を。



gonbe5515




by starforestspring | 2017-06-30 18:43 | 映画・ドラマ | Comments(2)

映画『ソロモンの偽証』3

本当に、私はがっかりしたのです。
長い、ひたすら長い!読んでる時にそう思っていた小説も、実は事の発端、人物の事情、心の揺れ、そういうものを懇切丁寧に説明するためにはどうしても必要な長さだったのだと納得させてくれました。

この映画に出てくる柏木クンは、自分なりの価値観でもって不登校を選択した少年ではなくて、 単なる頭でっかちのかまってちゃん。大出くんはそこにいるだけでまわりをびびらせてしまう極めつけのワルではなく、自分から突っかかることでしか相手をびびらせることが出来ないチンピラ。大出くんの父親は、悪いことはするけれど、清濁併せ持った経営者ではなく、ただの悪徳社長。茂木さんはジャーナリストとしての矜持を持ってはいるけれど、この事件に関しては勇み足をしちゃったフリーランサーではなく、マスコミという錦の御旗を振り回し、「報道の自由」「知る権利」という虎の威を借る口先だけの阿呆でちんけな狐 。

藤野涼子とその両親、浅井松子とその両親、三宅樹里とその母、野田健一とその両親、神原和彦とその義理の両親。それらの苦悩と幸せとに触れることなく、描くこともなく、“真実”を知るためという理由で開かれる学校内裁判。

はあ?


そこじゃないでしょ?柏木くんの、涼子の、俊治の、野田の、モリリンの、樹里の、神原くんの、悩みと嘆きはどこに消えてしまったのさ?


井上くん、君のね、「静粛に!」は軽すぎる。いや、君が悪いんじゃない、演出が悪いんだ。静粛を求める君の声と表情と体の動きに、静粛を求める切実な願いが見て取れないもの。


不本意ながら“検察側”に回った涼子の葛藤と神原和彦のうさんくささをスルーしてしまういいかげんさ。

目立たないけれど決定的な役目を果たすことになる“今野努”の扱いの軽いこと!

まだまだあるんだ、ツッコミたいとこは。


原作と映画とは別物。
そういう考えは正しくもあり、また間違いでもあると思います。
ただ、同じタイトルで商売をするのなら、それはやっぱり原作の目指したもの、雰囲気をなぞる責任があると思うのです。『ソロモンの偽証』というタイトルを使ってこの映画で商売するのなら、小説『ソロモンの偽証』への敬意は最低限の義務でしょう?

昨日も言いましたが、小説を読んだものには、この映画はまるっきりの改悪版ですから。同じタイトルを使ってほしくはないですね。


個人的な話になって恐縮なのですが、私がこれまでずっと信頼してきたブログ主さんがおられるのです。その主さんがブログに紹介される、私がこれまで見てきた映画に対する評が、私が思うところと共通点が多かったものですから、私は頻繁にそのブログを訪問させていただいていたのです。

そのブログでこの映画は『傑作』と評価されておりました。しかも主さんは小説も読んでいらっしゃる由。人はそれぞれなのだなと、改めて感じた次第。

この映画は『駄作』です。
時間の無駄ですので、ご覧にならないほうが身のためです。
もちろん、恐いもの見たさでレンタルされることまでとがめるものではありませんが。


もっと個人的な話で申し訳ないのですが、BDでありながら、日本語字幕がないのはどうしてなんでしょう?チャプターと予告編しかないのなら、わざわざBDにすることもないでしょうに。 日本人であっても映画を観るときに日本語字幕が必須の人間がいるってことが頭にないんでしょうか?

誰もが自分の足でタラップを昇れる、その前提でこんなことをやっちまった航空会社と同じ考え方なのでしょうか。

自分の両耳を、自分の両手で強く圧迫して町に出てごらん。音が聞こえないってことが、どういうことだかわかるから。それがどういう事態を引き起こすかもわかるから。

原作に対しても、映画を観る者に対しても、心配りと思いやりに欠けた映画。私の評はこういうものです。


gonbe5515



by starforestspring | 2017-06-29 19:13 | 映画・ドラマ | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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