カテゴリ:それでいいのか日本人( 142 )

『あるおっさんの告白』3

学校で、戦争について教わったことがないと昨日書いた。でも、自衛隊という存在いかにまがまがしいものであるかということは、力説しておられたように思う>先生たち

中学生とはいえ、子どもだし、先生のいうことは全部正しい、基本的に生徒は、あらゆることについて先生から“学ぶ”というスタンスだから、“まがまがしい”だの、“存在してはいけない存在”だのと言われたら、素直にそれを信じてしまう。「存在してはいけない存在が、なくなりもせず存在してるのはなぜだろう?」という、素朴な疑問はあったけれど。

とにかく、当時の自衛隊に対する評価は低かった。存在そのものを否定されていたし、「自衛隊に入る」などと言い出そうものなら、周囲から猛反対されたものだ。

で、世はフォークソングブーム。森山良子やフォーククルセダース、赤い鳥などの歌を、近所のおにいちゃんおねえちゃんたちが公民館で歌っていた時代。そんなときジローズが「戦争を知らない子どもたち」をヒットさせたのだ。この曲は売れた。めちゃくちゃ売れた。どこに言っても、若者たちが口ずさんでいた。長髪ベルボトムのおにいちゃんたちが、ギターをかき鳴らし、声を合わせて♪戦争が終わってぼくらは生まれた 戦争を知らずにぼくらは育った・・と歌うのだ。

終わって、そして知らずに育ったのだから、それを申し訳ないと詫びてるわけではなく、知らないからこそぼくらは平和の歌を歌えるんだ・・という開き直りの歌。私も歌った。何度も歌った。なんの疑いも持たずに大きな声で歌っていた。


今にして思う。私たちがこの歌をなんの疑いもなく当然のように歌ってるとき、戦争から帰ってきた父や、空襲で友人や身内を亡くした人たちはどんな思いで聞いていたのだろう。


映画『東京裁判』を見た時、私はもういっぱしの社会人だったし、この歌ももう町中ではあまり聞かれなくなっていたが、なんていうんだろう、大きな声で歌っていた自分がとても恥ずかしく思ったことを覚えている。以降、ずっとこの歌を歌えない。


父や母、兄妹、妻や子、友人、生まれ育った故郷の山や川、それを懐にだく国。そういうものを守るために、命を散らしていった人たちを敬い、慰めることは、そのおかげで生かしてもらっている私たちが行なってしかるべき行為だと思う。犬死にだった、テロリストだった、洗脳されていた、間違った国策に踊らされていた・・・あなたはそんな言葉を、迷いもなく、心から投げかけて、平気なのですか?


この国をずっと守ってきてくれたご先祖たち、命を散らした方たちのおかげで、日本という独立国が今なお存在し、その恩恵を受けて私たち国民は安穏と生きることが出来ている。それを否定するのもひとつの見識だろうけれど、私はそういう方々とは、あんまりおつきあいをしたくないというのが本音だ。

そして今、この国を外的脅威から守るために、日々訓練に励み、私たちの知らないところで、昼夜を分かたず任務についてくれている自衛隊のみなさんに、心から感謝している。

おかげさまでなにごともなく毎日を送っています。
本当に、ありがとう。




gonbe5515



by starforestspring | 2017-09-25 19:10 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

『あるおっさんの告白』2

先日NHKで、今をときめく高橋一生さんが、伊勢神宮及びその周辺を参拝、散策するのを紹介している番組があった。伊勢神宮、お恥ずかしい話、小学校の修学旅行で行ったきりの場所である。テレビに映る本殿に向かう参道の広さ、森の深さに、すっかり見とれてしまった。なんとしても機会を作り、改めて参拝に訪れたいものだ。

これまで私はさまざまな神社に参拝させていただいた。旅先であっても、営業外回りであっても、神社を見つけると素通り出来ないタチである。これは小さいころから神社を近しいものと感じて育ってきたことによるものだろう。

そんな私だが、唯一靖国神社だけは、“近しい”などとはとんでもない、あの石畳を歩くときは、ただただ緊張した。先の大戦で命を落とされた大勢の方々が、ここに集まっておられる。そう思うと、背筋を伸ばし、襟をたださねば申し訳ない。自ずとわき出る、そういう“身の引き締まる感覚” に包まれたことを、忘れはしない。



