城田じゅんじさんの復帰

コメント欄をご覧になってる方はすでにご存じのとおり、城田じゅんじさんがこの4月に公の場に姿を現しておられたそうだ。
お知らせくださった太郎陣さんには、心からお礼を申し上げたい。
ありがとうございました。


じゅんじさんの復帰。
彼を知っている人にとってこの言葉は、微妙な感情でしか口にできないのではないだろうか。
あってほしいような、あってほしくないような・・・。

「また元気な姿をみたいよね!」
「え?だって、あの人、人を○したんでしょ」

「じゅんじさんが楽しそうにチャップリンインニューシューズを弾いてるところをまた見たいよね!」
「・・・ご遺族の気持ちを考えたことあるの?」


過去の記事

城田じゅんじさんのこと

フォギーマウンテンブレイクダウン


に書いた時の気持ちと今の気持ちは変わってはいない。


傷害致死。
傷害を負わせた相手が結果的に亡くなった。

殺人。
命を奪う目的で行った行為が原因で相手が亡くなった。

殺意があるかないか。
傷害致死と殺人とではそこが違うそうです。
しかし、結果として被害者が亡くなってしまうのは同じ。

結果が同じでも、経過が違えば量刑も変わる。
というのは、素直に理解できますが、
経過が違っても結果が同じなら同じことだろう。
というのにも、うなずいてしまう自分がいます。


じゅんじさんの復帰を認めないのなら、判決に則って服役していたことはなんだったのか。
出所=免罪とはならないのなら、刑に服することに何の意味があるのか。
過去を許さないのなら、一度罪を犯した者は、二度と“ふつうの人”に戻れないではないか。


じゅんじさんのステージは楽しかった。
彼のバンジョーは見事だった。
「世界一周旅行」のアメリカ編、
フレーズを弾いたあとの省吾さんとの掛け合い。

「インディアン、なに磨く?」
「ハオ!」

は、腹を抱えて笑ったっけ。





じゅんじさん自身も塀の向こうで自分自身の行為と向き合った日々を過ごしたに違いない。
塀を越えたあと、冷たい視線が自分に注がれることを覚悟したに違いない。
同時に、昔と変わらず接してくれる人がいることも期待したに違いない。

「おかえり」  と。




おかえりなさい、じゅんじさん。
でもあなたに会いに行くことが出来ません。
あなたの顔を見て、どんな表情をしていいのかがまだわからないんです。


   gonbe
by starforestspring | 2010-12-07 18:40 | 音楽 | Comments(10)
Commented by 太郎陣 at 2011-04-29 01:55 x
こんばんは。御無沙汰いたしております。前回コメントさせて頂きましてから、世の中本当にいろんなことが起りましたね。その後のじゅんじさんのことを書かれた写真付きのブログを見つけました。http://momayucue.exblog.jp/12665435/
Commented by gonbe at 2011-04-29 09:44 x
太郎陣さん、情報ありがとうございます。
じゅんじさんは、どうやら東京を中心に活動を再開されることに決められたようですね。
私はたぶんこれからもずっと彼のステージを観ることは出来ないと思いますが・・・。
きらいになったわけじゃないんですよ。
どんな顔をしていいのかわからないから・・なのです。

じゅんじさんを受け入れて下さる方々がおられて、じゅんじさんもその中で音楽をつづけていくことができるなら・・・。

そうであるなら・・・
それはきっと“いいこと”なのだと思います。
Commented by あも at 2013-09-03 16:09 x
お久しぶりです。随分前に1度コメントを書きました。その時のネッキネームと今のは一致しないかもしれません。
私の実家は、源町19番地の近くなんですよ。多分、貴方と私は同級生でしょう。
城田純二さんと内藤稀花さんのCD,何枚か持っています。
良いですね。アイリッシュも。また、高石ともやさんとのジョイントコンサートも素敵です。「natasyaレヴュー・コンサート」もう3回くらい続いていますね。一度聴きに行きたいのですが、大阪は遠いです(涙)
またコメントを書きにきますね!
Commented by starforestspring at 2013-09-03 18:56
あもさん、こんばんは。
源町19番地近くがご実家なんて・・。
子供のころ、いっしょに遊んだことがあったかもしれない?

ともやさんのコンサート、あるのは知ってますが、土日開催である限り、行くことはかないません。
悔しいので、あまりサイトを見に行かないようにしています。

ナターシャーについて、ご存知のことがあれば、またコメントください。待ってます。

それにしても・・・源町19番地がリアルにわかる人が読んでてくれるのは嬉しいものです。
Commented by PP at 2013-09-14 09:16 x
はじめまして。
6月に城田さんと希花さんのライブを聴きました。アイリッシュミュージックもいいですね。
今日は円山公園に行こうと思っています。30年ぶりぐらいです。
Commented by gonbe5515 at 2013-09-14 18:40 x
>PP さん

はじめまして。コメントありがとうございます。
アイリッシュ、いいですよね。

今日の円山公園はいかがでしたか?
暑かったのではないでしょうか?
これからの季節、京都はますます見どころがおおくなります。
私もまた、出かけたくなりました。


Commented by PP at 2013-09-14 22:44 x
城田じゅんじ・高石ともや“二人”の「ナターシャーセブン」で、今日はブルーグラス編でした。バンジョー持参の方もたくさんおられました。音楽堂周辺からはセミの声が聞こえていて、夕方にはカラスの声^^
30年前に聴いていた歌でも歌詞は結構覚えているものです。一緒に口ずさみながら、あっという間の2時間半でした。

次回のナターシャーセブンは来年4月大阪だそうです。
Commented by starforestspring at 2013-09-15 19:57
ともやさんとじゅんじさんの二人会。
今でも多くのファンをひきつけてやまないのは、若いころに聞いた彼らの曲と一緒に人生を歩んできたからではないでしょうか>自分がそうだし。

Commented by 凸椪 at 2015-10-29 17:01 x
城田じゅんじは初期のナターシャのライブで何回か観た。それと「107ソングブックシリーズ」の何枚かも所持しているから、全く知らない人物ではないけれど、彼の個人的な事柄には無関心だったので、事件を知った時には、正直、驚いた(ナターシャも高石も暫らく聴いてなかったので、バンド(?)が解散したことも初めて知った)。
日本国内では良くも悪くも“前歴”が付いて回るのは仕方ないだろうが、アメリカのアーティストでは、レフティ・フリゼルなどは痴話喧嘩で相手を殴り殺しているし、他にも様々な理由で刑務所に服役した経験を持つ歌手や演奏家も珍しくない。日米の土壌の違いと言えばそれまでだけれど、ただでさえ事件の当事者本人は自戒の気持ちに苛まれ続けるわけだから、他人が安っぽい正義感を振りかざしてアレコレ言う必要はないんじゃないかな…??被害者の立場となったら論外だと言われそうだけれど…。
Commented by starforestspring at 2015-10-29 18:53
凸椪さん、はじめまして。

>他人が安っぽい正義感を振りかざしてアレコレ言う必要はないんじゃないかな…??

必要ないと思います。
まして“安っぽい正義感をふりかざ”されると、腹が立ちます。





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