私にとっての多部未華子さん

ひさしぶりに多部未華子さんについて書こうと思う。

タベリストを標榜していながら、ブログの内容が多部未華子さんに関係ない事ばかりであることを不思議に思ってらっしゃる方も多いと思う。
もともとこのブログは(アヤシイ)おっさんがネットの世界の隅っこのほうで“よしなしごと”をブツブツとつぶやかせてもらおうかなと始めたのがきっかけ(2008年4月)
その時点では多部未華子さんとの出会いはなかった。厳密に言うと2009年のドラマ『不毛地帯』で彼女を見ていたんだけど、唐沢くんや和久井さんにばかり目が行って、二人の娘役だった彼女について記憶がほとんどない。
私にとっての多部未華子さん_b0137175_221266.jpg

「え?あのドラマに出てたの?」てなもんである。

本当にもう、繰り返しになるが、我が身を恥じるばかり。


私にとっての多部未華子さん_b0137175_2233998.jpg

ドラマ『デカワンコ』放送当日の朝刊で発見した多部未華子さんの写真との出会い、それにつられてその夜家族みんなで『デカワンコ』を見たこと。家族みんなが彼女のファンになったこと。そこからタベリストとなっていった流れ・・については改めて書かない。あのころのこのブログの変わりよう・・それはそれまで願っていた、隅っこで、一人で、壁にむかって、ブツブツつぶやいて、いたおっさんが、いきなり人通りのあるところに駆けだして、多部未華子さんの名前を大声で連呼しはじめたみたいなもん・・・といったらわかりやすいかもしれない。


そんな私がなぜ最近彼女について書かないか。
書くことがないわけじゃない。今これを書いてても、私の頭のなかには言葉がたくさん湧き出してきており、それらを全部タイプしようとしたら、どれほどの長文になるのか予想がつかない。実際、ここまでけっこういろいろ書いてますが、これ、まだ本題に入ってないのです。「今日の記事はこれとこれをこういうふうに・・」っていう段取りの、まだとっかかりなわけです。
押せば命の泉湧く・・の状態なのです。

あんまり長くなるとなんなので・・・そろそろ本題に。

私がなぜ最近彼女について書かないか。
それは私の中で彼女の存在と、彼女の女優としての演技に対する評価と、彼女に対する尊敬の念とが、もうゆるぎないものになっているからだと思われます。
女優としての彼女に心底惚れている。あがめている。もし今、目の前にいらっしゃったら私の血圧は振り切ってしまうかもしれない。かろうじてそれを乗り切ることが出来たら「おそれながらお脈を拝見つかまつります」などとテキトーなことを行って彼女に触れようとするかもしれない。

本当にね、私はね、信者なわけですよ。
※ご存じない方がおられるかもしれないのでご紹介しておくと、私とニョーボの寝室の四面の壁は彼女の写真で埋め尽くされている。

その信者が教祖についてなにを書けるかと。
教祖様、どうぞお好きなようにご活躍ください、不肖私、遠くからお姿を拝見させていただきます。それが私の幸福です・・てなもんですよ。
#てなもんや三度笠の白木みのるさんと藤田まことさんが作り出す世界は昭和そのものでしたね!

ところどころ割り込んでくる背後霊は無視してください。

あ、今いいたとえを思いつきました。
相撲。
いろんな力士がいますが、たとえば稀勢の里。
あの人、普段の顔と土俵に上がった時の顔って全然違うのです。
土俵に上がってる時の顔は、すごく険しく、まるで鬼のようなのですが、みなさんご存知のように、相撲は表情で勝ち負けが決まるわけじゃない。どんなに恐い顔でも、ハッケヨイ!の声がかかって相手より先に手をついたり俵を踏み越したりしたら負け。強い横綱に勝つかと思えば、なんてことない平幕にはたきを食らってばったり手をついてしまうのが彼。こういう人をひいきにしてると、勝ったり負けたりごとに、色々書きたくなりますよね?