私が常々不思議に思うことは、日本という国は、どうして戦争で命を落とされた方々に、感謝と慰霊の気持ちを表すことに消極的なのだろうということだ。8月15日の『戦没者を追悼し、平和を祈念する日』に『全国戦没者追悼式』が開催されるが、「これさえやっておけば波風が立たなくていいですよね」 ・・そんな風に思っているのか?と、問い詰めたくなるほどに。

#誤解しないでいただきたいが、私は軍が政治を主導する“軍国主義”復活を願っているわけではない。

先にお断りした上で言わせてもらうけれど、私自身、先の大戦について学校で詳しく教わった記憶がない。室町時代や平安時代、江戸時代までは年表とにらめっこでたたき込まれ、テストにも問題が出されたけれど、明治以降、日清戦争や日露戦争、特に満州事変や大東亜戦争(第二次世界大戦)について、先生から詳しく戦争が始まった原因、経緯、終戦、終戦後の処理・・・等々について教わった記憶がない。記憶がないのは私が忘れただけかもしれないが、だとしたら、映画『東京裁判』を見て、ぶん殴られたような衝撃を受けた理由の説明が出来ない。

今の教育方針も、同じ状況なのではないのか?
こんな青少年が出てくるのは、そのせいとは言えないか?

知らなかったって・・千羽鶴や額や看板を見て、なにも感じなかったのだろうか。そこがどういう場所か、想像することすら出来なかったというのだろうか。

戦争遂行という判断を時の政府(=国民)が行ったのは事実であり、この国の歴史なのだ。(今のモノサシを当時に当てはめることはしてはいけない)であれば、ヨソの国からとやかく言われるたびにオロオロするのではなく、この国の中で、しっかりとその歴史に向き合い、検証し、考える義務があるのではないか。その上でなら、とやかく言ってくるヨソの国への対応も自ずと決まってくるのではないか、と私は思う。

戦いが続く日々の中で苦難をなめ、人生が変わってしまった人たちがいる。軍人として命を落とした人がいる。戦いに巻き込まれ、標的とされて人生を絶たれた人がいる。捕虜になるまいとして、絶壁の上から海に飛び込んだ人がいる。他にも数え切れないはずの事実が、この国のあちこちで起きていたのだ。私たちが知らないだけで。教わってこなかっただけで。

戦が終わって72年が経つ今、私たちは生きている。水も、食料も、日差しや雨を遮る屋根も、暖かい火も当たり前にある。それはどうしてなのか?

戦争を戦った人たちに対して、慰霊の気持ちを伝えることは、周りをはばからねばならない行為では断じてないと思う。自らの国の為に戦い、命を落とした人たちに対して慰霊と感謝の気持ちを述べる。それは市民レベルはもちろん、政府として堂々と主導すべきものだと私は考えている。


gonbe5515



by starforestspring | 2017-09-24 19:48 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

『あるおっさんの告白』1

今日は私のごく私的な話をひとつ。
ちゃんと書いておいたほうがいいかなと思い、書くことにした。
これもいわゆるひとつのカミングアウトと受け止めていただきたい。

45年前、私が紅顔の醜男であったころ、私は某左翼政党のシンパだった。

当時、私みたいな年齢の若者は、党に所属する人からすれば“期待の新人”であったようで、学校が終わった夕方から夜にかけて、あるいは休日などに地区をまとめる立場の人からいろんなレクチャーを受けた。そのレクチャーは、世の中を知らない若造にとって興味深い内容のものが多く「へぇ~そうだったのか」「なるほど、そういうことだったのか」と、講義をひとつ終えるごとに、元の自分とは違う自分に変化していくような感じがしたものだ。

「富の分配」一部の金持ちが冨を独占している現在は、正しい世の中ではない。
「天皇制の否定」天皇は労働をせず、国民の血税で暮らす搾取者である。
「自衛隊は違憲」自衛隊を認めることは軍国主義の復活を認めること。この国に軍隊は不要。

