『ジウ』の不満

実をいいますと私、
『ジウ』は、今日やっと録画した第七回を観たところです。
『それでも生きてゆく』の最終回はまだ観ておりません。

いや、別にね、観たくないから観ていないっていうんじゃないんですよ。
観たいけど、観る時間がなくて、気がついたらいつのまにか・・・・ってパターンなんです。


どこかで一気に追いつかなければ・・。
追いつくとしたら、次の休日、水曜日か。
いや、待て。
その日までには『愛のむきだし』がDISCASから届くことになってるぞ、どっちが先だ?


なんといいましょうか、お気楽ですみません。


多部未華子さんは、『ジウ』を楽しんでおられるのでしょうかね?
どうも私には、そういう部分が見えてこないんですけど。
制服少女から大人の女にシフトしていく途中の“観る側がついていけてない”状態なのかもしれないんですけど、『ジウ』の多部未華子さんにどうしても光るものが見られないんですよ。

いや、ドラマの中の多部未華子さんの演技に不満があるわけじゃないんです。
うまいですよ。それはもういうまでもなく。
目の演技とか、間とか、もうそんなのはタベリストはちゃんと知っているんです。
でもなんか、不完全燃焼って気がしませんか?

っていうか(あ、もうこのネタはしつこいですか?)
美咲は犯人の心を揺さぶるほど説得交渉に長けていて、それが故に“カンヌ”ってあだ名されるほどの人っていう設定だったと記憶してますが、それはいったいどこで我々に示されたのでしょう?
原作ではそうなってます、そういう場面も提示してます・・ってことなのかもしれないのですが、ドラマの中でそれを見せることができないのなら、最初から思わせぶりなキャラクター説明はやめて欲しかったですね。


多部未華子さんは、素材。
生かすも殺すも演出次第。
彼女が光ってないのは彼女の責任ではなく、その程度にしか彼女の持っている味をひき出せない監督の責任。

基子さんは、新境地を開いたかもしれませんが、美咲さんは・・・・。

多部未華子さん出演作品として、保存するかどうか・・・迷っております。


       gonbe5515
by starforestspring | 2011-09-17 20:48 | 多部未華子さん | Comments(7)
Commented by かわたべ5678 at 2011-09-17 21:26 x
「カンヌ」のあだ名の由来! すっかり忘れてました(笑)。
本当に見事に、ただの一度も活かされてないですね!!
全体的にツッコミどころ満載のドラマですが、
そこはジウ役の配役の次に大きなツッコミどころかもw

多部ちゃんが本当に輝いているかどうか?については、
タベリストの皆さん、正直言ってモヤモヤされてるのでは?
お祭りを楽しむ為に、その点にはあえて目をつむって
おられるような、そんな空気を感じてますw

だから多分、gonbeさんの実感は、的を得てると思います。
あえて言えば、そんなドラマでもちゃんと観られるものに
してしまう多部ちゃんの凄さを、世間に知らしめてる
と思うことで自分を納得させてるような・・・?

ほかの皆さんの御意見もお聞きしたいところですね。
Commented by yamarine0125 at 2011-09-17 23:55 x
私は、多部ちゃんの出番が半分ぐらいなのと、ブツブツが気になって集中が欠けることぐらいしか気になることはないですね。

本格的な大人の女性の役に慣れない感じはありましたが、いい演技をしてますので、新たな発見はいろいろあります。

作品の好みはあると思いますが、美咲のような役もやってみたかったという多部ちゃんの気持ちはわかります。
まあ、重くて変わった雰囲気のドラマなんで積極的に何度も見直すという気にはなりにくいですけどねw
Commented by hyoutangaiden at 2011-09-18 05:28 x
>彼女が光ってないのは彼女の責任ではなく、その程度にしか彼女の持っている味をひき出せない監督の責任

 これはつばさの時にさんざん聞いた文句なので、ここでまた聞くとは意外ですw
Commented by starforestspring at 2011-09-18 16:44
かわたべさん、yamarineさん、hyoutangaidenさん、コメントありがとうございます。
わかっていただいてると思いますが、私は『ジウ』での多部未華子さんの演技、扱われ方に不満があるわけではないのです。
今回のドラマは、過去の作品(映画もドラマも)に比べてみると、多部さんの役(門倉美咲)の存在感がちょっと中途半端にすぎるような気がすると。
“カンヌ”というあだ名の由来は出ても、犯人との交渉のシーンはでてこない。(まさか初回の食事の差し入れがそうってことはないはず)
黒木さんとの絡みも食堂か歩いているときぐらいしかおもいうかばないし。
東主任にホの字なのはいいけど、それは本筋を引き立たせるためのそれなりに大切なエピソードなのか・・といえば、どうもそうじゃなさそうだし。

黒木さんとの“ダブル主演”っていうのが、脚本に変なプレッシャーをかけたのかなあとも思います。
そうそう、第8話を観てないのであれですけど、雨宮が死ぬ前に女の子に託したあのクロス、基子さんの手に渡ったんですか?
==つづく
Commented by starforestspring at 2011-09-18 16:53
==つづきです

9回で終わってしまえる原作ではなかったんでしょうね、きっと。
ダブル主演、原作が長編かつ壮大なストーリー・・・
だとしたら、20回以上の長丁場でやったら、視聴者もその世界に入り込めたんじゃないでしょうか?

これから多部さんは“大人の女”としての役を演じていかれることでしょう。
これまでには考えられなかった役、
学校の先生とか、ドクターとか、OLとか、もしかしたら主婦とか。
花森一子にまた会えるのはもちろんとして、次はどんな大人の女性として登場するのでしょうね。
Commented by 通りすがり at 2011-09-19 13:42 x
いつも楽しく読ませていただいています
ジウの多部ちゃんについては、単純に声が可愛すぎて取り調べに迫力がない、スーツが上手く着こなせてないから見映えがしない
というのが大きいかなと思ってます
利憲くんとのシーン、実家での両親とのやり取り、東主任とのほんわかラブコメは多部ちゃんの良さがでてると思います
Commented by gonbe5515 at 2011-09-19 17:45 x
>通りすがりさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうですよね、あの癒し系の声で取り調べをしても、なかなかすごみは出ませんよね。
私なら、もっと聞いていたくて、黙秘をつづけるかも。。
取り調べといえば、あのシーンも変だったですよね。
一般的には被疑者と取り調べ担当者と、そしてもう一人(もしくはそれ以上)必ずいるもんだと思うのです。
美咲さんの取り調べの時は被疑者と二人っきりだったので、なんとも妙な気分でおりました。
東主任が担当になったときは、美咲さんを入れて計三人になったので、そうそう、こうでなくっちゃ・・・と一人納得しておったのですが。。。

実家での両親とのシーンで、そうめんを食べるシーンがあったと記憶しています。
多部さんはああいうなにか食べながらの演技を自然にできるのがすごいですよね。『つばさ』の食卓シーンを見て以来、多部さんが食べるシーンが大好きな私です。

またコメント置いていって下さいね。

>楽しく読ませていただいています
つまらないときには、「つまらない」っていう指摘も是非。
m(_ _)m
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