白鵬って、必ず勝つじゃないですか。(ここ最近は絶対的な強さが影を潜めてますが)
結びが白鵬の取り組みだった場合、結び前の取り組みが終わったあと、混雑を避けるために出口に向かう人の流れを私はテレビで見たことがあります。ベイスターズの佐々木主浩氏もかつて似たようなことを起こしています。チームが1点リードで彼がマウンドに上がったとき、やはり出口に向かう人の列は出来ました。なぜか?白鵬には勝てっこない。佐々木は打てっこない。そういう意識がみんなにあったからです。白鵬や佐々木の強さを誰もが信じて疑わなかった。そこに座ったままでいて、やっぱり思ったとおりか・・の結果を見届け、そして大勢の人の波に飲み込まれてしまい、駅までの道を混雑の中でのろのろ歩き、すし詰めの電車に乗る羽目になる。そんな思いをするくらいなら、少し早く席を立って混雑をさければいいじゃないか、だって結果はわかってるんだし。
そういう思考回路が、まだ終わってないのにみんなを出口に向かわせた。

多部未華子さんに対する私の気持ちも似たようなものです。
彼女の凄さを繰り返し繰り返し目の当たりにするにつけ、書くことがなくなってくる。
同じことを書くしかないから。彼女の表情がどれほど細かく変化していくか、彼女が相手、状況によって、どれほど声色を変えているか、他の人がセリフを喋っているときに、セリフのない彼女が仕草や表情で、どれほどその場を締めているか。

彼女は私の期待通りの演技を見せてくれるだけでなく、私が想像するより以上のことをやってのけてくれる。そういう絶対的な信頼が私にはある。彼女がスクリーンに、舞台に、テレビに姿を現してくれればそれでもう、私は安心していられる。それが快感。


softbankのCMが評判いいそうです。
申し訳ないですが、私は驚きません。
タベリストみんながそうじゃないですか?
当然ですよ、彼女がやってるんですもの。
監督が当初目指したより以上の出来になったんじゃないか、とさえ思います。

yamarine師匠から、今度は3月にNHKで「恋は、アナタのおそば」という番組にご登場と教えていただきました。もりあてさんには「あやしい彼女」の画像をたくさん見せていただきました。それぞれの作品で、必ず彼女は私たちの期待に応えてくれる。私たちが思いもよらない姿を見せることで私たちを驚かせてくれる。

そういう彼女について語る言葉などないのです。



gonbe5515

横浜聡子さん監督による「真夜中からとびうつれ」もう一度見たい。
私にとっての多部未華子さん_b0137175_2212461.jpg

あの作品の多部未華子さんを見たことで、彼女にたいする畏敬の念が生まれたのだと思ってる。
by starforestspring | 2016-02-01 22:16 | 多部未華子さん | Comments(2)
Commented by marrella at 2016-02-02 15:10 x
まさしく私が言いたかった事を代弁してくださりありがとうございます。

私の場合、多部ちゃんのファンになったのが先でブログは始めたのが後です。多部ちゃんの素晴らしさを少しでも皆さんに知ってもらおうと、そして一緒に語り合おうと思ってブログを始めました。多部ちゃんは私の期待を裏切る事なく益々活躍しておられます。

>それは私の中で彼女の存在と、彼女の女優としての演技に対する評価と、彼女に対する尊敬の念とが、もうゆるぎないものになっているからだと思われます。

まさにそうですね。多部ちゃんは絶対の存在なのです。

>本当にね、私はね、信者なわけですよ。

私も自らを「多部教」の信者を持って任じています。教祖様は絶対です。本来、教祖様の存在、言動を論評する事は恐れ多くて出来ないものです。教祖様の下さるお言葉、仕草など全部が信仰の対象なのです。教祖様あっての私であり、私のブログな訳です。そこで教祖様の論評すると謂う事は本来本末転倒な訳です。

私が主張したいのは、世間の教祖様に対する扱い方のみです。世間に教祖様に対する無礼があれば糾弾します。そして、教祖様を礼賛し、奉るのが私のブログです。

>あの作品の多部未華子さんを見たことで、彼女にたいする畏敬の念が生まれたのだと思ってる。

暫く前まで、ひかりTVのVODでやってました。多部ちゃんのシケモク、いいですよね。



Commented by starforestspring at 2016-02-02 22:22
書くことがないと言いましたが、書き始めると今度はブレーキが効かなくなります。教祖さまに対する礼賛は、誰にも遠慮はいらないと思いますが、それでも多部未華子さんに興味のない方にとってはなんだかなあでしょうし。

関ジャニとかAKBとかパク・シネについて、アツク語っておられるブログがあったら私は間違いなくスルーしますし。

信者同士、「わかる人だけわかればええねん」な話が出来ること、私はそれで充分楽しいです。


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