※なにしろ45年前ですから・・・・。

私は教わったことを素直に覚え、当時の財閥や地主、それから天皇に対して大いなる反感を抱き、いつか打倒しなければならない、自衛隊は解体し、軍隊ではなく民衆の力で国を守る世の中をつくらなければならない・・そう誓っていた。


が・・・・


そういう概念に一点の曇りが生まれたのが映画『東京裁判』を見たことだった。あの映画は、私にとっていろんな意味での転換点になった。戦争、制裁、封鎖、かつて支持した指導者を非難するメディア、ホワイト&イエロー、原爆、沖縄、東京、特攻、そして勝者が敗者を裁くことについて。それまで私の周りにあったさまざまなことを、「ちょっと待て。ホントにそうなのか?」と、考え直すきっかけになった。それから私はいろんな本を読み、いろんな話を聞き、いろんな映像作品を見て・・とにかくさまざまな情報から、自分はどう思うのかと自分自身に問いかけ、道筋をつけてきた。

で、45年経った今どうなったかというと・・・。

悠仁親王がお健やかに成長されることを心から祈念しているし、宮内庁および関連機関の皆々様におかれては、親王の身の安全に万全を期していただきたいと三拝九拝する次第である。富の分配より、己が富を増やすことを目指してこれまで働いてきたし、自衛隊は、自衛隊という名前ではなく、国民を外的脅威(災害や事故もそのひとつ)から守るための『国防軍』として憲法で正式に認めるべきだと考える昨今である。

主義主張が異なる政党は複数あってしかるべきだと思うし、指導者は民意によって選ばれるべきだ。国民がさまざまな情報を得る手段を、国家の力によって遮断するなど・・・私はこの国がそういうふうになってはほしくない。私が生きてるうちも、私が死んだあとでも。

「日和った」「変節」「転向」と、非難したければお好きにどうぞ。「はい、そうです。」と返事をしてあげよう。


「それがなにか?」とも。


gonbe5515


こういうヤツが書いてるブログですので・・それを承知の上でなお、おいでいただけるのであれば幸い。



by starforestspring | 2017-09-23 18:02 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

大人のつきあい

昨日の記事で紹介させていただいた吉田茂首相の言葉を読んで、7年前に書いた記事のことを思い出した。この記事は、海の上で起こったある事件について、当時の政権の対応を揶揄することが目的で書いた記事。



吉田首相なら、どんな対応をしただろうか。吉田首相に限らず、歴代首相一人一人について、その対応を想像してみると、これがなかなかおもしろい。


批判にさらされることを恐れず、堂々と自分の思うところを主張する肝のすわった人でないと駄目だったんだろうなということ。批判にさらされようと、経済的打撃をこうむることが予想されようと、近隣諸国との関係がこじれようと、独立国として当然行うべき(行っていい)主張を断固として訴えることのほうがはるかに大切だったはずだと今でも信じてる。

あの事件以降、かの国は、それまで以上に我が国を見くびるようになったと思う。そしてそれは程度の相違こそあれ、他の国々でも同様だろう。恫喝に弱い国。経済を最優先する国。口だけが達者で、実際にはなにもしてこない国。そんなレッテルが世界中の大統領、首相執務室にある地球儀の、日本列島の上に貼られてるような気がしてならない。

先日、韓国の大使を引き上げさせたことがあるけど、あの時だけは「やればできるじゃないか!」と思ったんだけどね。(私としてはもっと引っ張ってほしかったくらい)


見解の相違、主義の違いをわかった上でつきあっていく。それが大人のつき合い方だと思う。相手の言うことは聞くくせに、言わなければならないことを言わないっていうのは、ちゃんとした社会人として認めてもらえない。自分と意見が違うことを理由に、つき合いをやめるような人はその程度の器の人。そんな人の底は見えてるから、適当にあしらっておけばいい、相手にする値打ちもない・・。

意見の違い、主義の違いをわかった上で、同意出来る部分、協力出来る部分を模索することが、大人のつき合い方というものだろう。そういう人の前ではウソやその場しのぎは通用しない。ふんどしを締めて、腹を決めてつきあわなければいけない。こっちがそうなら、相手もそうしてくれる。


