『山田太郎ものがたり』

じいさんの面接についていく夏さん。
一年のうち355日まぐろを追いかけてる忠兵衛さん、海のことなら誰にも負けないくらい詳しくても、それ以外のこととなると・・。夏さんは、一人で行かせるのが心配だったんでしょう。
「金銭感覚がグローバル」には久しぶりに笑えたぞ>クドカンさん

さて、
つい先日までBSで再放送していた『山田太郎ものがたり』
昨日は休みだったので、9話と10話だけ見てみました。
『山田太郎ものがたり』_b0137175_21292615.jpg


話はベタですし、いくらモテるといっても「さすがにそこまではないだろう」という大げさ感に多少の違和感もあるんですが、それでもこのドラマはあれですね、好感度の高いドラマですね。
悪い人は出てこないし人も死なないし、血も流れない。
私みたいなヤツにとっては大変ありがたいドラマです。

前にも書いてますので、繰り返しにならないようにしたいのですが、
このドラマの主役は二宮君と櫻井君。
多部未華子さんはあくまで脇役であります。
であるはずなのに、最後のエアギターのフィニッシュの時に、多部未華子さんがセンターを取るべきだろう!とツッコミを入れたくなるほど、主役の二人をくってたと思うのです。

『コメディエンヌの資質を見せた』
このドラマの多部未華子さんを評してこういう言葉も聞いた記憶がありますが、それは一にも二にもあの千変万化の表情と、セリフのしゃべり方がもたらしたものではないでしょうか。

『農業少女』『サロメ』『ふくすけ』というそうそうたる舞台を踏んだ多部未華子さんは、吉本の舞台に立ってもちゃんと私たちを笑わせてくれるに違いありません。
・・・ヒラタは許さないでしょうけど。それを見たいか?と言われたら、正直私も悩んでしまう。

このドラマのあと『鹿男あをによし』『ヤスコとケンジ』『GM』『デカワンコ』『浪花少年探偵団』などそっち系のドラマへの出演が続きますが、合間合間にあの『つばさ』であったり『フィッシュストーリー』『君に届け』『源氏物語』などに出ています。「多部未華子?ああ、あのコメディエンヌね」なんて言ったら、言った本人がその知見を疑われてしまうに違いないのです。

飛んだりはねたり大きな口を開けて笑ったり。
そんな“若かりし頃”の多部未華子さんを見てると、押し入れの中のアルバムを開いたときのような感覚に襲われたものでした。

多部未華子さんのすごいところは、
「ひと言で表現するのは無理!」ってことですね。
・・・いや、ひとつだけあった。

「女優」

gonbe5515
by starforestspring | 2013-05-16 21:35 | 多部未華子さん | Comments(9)
Commented by サントラもいいぞ! at 2013-05-16 23:05 x
「つばさ」で一度、ラジオの男と漫才をやるシーンがありましたが。多部ちゃんの吉本、見てみたいです。

麒麟の川島さんもいいですね。もちろんイッセーさんと二人芝居も。
Commented by gonbe5515 at 2013-05-17 23:07 x
>サントラもいいぞ!さん
ありましたねえ。
自分が書いた『つばさ』の記事を読み返してしまいました。
つばさに夢中になってました。
いいドラマでした、ほんとに。

Commented by なつ at 2013-05-31 16:34 x
通りすがり、多部ちゃんの役は確かに目立ってたけど目立つ演技や役をしたから主演を食ってたはその人のファン目線でしかないですよ。

脚本?のマギーさんが多部ちゃん贔屓なのか彼女の役の出演部分、目立ち具合を多くしてたから主役とどっちがメインなんだよという状況になっただけで、そりゃ主役より目立たせる脚本や目立つ量で出てたら配分の物理的にそうなりますよね。

でもそれでもやっぱり物語の中心は主役である山田君であり脇がガチャガチャしたストーリーをちゃんと主役が締めて終わらせていたのは間違いなく二宮君の演技力、存在感によるもの。
主演を食うとは演技力や存在感で勝ってたと言う意味に聞こえますからね多部ちゃんの役の場合は主演の役よりガチャガチャ目立って出てただけ。

実際、本当に多部ちゃんがヒロインとして主演を食うほど良い演技をしてたらあれほど中盤視聴率も下がらなかったと思いますし。
私も正直、二宮君の演技が好きで観たのに当時まだ無名の多部ちゃんが不自然に主役並みに扱われてて二宮君が観たいのにと残念に思った記憶があります(笑)
Commented by なつ at 2013-05-31 17:39 x
つづきです。
誤解のないようにですが、多部ちゃんの事は好きですよ、彼女が脚本や演出通り役を全うしてただけというのは分かっているので。
だから意外とジャニファンも好意的だし。

ただ私は多部ちゃんの事ではなく、プッシュしたいバーターを目立たせるための原作にはない脇役の脚色や不自然に目立たせる演出とかが元々あまり好きではないんですよ。

あと群像劇とか主役もガンガンいく役とかで食い合う演出なら分かりますがドラマの雰囲気的にそうじゃないのに不自然に主役より目立つ演技を敢えてする俳優もそんなに良いとは思わないんですよね。
そう言う人は演技は上手くてもそのお芝居には合ってない思ってしまいますね。

でも多部ちゃんは脚本や演出がガチャガチャしてない限り抑えた演技も出来るので、ジャニと共演してて目立ってても脚本や演出が責められるだけで多部ちゃん自身はあまり責められないんだと思いますね。
Commented by starforestspring at 2013-05-31 22:36
>なつさん
はじめまして。
通りすがりなどとはおっしゃらずに、これからもぜひおいでを願いたいものです。

>そりゃ主役より目立たせる脚本や目立つ量で出て
このドラマの主役は二宮くんで、多部未華子さんはあくまで脇役。おっしゃるように、脇役であるはずの多部未華子さんを目立たせる脚本だったと思います。
出演者は脚本と監督の指示に従って演技をするわけですから、多部未華子さんの目立ち方は本人どうこうより、おっしゃるとおり

>脚本や演出通り役を全うしてただけ

だと思います。

与えられた枠の中で期待されるものを表現する。
演技者に求められるものの一つにそれがあるのだとしたら、あのドラマの中で多部未華子さんはちゃんとそれに応えていたと思います。

穏やかな佇まい、静かな演技、あふれ出るやさしさ。
そういう山田太郎くんと対極に位置するような隆子がいたことで、お互いが引き立った、そんな気もします。

Commented by starforestspring at 2013-05-31 22:37
つづき

映画にせよドラマにせよ、やはり脚本と監督がどうなのかという部分が一番大切なのだと思います。
脚本がよくても監督が・・でも困るし、監督がよくても脚本が・・も同様です。
なにをもって“よい”とするのか“困る”のかというのが人によって違うと思うのですが、出来上がった作品を観た人が評価(好みに合うか合わないかということではなく)すればいいと思います。

ちょっと話がそれてしまいました。

Commented by NABE at 2013-06-01 00:49 x
3人が主役だと思ってました.w

Commented by starforestspring at 2013-06-02 07:30
あ、なるほど。。。

NABEさん、早いものです。
もうすぐ1年になります。
Commented by NABE at 2013-06-04 01:06 x
ですねぇ。
じじいにはあっという間です。
多部ちゃんは濃密な時間をいきてるなぁ…。
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