ホームがアウェイになる不思議

今日カターレと松本山雅の試合を見てきました。
去年観戦したのもこの両チームの試合でしたね。
その時カターレは0-1で負けてしまいました。

サッカーはホームで戦う方が圧倒的に有利と言われています。
スタジアムを埋める観客は地元チームのサポーターがほとんどであり、彼らが送る声援が、選手を鼓舞し、勇気を与えるからだと私は思っています。

しかるに、カターレのサポーターたちよ。
君たちのその水を打ったような静けさは申し合わせなのかい?
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カターレのホームでありながら、まるで松本山雅のホームのような雰囲気ではないか。
相手ゴール前に攻め込んでる時くらいは声をだしたらどうだろう?
あれじゃ選手もノレないでしょうに。

対して松本山雅の応援の力強いこと。
縦のり、スタジアムをとどろかせる声援、そして歌声は、試合開始から終了まで途切れることはありませんでしたよ。
ホームがアウェイになる不思議_b0137175_18203153.jpg

ホームがアウェイになる不思議_b0137175_182031100.jpg


あの統率された応援は素晴らしいですね。
しかもチームカラーが深緑!同じ緑をスクールカラーとしていた東宇治高校OBとしては、あの色を見ると懐かしさとともに、無条件の親近感さえ覚えてしまいます。アウェー側に行って一緒に縦のりをしたくなったではありませんか。


北陸人は、特に富山県民は、他人の動きを見てから自分の動きを決める・・という傾向があります。
目立とうとしない。目立つのをいやがる。人と同じであることに安心を覚える。そういう方が非常に多い。


縦のりを始めたら“目立って”しまう。
大きな声援を送ったら、周りの人から冷たい視線と浴びるかもしれない。(そんなわけないのに)
そういう不安におののきながらじっと試合をみていらっしゃるのでしょう。
そしてこころの中でこんなふうにつぶやいていらっしゃるのかもしれません。
「応援したいけど、目立つの(浮くの)ヤダな」

周りが賑やかになったら自分も混じれるけれど、最初の旗振りは自分ではないだれか別の人に頼みたい。みんながみんなそう思ってると、だれひとり旗振りは出てきませんね。

こうは考えられませんか?
みんなが一緒に大きな声援を送ったり、縦のりをすれば、してない人が“目立って”しまって困るんじゃ?

選手はね、みなさんの大きな声援を待ってると思いますよ。
ゴールを決めたら一緒に喜び、外したらブーイングを浴びる。
選手とともにあるサポーター。
その存在は必ず選手の背中を押すことが出来ると思うし、選手はその応援を背中に感じることで安心感と自信とをもって、相手チームと対峙出来るのだと思います。

なければできない。
それだけです。

出でよ! 元気なカターレサポーター!


gonbe5515

今年はなんと!3-2で勝っちゃいました。
そんな静かなホーム戦でありながら、松本が負け、カターレが勝つ不思議。今日の記事の説得力が50%がた落ちてしまいましたね。

でも今期初勝利です。よかったよかった。なによりチーム関係者はホッと胸をなで下ろしていらっしゃることでしょう。
by starforestspring | 2014-04-29 18:24 | 雑感 | Comments(0)
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