大人のつきあいをしようよ。・・・してくれよ。


gonbe5515




by starforestspring | 2017-09-20 17:46 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

吉田茂首相の言葉

ふとしたことで、かつての首相、吉田茂氏が、防衛大学一期卒業生の代表3名を自宅に招いたときに語った言葉を読むことが出来た。昭和32年。今から60年前。どんな時代だったか思い出しながら読んで頂ければと思う。


卒業生代表に対し吉田首相は

「君たちは自衛官在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることもなく自衛隊を終えるかもしれない。ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の危機の時か、災害派遣の時とか、国民が困窮している時だけなのだ。言葉を変えれば、君たちが日蔭者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。一生御苦労なことだと思うが、国家のために忍び耐えてもらいたい。頑張ってくれ。君たちの双肩にかかっているんだ。しっかり頼むよ」

この言葉を受けた卒業生たちが、その後どんな思いで任務についたのかと思うと・・なんとも申し訳なく、身の置きどころに困ってしまう。


・・・・・

この世の中に、どれほどの人がいるんだろう。
人に知られず、人に語らず、黙って人のためになる仕事をしている人たちが。

そういう人たちの仕事の結果、私たちが安穏と暮らせるのなら、「おかげさまで」「ありがとうございます」と、感謝の意を表すことに、臆病であってはならないと思う。



gonbe5515



by starforestspring | 2017-09-19 19:39 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

娘のパソコン

大阪の学校に行ってる娘が、今帰省している。慣れない環境で半年間ひとり暮らしをした娘には、慣れ親しんだ自分の部屋や家族との空間は懐かしいものに違いない。迎える私たちも、久々に“4人いる”ことが、なんだか嬉しい。

その娘が、「学校のレポート作成に要るから」という理由でパソコンを買いたいと言ってきた。娘たちが生まれる前からパソコンというものに親しみ、かつ悪戦苦闘してきた身としては、娘に少しでも使いやすいパソコンを選んでやりたいという気持ちになるのは自然な流れ。

で、まずは自分で市内にあるパソコンを売ってる主な店(新品・中古)に出かけ下調べ。レポート作成が主で、映像や画像処理に使う予定はないとのことなので、i7までは必要ないだろう。出来ればi5、i3くらいでも充分のはず・・といろいろ考えながら品定め。

それにしても日本のメーカーのパソコンは高い!購入費用は娘の負担だから、あんまり高いのは避けたいところ。といって、acerやLenovoのパソコンを使わせるのはまっぴらであるからして、DELLとHPに絞ることにした。結果、これならよかろうと思って決めたのがDELLのinspiron15というやつ。

昨日、娘を店に連れていって「これでどうだ」と意見を聞いたら、「いいよ」という返事だったので、近くにいた店の人を呼んだ。

以下、私とその人とのやりとり。

私 「これ、買います」
店員「ありがとうございます。(中略)本体のみの価格と、初期設定や保証などを加えた価格、リカバリディスクの作成や、ウイルスソフト導入、パソコン設置等、全てお任せいただける価格とがございますが・・・」
私 「本体だけでいいです。設定は自分でやります」
店員「え?・・・失礼ですが・・・、お客様、Windows10をご利用ですか?」
私 「いえ、会社で使ってるのは7と8です。」
店員「それでは10はお使いになってない?」
私 「使ってませんね。無料アップデートの案内が来たときもスルーしました。」  
店員「それなら、初期設定は私どもにお任せいただいたほうがいいと思いますが。」
私 「大丈夫です。出来ますよ、そんなもん。」
店員「いや、しかし・・。今はいろいろと複雑な作業がありますし、実際やるとなると4~5時間かかってしまいます。」
私 「必要だからかかるんでしょ?大丈夫です。だいたい、自分のパソコンの設定を自分でしなかったら、トラブったときに困るじゃないですか」

フロア担当者さんの対応に、少々ひっかかるものがあったんですが、穏やかな物言い(自分基準)で対応していたのです。娘の前で店員と喧嘩もしたくないし。

そのあと、マウスだUSBメモリだと、追加の小物を探してきて、レジに戻るとさっきの人が

店員「あのう・・お客様、初期設定を担当しているスタッフが今おりますので、設定の方法だけでも説明させてください。」
私 「・・・そこまでおっしゃるなら伺いましょう。」

で、奥から青いユニフォームを着た、いかにも「パソコン大好きです、ボク!」オーラをまき散らしてる青年登場。

店員「こんにちは。パソコンの設定を専門に担当させていただいております○○と申します。さてお客様、初期設定を間違えてしまいますと、お買上になったパソコンに重大なトラブルが発生することもございます。私どもにお任せいただければそのようなことがないように、責任をもって設定を行わせていただきますが・・・」

なんていうのかなあ・・この青年、親切のつもりで言ってるにちがいないのだろうけど、その言い方、表情(特に目の動き)が「素人がやったら間違えるからプロに任せておけばいいんです。困るのはあなたですよ。」って聞こえてしまうんだ。そういう言い方、表情が、客をどんな気分にさせるのかを教えておくのも、なんの因果かわからないけどたまたま巡り会うことになった年長者の務めかな・・と私、ほんの少しだけ、戦闘モードに入ることにしました。>しかし、表面上はあくまで穏やかに。

私 「君が生まれた頃から、私はパソコンを扱ってましてね(Macだったけど)。 マニュアルもない、聞く相手もいない、売ってる店もない、1バイト文字しか扱えないマシンもあった・・そんな中で、パソコンとつきあってきたんです。自分のパソコンくらい、自分で面倒見られます。トラブったらトラブったで自分の責任においてなんとかします。店にとやかく文句をつけるつもりはありませんのでご心配なく」

店員「・・・でも、windows10はお使いになったご経験がおありじゃないんですよね?」

 こいつ、まだ言うか?

私 「キミ、漢字Talk7.5.3を使った経験ある?」

 双方、しばしの沈黙

このあとも話が続くんですが、あまりにバカバカしくて、書くのも腹立つので、省略します。


あの対応はいったいどういうことでしょう。初期設定を店に頼んだら、価格が3万円ほど高くなるんですよ?設定の仕方なんて、懇切丁寧な“体験談”がネットで読めるでしょうに。第一DELLだって、ユーザーに対する情報も準備してるに違いないのです。

それともなんですか?最近のパソコを買ってく人は、初期設定をメンドくさがって、店任せにしてしまう人が多いんですか?自分が面倒なことに関わらなくてすむ代償としての3万円は、適正な価格ということなんですか?いやいや、高すぎだろ!

店を出て、考えました。
店側の商品設定、金額設定もどうかと思うけど、なんでもかんでも人に聞いて解決しようとし、そのくせ、なにひとつ覚えないユーザー。自分でネットや本を調べたり、自分であちこち設定を変えてみてその違いを検証したりするなど、ソフトを“いじる”ことをしないユーザー。そういうユーザーたちが店の対応を変えさせてしまったのかもしれません。まあ、たしかに、パソコンなんぞ触ったことがありません。CPU?IME?リカバリ?・・・なんですかそれ?わっかんな~い・・っていう人たちもおられるでしょうしねえ。。


パソコンは、めんどくさいことをめんどくさくないようにしてくれるものなんです。「これ、めんどくせー。なんとかならんもんかなあ!」って思うことのほとんど全部の回避策は、あらかじめソフト側で準備してくれているものなのです。だからちょっと探せば「めんどくさくなくなる」方法があるのに、それをせず、毎回毎回「めんどくせー!」って文句言いながら使ってる。それって、パソコンに対する接し方を間違えてると思う。


家に帰って、パソコンにはそれほど慣れていない娘を、買ってきたDELLの前に座らせ、初期設定を始めました。無事に完了しましたよ。なんの問題もなし。所要時間3時間弱でした。

いろいろ考えてしまった今回のパソコン購入でした。これからはあのパソコンが、頼れる相棒として娘の勉強につきあってやってくれることを願うばかりです。


gonbe5515






by starforestspring | 2017-09-07 20:24 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

いつかは男爵

いつだったか、京都の花街を紹介したドキュメンタリーを見てた。ああいう花街で遊べる人たちは“旦那”と呼ばれる方々だそうだ。先祖伝来の家業を継ぎ、大きくし、次の世代に渡す段取りをつけながら日々を暮らす。そういう中で、同業や取引先さんたちとの親睦、情報交換、取り引き成立のけじめ等のために店で遊ぶのだとか。

先祖伝来の家業を継ぐさだめにある人たちに、羨望と同情の入り交じった複雑な感情を抱くのだけど、旦那衆が着物を着て町を歩き、店に出てる姿は、実にうらやましかった。

ハタチになって間もない頃、友人に某大手着物屋さんの展示会につれていかれ、周りをスタッフさんに取り囲まれて、あれよあれよという間に紬の着物を一揃え買うローンを組まされてしまったのは、私の人生における黒歴史のひとつだけど、それさえのぞけば私の和服に対する憧れは、人並み以上だと思う。

そもそも日本人は着物が似合うように出来ている。日本人の体型であればこそ、着物という服装が受け継がれてきたのであって。




洋服を着るようになったことで、畳がフローリングになり、座布団が椅子になり、座卓がテーブルになり、襖がドアになり、縁側がベランダになり・・・。生活が洋風化していくなかで、長年にわたり受け継がれてきた日本の文化がひとつまたひとつと、この世から退場させられてしまった。変化・・は世の常だし、人々に便利さを提供するけれど、便利さよりも、守っていくべき大切な固有の文化というものもあるはずで。

それらを全部放り投げたあと、この国に残るものはいったいなんなのか?私はたぶんそれを見ずにこの世を去ることになるだろう。それが悔しくもあり、嬉しくもあり。


いつになるかわからないけれど、夏冬の着物を揃え、中折れ帽をかぶって町を闊歩し神社や美術館を巡りたいと思っている。『ツバキ文具店』での男爵のように。
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そのとき、多部未華子さんのような女性が一緒に歩いてくれたら、きっと思い残すことはないだろう。


gonbe5515





by starforestspring | 2017-08-29 12:17 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

古い町並みに見る、たしなみという言葉の行く末


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高山市に遊びにいきました。
お目当ては団子。以前、陣屋の近くの小さなお店の醤油だけで焼いただんご(みだらしだんごという名前のよう)が美味しかったので、もう一度食べたい・・娘のそのリクエストに父と母とが応えての往復4時間。

みだらしだんごは、たしかに美味しかったです。私の好みの味。一本80円ってのも、好感度大(他の店では70円で売ってたけど)

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高山という町は、落ち着いた町です。私たちが出かけたのは、「古い町並み」と呼ばれる一帯。レトロな感じが漂う素敵な町です。好きですよ私は、こういう町並みが、大好きです。京都もこんなですから。今日は家族と一緒でしたが、機会があれば一人であちこち歩きたい・・そう思わせる町並みであります。
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私、高山市について、詳しいことはよく知らないのですが、高山市に実はご縁をいただいております。屋台会館の近くにある会社Tビデオさんと、一時期一緒にお仕事をさせていただいたことがあるのです。お父上、ご長男、養子に出られたご次男。みなさん実にいい方でした。仕事の合間にお話をさせていただくと、高山で行われる秋の祭りの話が出ましてね。私、その話を伺って矢も楯もたまらず、車を飛ばして屋台会館に出かけたことがあるのです。

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今日、久しぶりに高山に行きましたので、アポもとってないのですが、ニョーボと娘とはちょっとだけ別行動にさせてもらって、そのTビデオさんまで歩いて行きました。・・・お留守でした。残念。

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残念といえば、私、「古い町並み」を歩いて10分もしないうちにあることに気づき、気づいてしまったらさらに気になって、しまいには一刻も早くこの町を離れたいという衝動を抑えられなくなりました。「古い町並み」の皆さんには責任はない・・・いや、少しはあるかな?

この町を歩いてると、歩きながらなにかを食べてる人とたくさんすれ違うのです。なにを食べてるのかはわかりません。とにかく手に持ったものを、口に運び、口を動かして租借し、嚥下する。その一連の行為を歩きながら行う。私、幼いころから厳しく言い聞かせられたことのひとつに、「ものを食べるときには、座って食べなさい」というのがあります。立って食べたり、ましてや“歩きながら食べたり”するのはしてはいけない行為です、と。

私が教わった“してはいけない行為”を、してらっしゃる方々とすれ違う私の気持ちをわかっていただけるでしょうか。なんて行儀の悪い、なんてはしたない人たちだ!

高山市に住む方々には責任はないのかもしれませんが、それでも私はみなさんにお願いしたい。売ったものを、食べるためのスペースを用意していただけませんか?店先にベンチを置くとか、店内にスペースを用意するとか。

ものを咀嚼しながら歩いている人たちの姿を見ること、すれ違うこと。他の人にはどうかしりませんが、私にとってはとてつもないキショクワルイものでした。


たしなみを、マナーを提示するのも、町の責任だとおもうのですが、いかがなものか?


gonbe5515


「なんに腹たててるのかわからん。鎌倉も神戸も、今はこんなもんよ」
ニョーボのこの言葉が、世間一般の大多数なのだとしたら、たしなみという言葉の定義を再検討する必要があるのではないか?>文部科学省





by starforestspring | 2017-08-16 14:55 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

8月15日

昨日と今日の『ひよっこ』
“ナイショ話を胸に秘めた”豊子の目の表情、クイズ番組の中で、先にボタンを押されてしまった相手に向けての表情、この二つが秀逸でした。豊子はもっと見ていたいなあ。


今日、全国高校野球選手権の試合は雨のため順延となりました。実に残念でした。

私は、この大会に対して負の部分で思うところはいくつかあるのですが、これはいいことだなあ、続けてほしいなあと思うことがひとつだけあります。それは8月15日の正午、試合中であってもプレーを止め、選手と観客とが、サイレンの音とともに黙祷をすること。

72年という時を経て、もうたぶん授業でしか教わったことのない高校生が(目を閉じてるときになにを考えてるのかは別にして)戦没者に向けての慰霊の行為を行うということは、とても大切なことだと思います。

忘れようとすれば、実に簡単に消してしまえる事実を、ちゃんと伝えていくということ。それはずっと続けていかなければならないものだと思うのです。


合掌


gonbe5515


by starforestspring | 2017-08-15 19:22 | それでいいのか日本人 | Comments(0)

日本一やで、わかってるやろお浜!

私の苦手なものに「芸能ネタ」がある。好きな人にはたまらないものなのだろうが、私には理解の外で。

ニュースのサイトを開いていても「芸能」というタブ、リンクは押さないようにしているのだけど、それでもトップニュースの中にいくつか入っていて、その気がなくても目に入る。最近は不倫ネタが多いようです。やり玉に挙げられてる人、挙げてる人、いろいろおられますね。


私が思うに


芸人に、一般人の「常識」とか「品格」を求めてどうすんだ・・と。常識とか品格とかの枠の外にいるからこそ、芸人として生きていけるんじゃないでしょうか。彼らが芸の道から降りたら、そんなことしないと思いますよ。

落語家、漫才師、手品師、曲芸師・・・その道一筋に自分を追い込む人たちに、私たち「芸のない」人間のモノサシをあてるのは違うと思う。芸の道というのは・・・それで食っていくっていうのは、人のやることなすことをさもわかったような顔をして、世間の代弁者のような意見を言うことで、メシを食ってる人には、絶対理解できない世界だと思うのです。

芸に生きるってことは、芸に生きるって決めたことは、“人並みを捨てることなのですきっと。

なにをやっても芸のうち・・とは言いませんが、会社から給料をもらって生きているサラリーマンと、自分の身を削って生きている芸人とを、同列に語るのは間違いだと、私は思います。


芸人のやることは笑って見守り、しでかしたことをネタに笑いを取る芸人に拍手を送る。私たちに出来ることは、せいぜいそれくらいではないですかね。


gonbe5515




by starforestspring | 2017-08-14 19:58 | それでいいのか日本人 | Comments(0)


タベリストgonbe     よしなしごとつづり


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